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2003年7月

 第16回南部忠平記念 2003年7月26日(土) 
 天候:晴れ
■results
▼順位
▼選手名
▼記録
(+追い風/-向い風)
▼今までの自己記録
男子100 m
4位
安井章泰
10秒64(-2.0) 10秒21
 
予選1組 6位
渡辺辰彦
11秒18(-0.5) 10秒29
 
予選3組 6位
馬塚貴弘
10秒84(+0.6) 10秒37
男子400 m
7位
松本 卓
46秒78 46秒29
男子走高跳
-
尾上三知也
記録なし 2m28
男子やり投
1位
村上幸史
74m27 80m59
女子
4×100mリレー
1位
鈴木亜弓
(日本選抜Aチーム2走)
44秒10 日本新 44秒11
女子走幅跳
2位
池田久美子
6m31(+0.8) 6m78
■review
 1932年ロス五輪男子三段跳金メダリストの故南部忠平氏を記念し、氏の出身地である北海道で行われている競技会。8月にパリで行われる世界選手権最終選考競技会、9月フィリピン・マニラ開催のアジア選手権選考競技会でもあり、スズキからは一般種目の8選手が参加した。
 特筆すべきは鈴木亜弓で女子4×100 mリレー日本選抜Aチームの2走を務め、44秒10の日本新樹立メンバーの一員となった。外国チームが参加したわけではなく、日本選抜Bと2チームだけの参加で、純粋に記録だけを目指したトライアル。今年に入って5試合6本目の挑戦で、ついに目標を達成した。この結果、日本女子4×100 mリレーは陸連の定めた選考基準を満たし、世界選手権出場が決定した。
 個人で優勝したのは男子やり投の村上幸史で、国内の連勝記録は継続中だが、世界選手権参加標準記録B(80m80)を突破することに失敗。本人も投げられる記録と思っていただけに、ショックは大きかった。安井章泰にも4×100 mリレー・メンバーとして追加代表の可能性があったが、男子100 mで残念ながら4位。男子4×100 mリレーは代表追加自体がなくなってしまった。
 また、女子走幅跳世界選手権代表に決まっている池田久美子は、4回連続ファウルと安定さを欠いたが、5回目に6m31を跳んで2位に食い込んだ。1カ月後の世界選手権本番に合わせている練習状況を考えると、まずまずの結果だった。
 アジア選手権代表は、種目によっては“若手優先”の選考となったが、スズキからは鈴木、村上、女子砲丸投の森千夏の3人が選ばれた。
■athletes' voice
鈴木亜弓
「記録が出たのは歓声でわかりました。(Bチーム2走の)吉田真希子さんと“出たんだ、出たんだ”って喜んで…。言葉では言い表せないような嬉しさでした。バトンパスは1~2走のところはちょっと詰まった感じです。2~3走も確実性を優先しましたが、合格点のパスでした。私の走り自体、先週の新潟のレースからすごく良くなっていて、私がしっかり走れれば記録も出るんだって思っていました。春先に若手に負けたりしましたが、“私が世界選手権に行くんだ”という意地もありましたよ。職場のみんなに理解してもらって、仕事のことは気にしないで遠征などに行くことができています。感謝の気持ちでいっぱいです」

安井章泰
「予選よりも決勝の方がいい動きでしたが、まだ、自分の走りができていません。中盤でイメージ通りに動ければ、後半が楽に伸びるはずです。練習ではできつつあるので、試合の雰囲気でも動揺しないでできるようにしたい」

村上幸史
「すごく調子はよかったんですが、今、取り組んでいる技術で一番やってはいけないことをやってしまいました。助走からクロスのスピードを全部、殺してしまっていたと思います。来年のアテネ五輪は、今年みたいに焦った状態にしたくないので、今年の秋に標準記録を突破しておきたい」
 
 第58回静岡県選手権 <2日目> 2003年7月13日(日) 
 天候:雨
■results
▼順位
▼選手名
▼記録
(+追い風/-向い風)
▼今までの自己記録
男子100 m
1位
安井章泰
10秒59(-0.2) 10秒21
 
