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2006年3月


 第34回全日本実業団ハーフマラソン 2006年3月12日(日)
 山口県山口市・維新百年記念公園陸上競技場スタート・ゴール 
■results
▼順位
▼選手(所属)
▼記録
▼今までの
自己記録
男子ハーフ
1位
下里和義(日産自動車)
1時間02分00秒  
 
2位
家谷和男(山陽特殊製鋼)
1時間02分00秒  
3位
J・カーニー(トヨタ自動車)
1時間02分00秒  
4位
太田崇(コニカミノルタ)
1時間02分00秒  
5位
田中雄規(コマツ電子金属)
1時間02分01秒  
6位 西村哲生(YKK) 1時間02分02秒  
7位 尾方剛 中国電力 1時間02分04秒  
8位
梅木蔵雄(中国電力)
1時間02分09秒
 
9位
平田英規(自衛隊体育学校)
1時間02分12秒  
10位
川上智幸(日立電線)
1時間02分16秒  
19位
北川昌史(スズキ)
1時間02分35秒 自己新 1時間03分21秒
29位
河村修一(スズキ)
1時間03分16秒 自己新 1時間04分02秒
64位
生井怜(スズキ)
1時間04分31秒 1時間03分26秒
女子ハーフ
1位
野口みずき(シスメックス)
1時間08分49秒  
 
2位
中村友梨香(天満屋)
1時間10分03秒  
3位
吉田真由美(スズキ)
1時間10分07秒 自己新 1時間17分55秒
4位
石井智子(京セラ)
1時間10分10秒  
5位
長尾育子(積水化学)
1時間10分20秒  
6位 斎藤由貴(第一生命) 1時間10分28秒  
7位 小川美智子(京セラ) 1時間10分35秒  
8位
山岸万里恵(天満屋)
1時間10分38秒
 
9位
安藤美由紀(第一生命)
1時間11分14秒  
10位
村田史(セガサミー)
1時間11分19秒  
18位
松岡範子(スズキ)
1時間12分21秒 1時間11分46秒
23位
高橋紀衣(スズキ)
1時間12分48秒 自己新 1時間13分21秒
42位
松澤玲子(スズキ)
1時間19分05秒 1時間17分08秒
■review
 ハーフマラソン(21.0975km)の実業団日本一を決める大会だが、同時期のマラソン、クロスカントリーなどに選手が分散するため、メンバー的には完全な選手権ではない。しかし、大物選手がトレーニングの進行状況や自身の状態をチェックするために出場することもある。そういったトップ選手たちと一緒に走ることで自信をつける若手が多い大会でもある。スズキに入社2年目の吉田真由美が、そのパターンにはまったかもしれない。女子はアテネ五輪マラソン金メダリストの野口みずき選手(シスメックス)が独走優勝したが、吉田が自己記録を大幅に更新して3位に入ったのだ。
 女子のレースは野口選手が1km過ぎで集団から抜け出して独走態勢に入った。続く集団は5kmでは18人と大人数だったが、10kmでは7人に絞られていた。その中の1人が吉田で、周囲は1万m31分台の格上選手たちばかり。集団は15kmでも6人と、なかなか減らない。
 15km過ぎでペースが上がり、17km付近では吉田と中村友梨香選手(天満屋)と2人の争いに絞られた。残り2.5km付近では自ら仕掛ける積極性も見せたが、ラスト1km付近で中村選手にスパートされると徐々に引き離されてしまった。
 しかし、吉田も踏ん張って中村選手とは4秒差でフィニッシュ。全日本大会3位の金星ともいえる成績。冒頭で完全な選手権ではないと書いたが、多少割り引いて考えても大健闘といえる走りだった。記録も1時間10分07秒と、八木洋子の持つスズキ日本選手最高に1秒と迫る好タイムだった。
 女子より5分先にスタートした男子は、北川昌史が先頭集団でレースを進めた。10km通過は29分40秒で、北川にとっては快ペース。14kmで仕掛けられたときには僅かに遅れたが、16kmでは先頭集団に戻る粘りを見せた。しかし、その直後にスパートされると対応できず、フィニッシュでは35秒差の19位に。目標の1時間2分台は逃したとはいえ、日本のトップ選手たちと同じ集団でレースを進めることができ、成長の手応えが感じられた。  女子では松岡範子がチーム内2番目の18位、高橋紀衣が23位と続き、スズキは上位3人の合計順位で争われる団体戦でも、天満屋に次いで2位に食い込んだ。女子の高橋と、男子では河村修一も自己ベストを更新。収穫の多い大会となった。
■athletes' voice
女子3位・吉田真由美
「2位になりたかったですけど、本当に嬉しいです。記録にもビックリしています。途中では時計は気にせず、走りに集中していました。中盤までは余裕もあったのですが、ラスト5kmの上り坂でペースが上がってきつくなりました。3位は自分でもすごいと思いますが、実感がわきません。浜名湖一周駅伝の頃から職場の方も私の成績を気にしてくれるようになり、今日も監督・コーチや家族だけでなく、職場の人たちのことも思い出しながら走っていました」
男子19位・北川昌史
「最初から先頭集団に付いていくつもりでした。ついていくことができれば、目標の1時間2分台も出せると思っていましたから。実際には最初が向かい風で、ペース自体がゆっくりでした。でも、最後にペースが上がったときは切り換えができず、トップ選手との力の差を感じました」
女子23位・高橋紀衣
「力は出し切りましたが、(2~3月に)アメリカ合宿に行かせてもらった成果は、全部出せていません。1時間12分台は目標としていた最低限のライン。納得の行く結果ではありません」
男子29位・河村修一
「自己記録は大学4年の時ですから、4年ぶりの自己新です。練習も積めていない状態で、出場を決めたのも1週間前だったことを考えると、まあまあの結果です」
 
