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2004年12月


 熊本甲佐10マイルロードレース 2004年12月12日(日)
 熊本県甲佐町
■results
▼順位
▼選手(所属)
▼記録
10マイル
1位
マーティン・マサシ(スズキ)
44分41秒  世界最高記録()、
      大会新、スズキ新
 
2位
ジュリアス・マイナ(トヨタ紡織)
45分54秒
3位
ギルマ・アセファ(富士重工業)
46分03秒
4位
テスファイ・ギルマ(ホンダ)
46分08秒
5位
ジェームス・ドゥング(八千代工業)
46分10秒
6位
ジェームス・ムワンギ(NTN)
46分15秒
7位
アブドーラ・バイ(安川電機)
46分21秒
8位
デビッド・カリウキ(九電工)
46分21秒
※10マイル 従来の世界最高記録は、44秒45(1997年 P・コエチ選手)


 第24回全日本実業団女子駅伝 2004年12月12日(日)
 岐阜県・長良川競技場/天候:曇り
■results
▼順位
▼チーム
▼記録
6区間 42.195km
1位
三井住友海上
2時間13分17秒 大会新
全チーム
総合成績表
■1~15位(320KB)
■16~26位(152KB)
■順位変動表(152KB)
2位
京セラ
2時間13分30秒 大会新
3位
資生堂
2時間14分12秒
4位
ワコール
2時間15分20秒
5位
スズキ
2時間15分30秒 スズキ新
6位
天満屋
2時間16分02秒
7位
UFJ銀行
2時間16分04秒
8位
パナソニックモバイル
2時間16分33秒
■スズキ各区間成績
▼距離
▼選手
▼通過順位/区間順位 (区間タイム)
1区
6.6km
松岡範子
3位/3位 (20分33秒)
2区
3.3km
松岡裕子
3位/5位(10分23秒)
3区
10.0km
L・ワゴイ
3位/7位 (31分54秒)
4区
4.1km
吉田真由美
3位/6位 (13分10秒)
5区
11.6km
八木洋子
4位/7位 (37分38秒)
6区
6.595km
小川純子
5位/13位 (21分27秒)
■区間優勝者
▼距離
▼選手
▼区間タイム
1区
6.6km
佐藤由美 (資生堂)
20分25秒
2区
3.3km
石山しおり (三井住友海上)
10分04秒
3区
10.0km
ルース・ワンジル (日立)
31分32秒
4区
4.1km
岩元千明 (三井住友海上)
12分41秒
5区
11.6km
原裕美子 (京セラ)
37分02秒
6区
6.595km
大山美樹 (三井住友海上)
小川清美(京セラ)
20分26秒
■review
【チーム最高記録で5位入賞!】
 スズキがエースの不調をカバーする全員駅伝で5位と、3年ぶりに入賞に返り咲いた。
 岐阜市の長良川陸上競技場を発着点とし、大垣市を周回するように折り返す42.195kmのコースに26チームが参加して行われた全日本実業団対抗女子駅伝。アテネ五輪出場選手も7人参加するなど、日本のトップレベルが勢揃いする大会である。駅伝に日本選手権はなく、本大会が名実とも“駅伝日本一”を決めるレース。スズキチームにとっては年間で最大目標とする大会だ。
 その大一番で、キャプテンの松岡範子が1区で快走を見せた。トップ集団の人数がどんどん絞られていくなか、3人になるまで持ちこたえた。残り1km前後で資生堂と積水化学に振り切られたが8秒差の区間3位。優勝候補の双璧、三井住友海上と京セラが自信を持って送り込んだスピードランナーたちに先着して駅伝ファンを驚かせた。
 2区は妹の松岡裕子で、区間賞を取った三井住友海上の選手にすぐに抜かれ4位に落ちたが、自分のペースを失わなかったのがよかった。2.5km前後で積水化学を抜き去り、再び3位に。2位になった2000年大会以来、4年ぶりにスズキが全国トップ3のポジションでレースを進めていた。
 3区のエース、ルーシー・ワゴイはタスキを受けて間もなく五輪1万m代表の資生堂・弘山晴美選手に追いつき前に出た。2位争いの先頭に立ったわけである。しばらくするとワゴイと同じケニアの五輪代表、J・ワンジク選手(パナソニックモバイル)が追いついてきた。ワゴイはワンジク選手と並走するが、約100 m前を行く三井住友海上の渋井陽子選手(1万mとマラソンの日本記録保持者)との差は、なかなか縮まらない。ワゴイは本調子でなく、いつものリズムで走ることができなかったのだ。ラストスパートでワンジク選手に4秒先着され、弘山選手を1秒抑えて3位をキープするのが精一杯だった。
 4区は新人の吉田真由美で、資生堂・嶋原清子選手にすぐに前に出られたが、東京国際女子マラソン2位と格上の選手にくらいつき、1km付近で一緒にパナソニックモバイルを抜き去り2位争いを展開。しかし、さすがに嶋原選手は後半強く、中間点を過ぎたあたりで振り切られてしまった。16秒と約100 mの差を付けられたが、優勝候補の京セラの追い上げをかわし、2秒差で3位はキープした。
 後半のエース区間である5区は2年目の八木洋子。区間賞を獲得した京セラ・原裕美子選手にはすぐに抜かれてしまったが、その後は4位のポジションをキープ。アテネ五輪代表の福士加代子(ワコール)選手に前半は差を縮められたが、後半は逆に差を広げる粘り強い走り。前回は区間17位で4つ順位を落としたが、今回は区間7位。日本のトップ選手が多く出場するなかでのこの区間順位は価値が高い。
 アンカーの6区・小川純子も、5km付近でワコールに抜かれてしまったが、抜かれたのはその1チームだけ。5位を確保してフィニッシュテープを切った。2時間15分30秒は3位となった99年の2時間16分21秒を大きく上回るスズキ最高記録。松岡範子の区間3位を筆頭に、6区間中5区間で区間ヒト桁順位を残した。外国人選手が集中した3区を区間7位でしのいだワゴイの力が躍進の原動力だが、日本人選手の底上げも進んでいることを示したレースだった。
■athletes' voice
1区・松岡範子
「欲を言えばキリがありませんが、みんなが精一杯走って目標だった6位入賞が達成でき、自分の走りも含め満足しています。区間ヒト桁で走れればいいと思っていたので、区間3位は上出来ですね。これまで、いつもルーシーに頼りっぱなしでしたが、今回は日本選手がみんな、それぞれベストを尽くせばそこそこ行けると感じていました。これをきっかけにまた、チーム作りがいい方向に行くと思います」

2区・松岡裕子
「思ったより前の順位で来て、かなり焦りました。ただでさえ、前半の重要な区間ということで、失敗が許されないプレッシャーを感じていたんです。走り始めたら気持ちも切り替わって、前しか見なかったのですが。自分は初出場なのに入賞できて、すごく嬉しい。みんなが頑張ってくれたおかげです」

5区・八木洋子
「すぐに京セラの原(裕美子)さんに抜かれましたが、自分のペースで行くことができました。5kmで時計を止めてしまって後半のペースがどう進んでいるのか不安でしたが、残り3kmの表示板を見てからは、ここから行こうと思いきって走りました。最低でも37分台は出したかったのですが、区間ヒト桁順位は目標としていたことなので嬉しいですね。チームの入賞も嬉しいし、9割の満足度です」

 

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