2位
馬塚貴弘
10秒75(-0.2) 10秒37
男子400 m
予選7組 1位
松本 卓
50秒54 46秒29
男子走高跳
2位
尾上三知也
2m05 2m28
男子やり投
1位
村上幸史
77m49 大会新 80m59
女子100 m
1位
鈴木亜弓
11秒88(±0) 大会新 11秒68
女子
100 mハードル
1位
池田久美子
13秒52(+0.5) 大会新 13秒34
女子走幅跳
1位
池田久美子
5m88(±0) 6m78
女子砲丸投
1位
森 千夏
17m00 大会新 17m53
■review
 大会2日目はあいにくの雨。叩きつけるように強くなることもあり、種目によっては記録に大きく影響が出た。
 そんな悪条件にもかかわらず、池田久美子と森千夏の世界選手権代表コンビは圧倒的な力を見せた。池田は世界選手権に出場する走幅跳は1本だけの跳躍にとどめたが、走る方はきっちりやっておこうという狙い。100mハードルは予選・準決勝・決勝と3本を走り、2位の選手も大会新だったにもかかわらず大差を付けた。森は日本記録を持つ砲丸投で17m00と2位に3m半差の圧勝。それぞれ2種目制覇を達成した。
 女子100 mの鈴木亜弓と男子100 mの安井章泰、男子やり投の村上幸史も2位以下に大差の圧勝(鈴木と村上は大会記録を大幅に更新)。世界選手権追加代表を狙う気概を見せつけた。
 国体の静岡県代表は8月の最終選考会後の発表だが、今回優勝したスズキ選手の大半が選ばれることになるだろう。
■athletes' voice
村上幸史
「コンディション的にはよくありませんでしたが、その状況で今日の記録は次への自信になります。調整なしで出場しましたから、悪くはありません。ただ、1投目は気負いから、力みが出てしまいました。当初は1回でやめる予定でしたが、あれでやめたら今後によくないので、2回目(77m49)に集中して臨みました」

池田久美子
「調整なしで臨んだ試合で、ハードルはアップ段階でも一度も跳びませんでした。その中での13秒52は、まあまあです。自分だけでなく、静岡の選手も育ってくれたらいいと思っていますので、自分のレースを見られてよかったとみんなが言ってくれて、嬉しかったですね」

森 千夏
「まったくダメです。6回のうち1本しか17mを投げられませんでした。今日のような投げだったら世界選手権は予選でも話になりません。今日は技術よりも、試合運びや精神面を意識していました。それなのに、どちらもダメ。いくら体が動かない時期でも、自己新くらいは出せないといけません。天狗になっているんじゃないかと、反省しています」
 
 第58回静岡県選手権 <1日目> 2003年7月12日(土) 
 天候:晴れ
■results
▼順位
▼選手名
▼記録
(+追い風/-向い風)
▼今までの自己記録
男子200 m
1位
松本 卓
20秒92(±0) 大会新、自己新 21秒23
 
2位
馬塚貴弘
20秒95(±0) 大会新 20秒76
 
予選6組 1位
安井章泰
21秒34(-0.1) 20秒93
男子5000m
2位
大汐幸治
14分52秒87 14分47秒77
男子
400 mハードル
予選4組 1位
河村英昭
50秒83 大会新 48秒84
女子200 m
予選1組 1位
鈴木亜弓
24秒06(+0.2) 大会新 23秒91
女子5000m
1位
高橋紀衣
16分34秒46 16分23秒93
 
2位
八木洋子
16分46秒04 16分23秒24
 
5位
赤川香織
16分55秒75 16分19秒00
 
6位
松岡裕子
17分01秒65 16分30秒61
 
8位
早津佳映
17分05秒05 16分27秒50
 
9位
内藤加奈子
17分10秒04 16分26秒84
 
10位
佐野奈々絵
17分13秒28 16分21秒91
 
15位
小川純子
17分34秒69 16分15秒41
 
18位
児玉真由子
17分37秒87 16分12秒23
女子円盤投
1位
影山富子
45m30 51m29
女子ハンマー投
1位
森 千夏
45m59 49m96
■review
 本年度の静岡県ナンバーワンを決める静岡県選手権が、小笠山総合運動公園エコパスタジアムで行われた。8月に行われる東海選手権予選会(8位入賞者に参加資格)、10月の国体3次選考会を兼ねているが、特に今年は地元・静岡での国体開催(会場も今大会と同じエコパ)ということで、スズキも力を入れた参加の仕方となった。
 大会初日は11時には気温30℃を超え、湿度も高く必ずしも好コンディションとはいえなかった。しかし、最初に登場した男子400 mハードル予選の河村英昭を皮切りに、スズキ勢は大会記録を大幅に更新するパフォーマンスを連発。女子200 mの鈴木亜弓、男子200 mの松本卓と馬塚貴弘が、日本のトップレベルの力を見せた。特に、松本が20秒台を出したことは今後、専門の400 mに大いに期待が持たれる結果だった。
 女子5000mは入賞8選手中スズキ勢が5人を占め、新人の高橋紀衣が同期の八木洋子を抑えて優勝した。また、円盤投・影山富子、ハンマー投・森千夏の女子投てきコンビもきっちり優勝。影山は14回目の県選手権獲得と、静岡県投てき界の功労者であることを改めて示した。
■athletes' voice
松本 卓
「(200 mが専門の)馬塚さんには初めて勝ちました。今日は、スピードをどれだけ上げられるかを試してみたんです。練習でも200 mをイメージして、そのスピードに体を耐えさせるようなメニューを多くこなしました。走っているときも“進んでいる”感覚はあったので、いいタイムが出ていると思いましたが、20秒台はビックリです」

