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2003年9月

 全日本実業団対抗 <第2日目> 2003年9月28日(日) 
 天候:晴れ
■results
▼順位
▼選手名
▼記録
(+追い風/-向い風)
▼今までの
自己記録
男子100 m
準決勝1組 5位
馬塚貴弘
10秒70(+2.0) 10秒37
 
準決勝2組 7位
安井章泰
10秒83(+2.3) 10秒21
 
準決勝3組 5位
渡辺辰彦
10秒80(+0.6) 10秒29
男子400 m
1位
松本 卓
46秒80 46秒29
男子5000m
2位
J・ワイナイナ
13分42秒50
(3組2位)
13分29秒65
 
35位
岩本照暢
14分15秒83
(2組11位)
13分43秒4
 
46位
政綱孝之
14分22秒04
(1組16位)
14分03秒28
女子100 m
3位
鈴木亜弓
11秒75(+1.0) 11秒68
女子800 m
7位
児玉真由子
2分14秒26 2分11秒12
女子
100 mハードル
1位
池田久美子
13秒24(+1.9)
大会新、スズキ新、自己新
13秒34
女子円盤投
5位
影山富子
45m62 20年連続入賞 51m29
■review
 この日もスズキの勢いは止まらなかった。午前中の女子100mハードルで池田久美子が13秒28の大会新・自己新をマーク。午後一番の決勝では13秒24と、さらに記録を更新して優勝。日本歴代3位タイに進出した。
 男子400 mでは、フィニッシュ前の激戦を制した松本卓が初の全国大会優勝。前日の女子200 mを制した鈴木亜弓は、この日の100 mでも3位に食い込んだ。そして、昨年末に踵を手術した以後、初めての本格レースとなったワイナイナが、男子5000mで2位と復活をアピールした。
 対抗得点は男子が57点で2位に2点差の辛勝だったが、61点を獲得した女子は2位に27点差の圧勝。男女総合では118点と、2位に63点差のダブルスコアで大勝した。3部門とも2年ぶりの総合優勝。3部門とも制する完全優勝は、3年前のスズキが21年ぶりだった。そのくらい難しいこと。それを今年のスズキ・チームはやってのける底力があった。
■athletes' voice
池田久美子
「ハードルに関しては、それほど記録を狙っていたわけではありません。ここまで記録が出て嬉しいというよりも、ビックリしています。(走幅跳と2種目で)20点取れたのは、予定以上。今日は体がすごく動いてくれました。寮の食事や、昨日のマッサージのおかげだと思います」

松本 卓
「危なかったです。ラストで追い込まれ、フィニッシュした直後は勝ったのかどうか、わからなかったくらいです。記録がよくないので素直に喜べませんが、何かしらのアピールはできたと思います。チームのみんなが頑張っていたので、刺激になりました」

J・ワイナイナ
「1週間前に5000mの記録会に出ましたが、あれはタイムトライアル。今日が(手術後)の最初のレース。それでも、自己記録を狙っていました。最初のレースだからまあまあだけど、満足できる結果でもありません。もう一度、鍛え直します」

 全日本実業団対抗 <第1日目> 2003年9月27日(土) 
 天候:晴れ
■results
▼順位
▼選手名
▼記録
(+追い風/-向い風)
▼今までの
自己記録
男子200 m
2位
馬塚貴弘
21秒10(+1.0) 20秒76
 
準決勝3組 3位
渡辺辰彦
21秒76(+0.7) 20秒63
男子400 m
ハードル
1位
河村英昭
49秒84 48秒84
男子
4×100 mリレー
1位
松本・馬塚・
渡辺・安井
40秒26 39秒95
男子走高跳
11位
尾上三知也
2m00 2m28
男子円盤投
2位
村上幸史
50m21 スズキ新 51m29
男子やり投
1位
村上幸史
75m04 80m59
女子200 m
1位
鈴木亜弓
23秒99(+1.4) 23秒91
女子1500m
10位
児玉真由子
4分35秒39  
女子1万m
1位
L・ワゴイ
31分06秒20
(2組1位)
アテネ五輪A標準
32分13秒24
 