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 2006年名古屋国際女子マラソン 2006年3月12日(日)
 愛知県名古屋市・瑞穂陸上競技場スタート・ゴール 
■results
▼順位
▼選手(所属)
▼記録
▼今までの
自己記録
女子マラソン
1位
弘山晴美(資生堂)
2時間23分26秒  
 
2位
渋井陽子(三井住友海上)
2時間23分58秒  
3位
堀江知佳(アルゼAC)
2時間28分01秒  
4位
A・テクツァ・ゲラシム
(ルーマニア)
2時間29分30秒  
5位
町田祐子(日本ケミコン)
2時間29分48秒  
6位 橋本康子(セガサミー) 2時間29分53秒  
7位 林 明佑美(十八銀行) 2時間29分59秒  
8位
大南博美(トヨタ車体)
2時間30分23秒
 
9位
M・セボカ(エチオピア)
2時間30分41秒  
10位
挽地美香(天満屋)
2時間31分03秒  
18位
高木笑(スズキ)
2時間37分19秒 2時間35分28秒
■review
 11月の東京、1月の大阪に続く女子の国内3大マラソンの最終戦。今年12月にドーハで行われるアジア大会の選考会も兼ねて行われた。初マラソンだが期待が大きかった八木洋子こそ直前の故障で欠場したが、スズキからは昨年の今大会に続き、高木笑が2回目のマラソンに挑んだ。
 資生堂の尾崎朱美選手と並走した高木の5kmは17分10秒と、やや速めの通過。5km過ぎから5人の集団となり、そのまま30kmまで推移した。しかし、中間点通過が1時間15分45秒と予定よりも遅く、18分台を維持していた5km毎のタイムも後半は19分台に。  30kmを過ぎて集団が解体され、その5人の中では3番目を高木1は人で走ることに。しかし、ペースが速いわけではないが、19分台を維持する粘りの走り。フィニッシュ地点の瑞穂陸上競技場に入ってからデンソー・田辺かおり選手を抜き、16位でフィニッシュした。昨年は故障がちのシーズンで練習が途切れがちで、12月からやっと継続的な練習ができるようになった。そういった事情もあり、タイム的には2時間37分9秒と、昨年の2時間35分28秒には届かなかった。
■athletes' voice
17位・高木笑
「5kmは設定通りの通過でしたが、その後は時計を見ませんでした。中間点で1~2分遅くて、これはまずいと思いましたね。後半の方がタイムが落ちますから、中間点を1時間13~14分で通過して、2時間30分くらいでフィニッシュするのが目標でした。去年の名古屋の後ずっと故障が続いていて、継続した練習ができたのは12月から。レースが近づくにつれて調子が上がり、自己記録も行くのでは、と思ったのですが…」
 