鈴木亜弓
「24秒06は自己2番目の記録。コーナーの出口の走りが内傾しすぎず、上手く抜けていくことができたので、スピードに乗りました。トラックも走りやすかったですね。(準決勝で自己新もと)欲張らずに、予定通り1本にして、明日の100 mと来週の新潟(日本選抜チームが世界選手権出場を狙う4×100 mRトライアル)にとっておきます」

高橋紀衣
「今日の記録は自己4番目。先週、札幌ハーフに出たばかりですし、暑さもありましたから、それほどタイムは期待していなかったんです。でも、トップは狙っていました。今後は夏の合宿で走り込んで、ケガをしないようにして、駅伝メンバーに入って少しでもチームに貢献したいと思っています」
 
 第46回札幌国際ハーフマラソン 2003年7月6日(日) 
 天候:晴れ
■results
▼順位
▼選手名
▼記録
▼今までの自己記録
男子ハーフマラソン
18位
A・モハメド
1時間04分10秒 自己新 1時間05分57秒
 
48位
河村修一
1時間05分47秒 1時間04分02秒
 
148位
中川拓郎
1時間09分36秒 1時間03分48秒
女子ハーフマラソン
26位
早津佳映
1時間16分39秒 1時間12分08秒
 
34位
高橋紀衣
1時間18分29秒 1時間15分43秒
 
42位
内藤加奈子
1時間19分38秒 自己新 1時間19分44秒
 
51位
八木洋子
1時間24分10秒 1時間17分40秒
■review
 春のトラックシーズンから、夏の走り込みの時期の境目に行われる札幌国際ハーフマラソン。現時点の力をチェックするため、国内の有力長距離選手の多くが参加する(世界トップレベルの海外招待選手も数人参加)。
 スズキからは男子3選手、女子4選手が参加した。男子では今春来日したモハメドが、10km付近まで先頭集団に位置し好調を思わせたが、後半は徐々に後退して18位。快走とまでは言えないが、26℃の気温の中で1時間4分台はまずまず。5~6月のトラックでの不振からは抜け出したといってよさそうだ。河村修一は1時間05分48秒(48位)と昨年と変わらないタイムで、不本意な結果に。中川拓郎は1時間09分36秒と、夏のロードレースの厳しさを痛感した。
 女子では早津佳映が26位と、顔触れを考えるとまずまずの順位。トラックで好調だった八木洋子は51位と、中川同様、夏の洗礼を受ける格好となった。
■athletes' voice
A・モハメド
「10kmまではよかったが、それ以降は力の入らない走りとなってしまった。1時間2分を出したかったので、1時間4分は満足できない。暑さも湿度もそれほどではなかった。気象条件は問題なかったのだが」

早津佳映
「汗をかくタイプなので給水に注意しました。北海道入りする前は、3月の全日本実業団ハーフで出した1時間12分08秒が目標でした。こちらに来て思ったより暑く、それでも1時間14~15分では走りたかったのですが…。15kmを過ぎて上りなんですが、そこでもうちょっと頑張れれば、それに近いタイムでは走れたかもしれません」
 

 
 ホクレンDistance Challenge 2003年7月2日(水) 
 天候:曇り
■results
▼順位
▼選手名
▼記録
(+追い風/-向い風)
▼今までの自己記録
女子5000 m
11位
八木 洋子
16分26秒33 16分23秒24
 
12位
高橋 紀衣
16分30秒35 16分23秒93
■review
 長距離の記録を出す為に今年より開催されているホクレンDistance Challengeに八木と高橋の2名が参加した。気温が18.5℃と夏のレースとしては絶好のコンデションの中でレースはスタート。2000mまで12~13名の集団で八木・高橋共後方についていたが、高橋が2000m過ぎに、八木が3000m過ぎに集団から遅れ始めた。その後1人で走るかたちなったが、80~81秒のペースをまもりながらゴールした。
■athletes' voice
八木洋子
「小澤監督に言われたように、先頭集団について積極的なレースが出来ました。3000mを自己ベストで通過できましたが、その後辛くなった時に気持ちの切り替えが出来ずズルズル落ちてしまいました。今後は後半もしっかり走れるようになりたいです。」

高橋紀衣
「今回は合宿後のレースという事で疲労具合が心配で走れるか不安でした。最近スピード練習をしていなかったので、2000mぐらいまではきつかったのですが、後半もペースがあまり落ちることも無く走れたので良かったです。次のハーフは頑張ります。」
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