34位
小川純子
34分54秒14
(1組18位)
33分29秒08
女子走幅跳
2位
池田久美子
6m48(+1.2) 大会新 6m78
女子砲丸投
1位
森 千夏
17m67
大会新、国内日本人最高
17m80
女子ハンマー投
10位
森 千夏
46m13 49m96
女子ジュニア3000m
17位
佐野奈々絵
9分34秒69 自己新 9分38秒90
 
18位
早津佳映
9分34秒72 自己新 9分39秒43
■review
 スズキ勢が桃太郎スタジアム(岡山県陸上競技場)を所狭しと暴れ回った。個人とチームの実業団日本一を決める全日本実業団対抗の大会初日。好天に恵まれたが、トップレベルの選手にとっては世界選手権・スーパー陸上・アジア選手権と続いた後の試合ということで、必ずしもトップコンディションではない選手が多かった。その中にあって、スズキ勢の意気込みは、他チームを完全に上回った。
 男子では400 mハードル・河村英昭、4×100 mリレー、やり投・村上幸史、女子では200 m・鈴木亜弓、1万m・ワゴイ、砲丸投・森千夏と6種目に優勝。男子200 m・馬塚貴弘、円盤投・村上、女子走幅跳・池田久美子が2位。そのうちの森と池田が大会新でボーナス得点(2点)も上積みした。
 このうち、ワゴイは31分06秒20と、来年のアテネ五輪参加標準記録Aを大幅に突破。森の17m67は、先日のアジア選手権で出した日本記録の17m80に次いで、パフォーマンス日本歴代2位、国内日本人最高の好記録だった。また、故障に苦しんだ河村が今季初の49秒台で今季初の全国大会優勝、馬塚も全国大会で久しぶりの快走と、明るい話題が多かった。
 大会初日は対抗戦20種目(男子12、女子8)、ジュニア2種目が行われ、スズキは男子が41点、女子が38点で、ともに2位以下に大差をつけてトップに立ち、男女総合では2位に57点差をつけた。2年ぶりの覇権奪回に邁進している。
■athletes' voice
河村英昭
「優勝といっても、もう10年やっていますから、このくらいのタイムでは喜べません。風があったのは確かですが、結構いっぱいいっぱいでしたし。スーパー陸上で直す部分がわかってきて、今日も意識しましたが、もう1回練習をやり直さないと戻ってきません。厳しい状況ですが、国体では48秒台を出さないと」

村上幸史
「円盤投50mは自己2番目の記録。コンディション的によかったからでしょうが、総監督もビックリされていました。それとは反対に、やり投では体が動きませんでした。(優勝記録の75m04を投げた)6投目は、“このままでは終われない”という気持ちでした」

森 千夏
「ハンマー投がダメだった(10位)ので、優勝だけでなく大会新も出したかったんです。1点でも多く取ろうと頑張りました。砲丸投の時間には日陰になって涼しくなり、一番やりやすかったですね」

馬塚貴弘
「全日本実業団で個人種目の決勝は初めて。やっとチームに貢献できました。結果的に2位でしたが、勝負に出ることはできましたので、納得の2位です。これをステップにまだまだ上を目指します」
 スーパー陸上2003ヨコハマ 2003年9月23日(火・祝) 
 
