スズキブーストークショーにファン殺到!
鈴鹿8時間耐久ロードレースの公式スケジュール2日目。きょう土曜日には8耐出場全チームのフリー走行と、計時予選の上位10チームによるトップ10トライアルが開催される。
さらに8耐の土曜日と言えば、たくさんのステージイベントが開催されることで知られており、グランプリスクウェア・スズキブースでも、スズキGSX-Rユーザーチームであるヨシムラスズキ、チームカガヤマ、スズキエンデュランスレーシングチーム(S.E.R.T.)、モトマップサプライがステージイベントに登場。集まったファンに、大きな声援を送られていた。
最初に登場したのはモトマップサプライ。今野由寛/寺本幸司/中本群が登場し、金曜日の計時予選では、残念ながらトップ10入りを逃してしまったが、マシンセットアップの順調さを強調。
「通常の全日本仕様とは違う8耐マシンを作って来て、タイムアタックよりも、決勝レースでいかにいいペースで走れるか、という点に絞ってセットアップを進めています。予選では10番手以内に入れませんでしたが、決勝ではコンスタントに走って、いつのまにか上位にいる、というレースをしたいです」(今野)
続いての登場は、S.E.R.T.のヴァンサン・フィリップ/アンソニー・デルハール/ジュリアン・ダコスタが登場。さらにサプライズゲストとして、S.E.R.T.のOBである北川圭一さんも登壇し、世界耐久選手権チームならではのレースぶりを紹介してくれた。
「平気で24時間耐久を戦うチームなので、8時間をハイペースで走れるマシンさえ決まれば、表彰台にも近いと思う。特に今年、見ていたら3人ともすごく近いラップタイムで走っているので、こういうのが耐久ではいいんですよ」(北川)
そして今大会、最大の話題をさらっているチームカガヤマも登場。加賀山就臣/芳賀紀行/ケビン・シュワンツというものすごい顔ぶれがそろったチームも、事前テストからスタートし、ついにここまでたどりついた。 「8耐に20年以上ぶりに参加できて、本当に嬉しい。日本のみなさんも本当に暖かくて、たくさん声援をくれて、本当にうれしいね。レースでは、ユキオとノリユキというグレートなライダーのサポートをしっかりやって、表彰台の頂点に立ちたいと思っている。一日ずつ速くなっているから、決勝でもたくさん応援してください!」(シュワンツ)
そして最後には、金曜の計時予選で暫定2番手につけたヨシムラスズキ。津田拓也/青木宣篤/ジョシュ・ブルックスのトリオは、本気の優勝宣言をブチ上げてくれた。
「ノブさんと8耐用のマシンを作って来て、スピードとコンスタントに走る力があるマシンに仕上がってきています。今年は本当にレベルが高いし、トップグループに居続けるのが最低条件で、ハイペースをずっとキープするレースをして、全力でレースをすれば、きっと結果はついてくると思います。ヨシムラという名門チームに相応しいレースをしたいです」(津田)
決勝レースは明日、日曜日午前11時半にスタートする。