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 第61回びわ湖マラソン 2006年3月5日(日)
 滋賀県大津市・皇子山陸上競技場スタート/ゴール 
■results
▼順位
▼選手(所属)
▼記録
▼今までの
自己記録
男子マラソン
1位
J・リオス(スペイン)
2時間9分15秒  
 
2位
松宮隆行コニカミノルタ
2時間10分20秒  
3位
大崎悟史NTT西日本
2時間10分49秒  
4位
L・シュベツォフロシア
2時間10分59秒  
5位
P・オルメドメキシコ
2時間11分59秒  
6位 小島宗幸 旭化成 2時間12分28秒  
7位 清水将也 旭化成 2時間12分31秒  
8位
福岡耕一郎三菱重工長崎
2時間14分00秒
 
9位
松浦仁一(ホンダ)
2時間14分47秒  
10位
河野隼人早大
2時間15分11秒  
18位
上口広之(スズキ)
2時間17分37秒 2時間23分40秒
■review
 福岡国際(12月)、東京国際(2月)と並ぶ国内の男子3大マラソン。日本のトップクラスが大挙出場し、今年12月のドーハ・アジア大会の選考会も兼ねて行われた。駅伝との兼ね合いもあり福岡、東京にスズキからの出場はなかったが、今回はキャプテンの上口広之が満を持して出場した。上口にとって4年ぶりのマラソン挑戦。過去に2回しかマラソンを走っていないこともあり、2時間20分台のベスト記録しか持っていなかったが、練習にはそれなりの手応えを感じての出場だった。
 前半は2時間7分台を狙えるハイペースでレースは進んだが、上口は果敢に先頭集団につけた。5kmは15分11秒、10kmは30分07秒、15kmは45分10秒と、ハーフマラソンの自己ベストと変わらないペース。
 しかし、16kmの給水で集団から少し離れたときに、リズムを崩してしまった。ハイペースで来ただけに、一度リズムが崩れると、なかなか元には戻せない。それでも、20kmは1時間00分30秒、中間点は1時間03分59秒と、1km3分ちょっとのペース(5km毎を15分台中盤)を保っていた。
 だが、この日は風向きが一定せず、選手たちは終始、向かい風を感じていた。集団の後方につける分にはそれほどでもないが、1人になると風をもろに受けてしまう。20kmまでの5kmは15分20秒だったが、25kmまでは16分14秒と落ち、30kmまでは17分01秒に。
 そのペースで粘りきれればば2時間15分を切り、スズキ記録(2時間14分55秒=里内正幸・04年北海道マラソン)の更新も可能だったが、前半の超ハイペースの反動もあり、向かい風の強くなった30km以降はさらにペースダウン。35kmまでの5kmは17分26秒、40kmまでは18分33秒もかかって、フィニッシュでは2時間17分37秒と目標を下回ってしまった。
 優勝したリオス選手も2時間09分15秒、日本人トップで2位の松宮隆行選手も2時間10分20秒と記録的には今ひとつ。力のある選手でも自己記録からマイナス2分、中堅選手はマイナス3~4分という厳しいレースだった。
■athletes' voice
上口広之
「今回は、限界の直前くらいになるまでは、先頭集団について行こうと決めていました。16kmでリズムを崩してから、30kmくらいまではずっと1人。1人になってからも最初はリズムをキープできていましたが、だんだん脚が動かなくなり、30kmからは呼吸はまだ余裕があったのですが、脚がついてきませんでした。自己評価は70点です。最後の10kmを走りきれなかったことがマイナス30点。中間点までは気持ちよく行けたことが収穫です」
 
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