■results
▼順位
▼選手名
▼記録
(+追い風/-向い風)
▼今までの自己記録
男子400 m
3位
松本 卓
47秒33 46秒29
男子400 m
ハードル
4位
河村英昭
50秒30 48秒84
女子5000m
1位
L・ワゴイ
15分10秒23 自己新 15分10秒47
女子走幅跳
1位
池田久美子
6m48(+0.7) 6m78
女子砲丸投
4位
森 千夏
16m63 17m80 日本記録
女子円盤投
7位
影山富子
45m77 51m29
■review
 8月にパリで行われた世界陸上金メダリスト8人が参加したスーパー陸上が、3万9000人の観衆が詰めかけた横浜国際競技場で行われた。
 特筆すべきは、女子5000mに優勝したルーシー・ワゴイの活躍。世界陸上5000m金メダルのディババ(エチオピア)と、1万m銀メダルのキダネ(同)にラストの直線勝負で競り勝った。自己記録も僅かに更新したが、今大会のレースぶりからさらなる更新は十分に可能。来年のアテネ五輪参加標準記録Aの15分08秒70は、チャンスに恵まれれば切ることができそうだ。
 女子走幅跳の池田久美子も、世界陸上の失敗(6m15で予選落ち)から立ち直り、6m48で見事に優勝。今大会の日本人優勝者は3人。外国選手に競り勝ったのは池田と、男子ハンマー投の室伏広治(ミズノ)の2人だけだった。さらに、スーパー陸上の女子走幅跳で日本選手が優勝したのは初めてのこと。それだけ、価値の高い優勝と言っていいだろう。
 気温が最高でも20.5度と、この時期にしては低かったこともあり、記録は全体的に低調な大会。スズキ勢もワゴイ以外は自己記録に大きく及ばなかった。しかし、順位的には女子砲丸投の森千夏も日本人1位をキープするなど、額面割れしない成績だった。
■athletes' voice
池田久美子
「1回目に6m48が出て、正直ホッとしました。世界選手権がああいう結果でしたから、今回も同じだったらどうしようという不安があったんです。そのモヤモヤが吹っ切れました。すごく調子がいいとか悪いとかはなく、普通でした。絶対に跳ぼうという気持ちが強すぎず、リラックスした動きができたのかもしれません。9月27・28日の全日本実業団が今季最後の走幅跳なので、記録を狙います」

ルーシー・ワゴイ
「勝つことができて、嬉しいです。最初の400 mが遅くて自分で前に出ましたが、2000mでエチオピアの2人が前に出てからは、ついていってラストで勝負しようと考えていました。ずっと余裕もありました。勝てるという自信は、レース1週間前にいい練習ができて、なんとかなるなと。今年はA標準に2秒届かずケニア代表になれませんでしたが、来年のアテネ五輪には絶対に行きたい」



 第15回 アジア選手権 2003年9月20日(土)~23日(火・祝
 
■results
▼順位
▼選手名
▼記録
(+追い風/-向い風)
▼今までの自己記録
女子砲丸投
3位
森 千夏
17m80 日本新 17m53
男子やり投
2位
村上 幸史
77m04 80m59
女子200m
5位
鈴木 亜弓
24秒04 (+0.5) 23秒91
女子
4×100mリレー
2位
鈴木 亜弓
(日本チーム2走)
44秒56 44秒10
■review
<1日目>
アジア選手権が9月20日にフィリピン・マニラで開幕(隔年開催でこれまで偶数年だったが、今回から奇数年開催に変更された)。4日間の日程でアジアの強豪が覇を競う大会に、スズキからは男子やり投の村上幸史、女子短距離の鈴木亜弓、同砲丸投の森千夏が日本代表として遠征。世界陸上から間もない強行日程にもかかわらず、初日にいきなり森が日本新の快投を見せた。5投目に17m80を投げて銅メダル獲得。森自身が今年4月の兵庫リレーカーニバルと、5月の静岡国際で出した17m53の日本記録を大幅に更新した。中国2選手には敗れたものの、前回チャンピオンのタイ選手と、昨年のアジア大会銀メダルの韓国選手を抑えたのだから、相当に価値の高い銅メダルと言える。


 第3回 県長距離記録会 2003年9月20日(土) 
 
■results
▼順位
▼選手名
▼記録
(+追い風/-向い風)
▼今までの自己記録
男子5000m
9組 1位
J・ワイナイナ
14分00秒33 13分29秒65
 
