The Perfect Marriage of Power and Poise

「Hayabusa」は、パワーとシャシー、ライダーとバイクが、息を合わせたとき生まれる究極のパフォーマンスを体感できる。
溢れでるパワーとトルクを、様々なスピード、様々なギヤで引き出しながら、熟成した車体と足回りによる軽快かつ安定したハンドリングで自在にコントロールしていく。
纏うのは、挑戦的で大胆なスタイリング、その外観はクラフトマンシップを感じる上品なディテールで強調されている。
「Hayabusa」のパフォーマンスは、獲物を追う「隼」を想像させる。

強く、しなやかなシャシー

「Hayabusa」のシャシーは、高いコントロール性を備え、ライダーの信頼に応えながら走る楽しさを倍増させてくれる。また、エンジンの強烈なパワーをしっかり受け止め、路面へ確実に伝えていく。ストレート及びコーナーにおいても電子制御システムが効果的に動作し、安定した走行とブレーキングをサポート。「Hayabusa」のアルミツインスパーフレームとスイングアームは、適正な強度と柔軟性を両立させる特性を誇る。高い信頼性で定評のある「Hayabusa」のフレームは、展伸材と鋳造アルミ部材をフレーム構造材として採用し、強烈なパフォーマンスを支え、トータルバランスの向上に貢献している。

最適化されたサスペンション

KYB製倒立フロントフォークを採用。カートリッジ式で120mmのホイールトラベルを備える。外径43mmのインナーチューブにはフリクション低減のためにダイヤモンドライクカーボン(DLC)コーティングを施し、あらゆる速度域での路面への追従性を確保した。
スプリングプリロード、圧側・伸側ダンピングの調整が可能なフルアジャスタブルとなっている。内部構造の改良で路面の衝撃吸収力が向上、スムーズで安定感のある走りと良好なグリップ感を実現している。また、フルアジャスタブルKYB 製リンクタイプリヤサスペンションについても内部構造を改良し、快適性を強化。さらに、フロント・リヤサスペンションは、全速度でニュートラルかつ安定感のある走りを実現するため、セッティングを最適化している。

究極のスポーツライディングを楽しむために

優れた動力性能をどなたにでも楽しんでいただけるよう、扱いやすく造り込む。初代から続く熱い思いを胸に、1,339cm3水冷直列4気筒エンジンを徹底的に見直し改良を加えた。トータルバランスを向上させ、エンジン効率と耐久性を高めながら、平成32年(令和2年)国内排出ガス規制に対応。

進化した出力特性、耐久性、コントロール性

見た目の印象を覆す扱いやすさも「Hayabusa」の魅力の一つである。その魅力をさらに伸ばすため、高回転の出力を低中回転に振り分けて実用域の出力を増加させることで、リニアでコントロール性のある出力特性を造りこんだ。従来の2渦流式燃焼室(TSCC)に対し、充填効率の改善を図った燃焼室に変更。ファンネル筒内に設けられたプレートへ側面から噴霧を衝突させ、空気とガソリンの混合を促進させるスズキサイドフィードインジェクター(S-SFI)と、43mm電子制御スロットルボディを吸気系に採用。バルブのオーバラップを減らし、エキゾーストパイプの#2#3に加え、#1#4も連結管で接続したことで低中速域のパフォーマンスとコントロール性を向上させた。
「Hayabusa」のエンジンが持つ高い耐久性をさらに伸ばすため、ピストンやコネクティングロッドは軽量化した上で強度剛性の最適化を行い、クランクは油路変更によりエンジン内オイル分配を見直して各部の潤滑性を向上させた。また、トランスミッションやカムチェーンテンショナなど多数の部品形状変更も実施した。その変更はエンジンケースボルトの締付方法変更やネジ穴の加工方法変更にまで及んだ。

Maximizing grip, agility and stopping power

Brembo Stylema®フロントブレーキキャリパー

Brembo Stylema®フロントブレーキキャリパーフロントブレーキディスク

フロントブレーキキャリパーにはBrembo Stylema®を採用。
より軽く、コンパクトで、精巧なデザインが特徴。ブレーキパッドまわりの気流を増加させ冷却性を改善、良好なレスポンスを実現している。
外径320mmのフロントディスクは、冷却効率をさらに最適化するために新しいホールパターンを採用している。

タイヤとホイール

フロントタイヤ リヤタイヤ

「Hayabusa」専用に開発されたブリヂストン製BATTLAX HYPERSPORT S22を採用。
新しいコンパウンドと内部構造で、ドライ路面におけるグリップ、ウェット路面でのパフォーマンスを向上させ、オールラウンドで俊敏な特性を実現。直進安定性とコーナリングのグリップ性能のこれまでにない味わいは、高い信頼性とエキサイティングな走りを提供する。
また、7本スポークホイールは、デザイン性向上、及び接地感の向上にも貢献している。

ETC車載器を標準搭載

標準搭載したETC2.0車載器は、フルカラー液晶ディスプレイ内のインジケーターで動作状態の確認が可能。ETC2.0車載器本体は外観を損なわないピリオンシート下に設置。

  • ETC2.0 車載器をご利用になるには、別途決済用の「ETCカード」と登録時の「セットアップ費用」が必要になります。
  • クレジット会社によっては、ETCカード年会費が必要になる場合があります。
  • ETC2.0サービスのセットアップが必要です。
  • ETC2.0車載器でのご利用料金の決済を行う際、ICクレジットカードが必要になる場合があります。ETCカードには、ETC 専用とクレジット一体型のものがありますのでご注意ください。
  • ETCレーンは、いつでも安全に停車できる速度(20km/h以下)で、十分な車間距離をとって通行してください。

個性あふれるライティング

ヘッドライトは縦型2灯でハイビームは下部のプロジェクタータイプ、ロービームは上部の4つのLEDを採用。明るくクリアな照射で、夜間の視認性に貢献。細部にまでデザインを施し、ヘッドライト全体を印象的な光で満たす。また、ハイビーム上のカウルには「隼」のロゴを配置。

洗練されたインストルメントパネル

一目で「Hayabusa」と分かる優れた機能とレイアウトの5連メーターを装備。
大型のアナログタコメーターとスピードメーターは、洗練されたデザインを採用。可読性を上げるため、数字のサイズや太さを大きくした立体的なメーターの目盛りは、白色LEDバックライトで昼夜とも、鮮明で高い視認性を確保。メーター横にレイアウトしたアナログフューエルメーターと水温計。フルカラー液晶ディスプレイに表示されるSDMS-αやアクティブデータを結ぶリング状のアクセントカラーとして、ゴールドを採用。SDMS-α画面では、上にSDMS-α、中央にギヤポジション、左下、右下には運転アシストシステムのモードを選択して表示することが出来る。またメイン画面をアクティブデータへ切り替えることにより、作動中のSDMS-αのモード、バンク角(ピークホールド機能付き)、前後ブレーキ圧、前後加速度、スロットル開度を表示。
インフォメーションウィンドウには、オドメーター、トリップメーター1/2、平均燃費計1/2、累積時間1/2、電圧計、瞬間燃費計、航続可能距離計を選択して表示することが出来る。
また、イグニッションをオンにすると、フルカラー液晶にこれから体験するライディングへの期待を高める様々なアニメーションが現れる。イグニッションをオフすると、スズキロゴのアニメーションが流れ画面が消灯。

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