扱いやすくパワフルなパフォーマンス
新しい時代のエンジン
GSX-8T/8TTには低回転域のなめらかさと高回転でのスムーズさを両立したパラレルツインエンジンを採用しています。
ネオレトロなストリートモデルにふさわしいエンジンとして、街乗りからツーリングまで十分なトルクとパワーを感じつつ、扱いやすいエンジンを目指しました。
また、ストリートモデルとして様々なシーンでライディングを楽しむことができるよう、軽快なハンドリングを実現することも重要でした。エンジン自体をコンパクトにすることで車体全体のバランスやライディングポジションに影響を与え、理想的な車体バランスを実現しました。
採用した775cm³DOHC4バルブのパラレルツインエンジンはロングストローク設計になっており、低回転域からなめらかでコントロール性の高い出力特性と、高回転までスムーズに吹けるバランスの特性を持ちます。このエンジンの採用により、ライダーの技量に関わらずライディングを楽しめる扱いやすさと、スポーツバイク同等のパワフルさを兼ね備えたバランスの取れたモデルに仕上がりました。
スズキクロスバランサー
270°位相クランクにより発生する、1次振動と、偶力振動を抑制するため、2つのバランサーをクランクシャフトに対して90°に配置する2軸1次バランサーを搭載。
この機構は振動を抑えることでスムーズな走行に貢献するとともに、クランクを挟んで反対側に配置する180°バランサシステムと比較して前後方向のコンパクト化と軽量化を実現します。
バランサーNo.1が第1シリンダーのピストンから発生する一次振動、バランサーNo.2が第2シリンダーの1次振動を抑制します。270°のクランクを採用することで、2次振動をキャンセルし、よりスムーズなエンジンの動作に貢献。
さらに2つのバランサーをそれぞれのクランクシャフトに対して90°に置き、それぞれをクランクシャフトから等距離で配置することで、1次偶力振動も抑制されます。
エキゾーストシステム
2-into-1のエキゾーストシステムは、パラレルツインエンジンにふさわしい心地よい排気音を演出。
さらに、エキゾーストパイプ内に2段階触媒コンバーターを備え、平成32年(令和2年)国内排出ガス規制に対応。
質感のよいステンレス製のマフラーカバーを採用。金属の質感を際立たせ力強くメカニカルな印象を与えることで、バイク全体のスタイリングを高め、ネオレトロな雰囲気を表現。
スズキクラッチアシストシステム(SCAS)
スズキクラッチアシストシステム(SCAS)の採用により、ライダーのクラッチ操作をアシスト、軽量化にも貢献。
スリーブハブとプレッシャディスクに設けたアシストカムとスリッパーカム構造により、加速時にはアシストクラッチとして機能し、エンジントルクを効率よく伝達しながらレバーの操作力を低減。減速時のシフトダウンでは、後輪からのバックトルクによるエンジンブレーキと後輪のホッピングを低減するスリッパー機能を持っています。
スズキインテリジェントライドシステム
最新のスズキインテリジェントライドシステム(S.I.R.S.)※を搭載。路面の変化やライダーの好みに合わせ最適な設定を提供し、ライダーの要求に合わせたパフォーマンスを実現。
長距離ツーリングから街中まで、さまざまな走行条件において、ライディングに集中できるようS.I.R.S.がアシストすることで、ライダーの疲れを軽減し、走る楽しさをさらに感じることができます。
- スズキインテリジェントライドシステム(S.I.R.S.)とは、スズキの電子制御システムの総称です。
- 画像はGSX-8Tになります。
スズキドライブモードセレクター(SDMS)
SDMSは、3つの走行モードから任意のモードを選択し、エンジン制御マップの切替えが可能。最高出力は変わらず、出力フィーリングの違いを体感できるように設定。各モードは、ストリートバイクとしての性能を最大限に発揮できるようセッティング。
天候や、路面状況における様々な走行状態において、ライダーの好みに応じたモードを選択することで、トラクションコントロールシステムと合わせてライディングをサポートします。
| Aモード | アクティブ | 最もシャープなスロットルレスポンスであり、すべてのスロットル開度において最大のエンジン出力が得られる特性。スポーティーな走りを味わうことができる。 |
|---|---|---|
| Bモード |
ベーシック |
Aモードより中間のスロットル開度においてスロットルレスポンスがややマイルドな特性。市街地走行やツーリングなどに適用するようセッティングされており、コントロール性が高いモードになっている。最高出力値は変わらない。 |
| Cモード |
コンフォート |
Bモードより高いスロットル開度までスロットルレスポンスがマイルドな特性。最高出力値は変わらないが、非常に滑らかな加速が得られる。ライダーのスロットル操作による負担を軽減。また、パッセンジャーに急なスロットル操作等で与えてしまうギクシャク感をできる限り抑える、スムーズな出力特性。 |
スズキトラクションコントロールシステム(STCS)
前後輪の速度センサー、スロットルポジションセンサー、クランクポジションセンサー、ギヤポジションセンサーの情報により、リヤタイヤのホイールスピンを検出した際、速やかにエンジン出力を低減。路面の状況やライダーの経験値などに合わせて、3モード(+OFF)からシステムの介入レベルが選択可能。モード1が最もシステムの介入が少なく、モードの数字が大きいほどシステムの介入が大きくなる。エンジン出力を効率よく路面に伝え、より快適なライディングを楽しむことができます。
注:トラクションコントロールシステムは、走行を補助するシステムであり、スリップ(スピン)の発生や転倒を完全に防止するものではありません。機能には限界がありますので、システムに頼らず安全運転を心がけてください。
双方向クイックシフトシステム
ライダーがクラッチやスロットル操作をせずにシフトアップ / ダウンが可能なシステム。OFFにすることもできる。各ギヤ、各回転域で最適なセッティングとすることで、快適なシフトフィーリングを実現。
ギヤシフトを繰り返す状況でのクラッチレバーの操作をなくすことができるため、ライダーの疲労を軽減。
ローRPMアシスト
発進時や低回転走行時に、エンジン回転数、ギヤポジション、スロットル開度、クラッチスイッチの情報を用いて制御する。発進時のエンジン回転の落ち込みが緩和され、スムーズな発進を実現。また渋滞時の低速走行や、Uターンの際もエンジン回転の落ち込みを感じにくくユーザーをサポート。
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