9組 3位
秋山 悟志
14分18秒26 14分06秒11
 
9組 5位
A・モハメド
14分18秒80 13分39秒86
 
9組 7位
笹木 浩二
14分25秒33 13分59秒52
 
9組 8位
上口 広之
14分26秒01 14分05秒68
 
9組 9位
松宮 正典
14分26秒93 14分12秒10
 
9組 10位
里内 正幸
14分29秒26 14分17秒38
 
9組 11位
吉原 一徳
14分31秒32 14分28秒51
 
9組 12位
佐藤 功二
14分32秒07 14分03秒05
 
9組 15位
桑本 聡
14分34秒79 14分03秒95
 
9組 26位
稲垣 亮
14分59秒84 14分29秒97
 
9組 27位
星野 友成
15分11秒79 14分32秒97
 
8組 3位
大汐 幸治
15分14秒09 14分47秒77
女子5000m
1位
高橋 紀衣
16分24秒82 16分23秒93
 
2位
早津 佳映
16分34秒22 16分27秒50
 
3位
松岡 裕子
16分34秒88 16分33秒06
 
4位
八木 洋子
16分35秒88 16分23秒24
 
5位
松岡 範子
16分42秒06 15分33秒40
 
6位
児玉 真由子
16分48秒58 16分12秒23
 
7位
赤川 香織
16分54秒79 16分19秒00
 
8位
佐野 奈々絵
16分57秒62 16分21秒91
 
10位
小川 純子
17分03秒43 16分15秒41
■review
 9月20日(土)に静岡県草薙陸上競技場で静岡県長距離記録会が行われた。男子14名・女子10名が参加。タイミング的には夏合宿の走り込みから駅伝に向けてのスピード練習の移行期である。現時点での体調を確認すると共に他チームとの力関係を確認する目的で、自己記録更新に向けて参加した。試合当日は台風の影響もあって風雨が強く、あまり記録を狙える状態ではなっかたが、男女共積極的なレースを展開。男子では、スタート直後よりワイナイナとモハメドが400mを64秒前後のペースでレースを進め、日本人では秋山・松宮が第2集団を引っ張る形でレースが進行した。ワイナイナは2000m過ぎにモハメドを振り切り独走態勢を作ったが、風も強く後半のは伸びなかった。それでも確実に粘り後続を約15秒程引き離してゴールした。日本人のトップで秋山がゴールし、ほとんどの選手が14分30秒前後と、合宿明けとしてはまずまずの仕上がりだった。
女子も男子同様に風雨の強い中でスタートし、児玉を先頭にスズキの選手が集団でレースを進めた。淡々としたペースで進んだ2000m過ぎに高橋が抜け出して後続を10秒程度引き離してゴール。第2集団では松岡(範)・松岡(裕)・八木・早津が交代で引っ張りながら16分35秒前後でゴールした。残りの選手も17分前後でゴールし、こちらも男子同様、合宿明けとしてはまずまずの仕上がりだった。
■athletes' voice
秋山悟志
「今回の記録会は、自分なりに積極的なレースが出来ました。スタート直後から2000m付近まで引っ張り、後半も集団内で粘る事が出来ました。タイム的にはあまり納得できるタイムではありませんでしたが、気象条件を考慮すればまずまずでした。今後は中盤での中だるみを無くし、駅伝で走れるように更に上を目指していきたいです。」

松岡裕子
「最近体が思うように動いてなく、夏合宿でも故障でうまく練習をする事が出来なかった為、不安だらけのなかのスタートでした。雨が降っていたおかげで、呼吸もしやすく体がいつもよりも動いたので、うまくスタートする事が出来ました。しかし、一番きつくなる3000~4000mでペースダウンしてしまい駄目でしたが、今後もっと練習をして駅伝で走れる様に頑張りたいです。」

             
 シンガポールオープン 2003年9月7日(日) 
 
■results
▼順位
▼選手名
▼記録
(+追い風/-向い風)
▼今までの自己記録
男子走高跳
7位
尾上 三知也
2m00 2m28
■review
 毎年実業団連合の派遣で行われているシンガポールオープンに尾上が参加した。日本選手団は29名で、12・3ヶ国の参加で行われた。ほとんどの種目で日本人が優勝争いをし、8種目で優勝をした今回は過去最高の成績となった。
■athletes' voice
尾上三知也
「私自身は今期2m10しか跳べてなかったので、最低でも今期ベストを更新したかったのですが目標を大きく下回ってしまいました。遠征前までは何をやっても調子が上がらず、行き詰まった感がありましたが久しぶりの海外遠征で、気分転換が出来てリラックスした状態で試合に臨めました。結果は悪かったのですが良い感触を得る事が出来て、良い遠征だったと思います。次の全日本実業団にはベストで臨めるよう調整していきたいです。」
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