データライブラリ

2003年6月

 大阪選手権 2003年6月29日(日) 
 
■results
▼順位
▼選手名
▼記録
(+追い風/-向い風)
▼今までの自己記録
男子400 m
5位
松本 卓
46秒32 46秒29
■review
 今期日本ランキング上位者で世界選手権のA標準記録突破を目指し特別レースが行われ、松本選手が参加した。天候も良く記録を狙うには好条件の中レースが行われた。上位3名が46秒を切るレベルの高いレースとなり、松本選手自身も自己記録に0.03秒に迫る46秒32の自己セカンド記録でゴールした。
■athletes' voice
松本 卓
「いつもより前半の200mを良いタイムで入り300mまではしっかり走れた。しかしラスト100mでの伸びが無くそのままゴールした感じでした。今回レベルの高いレースを経験した事で、今後の課題がつかめた事が収穫でした。」
 
 三重県ナイター記録会 2003年6月28日(土) 
 
■results
▼順位
▼選手名
▼記録
(+追い風/-向い風)
▼今までの自己記録
男子5000m
5組 3位
木俣 裕樹
14分28秒54 14分07秒82
■review
 今季好調な木俣選手が三重県営陸上競技場で行われた三重県ナイター記録会に参加した。当日は梅雨特有の蒸し暑さの中競技が行われた。
 レースは1000m2分54秒、3000m8分54秒とスローペースで流れた為、記録更新は諦めて勝負に徹したレースとなった。ラスト200mまでは先頭をキープしたが、ラストスパートでNTNの選手にかわされて3位でゴール。天候を考えた中でのレース内容はまずまずであったが、勝負所でのレース対応に課題を残した。
 
 新潟スタジアム完成記念陸上競技イベント 2003年6月14日(土) 
 
■results
▼順位
▼選手名
▼記録
(+追い風/-向い風)
▼今までの自己記録
女子5000m
5位
八木洋子
16分23秒24 自己新 16分32秒70
女子
4×100mリレー
1位
鈴木亜弓
(日本選抜・2走)
44秒21  
■review
 新潟スタジアム完工記念の大会が県内出身者を中心に招待され開催された。
スズキからは女子5000mに新潟出身の八木と女子4×100リレーに日本選抜として鈴木が参加。八木は入社以来好調を維持しおり、5000nでは今期3度目となる自己記録更新で5位に入賞した。またリレーメンバーとして参加した鈴木はタイム次第では世界選手権出場の可能性を秘めており、現在の女子短距離界のトップ4が集まる中でのレースだった。惜しくも記録更新まではいかなかったものの、日本記録に0.1秒に迫る好記録で走り終えた。
 
 静岡県長距離記録会 2003年6月7日(土) 
 天候:晴れ
■results
▼順位
▼選手名
▼記録
(+追い風/-向い風)
▼今までの自己記録
男子5000 m
8-1組 3位
桑本 聡
14分19秒95 14分03秒95
 
8-1組 6位
政綱孝之
14分28秒88 14分03秒28
 
8-1組 10位
吉原一徳
14分37秒78 14分28秒51
 
8-1組 14位
内山孝之 14分45秒40 13分55秒38
 
8-2組 1位
河村修一 14分06秒79 13分59秒73
 
8-2組 2位
木俣裕樹 14分07秒82 自己新 14分23秒22
 
8-2組 3位
中川拓郎 14分11秒97 13分56秒47
 
8-2組 4位
松宮正典 14分12秒10 自己新 14分12秒72
 
8-2組 5位
田村佳丈 14分15秒43 自己新 14分16秒07
 
8-2組 6位
秋山悟志 14分17秒04 14分06秒11
 
8-2組 16位
星野友成 14分59秒04 14分32秒97
 
8-2組 17位
大汐幸治 15分00秒93 14分47秒77
女子5000m
1組 1位
佐野奈々絵
16分21秒91 自己新 17分28秒89
 
1組 2位
高橋紀依
16分23秒93 自己新 16分28秒99
 
1組 3位
早津佳映
16分27秒50 自己新 16分36秒77
 
1組 4位
八木洋子
16分31秒70 自己新 16分33秒11
 
1組 5位
松岡範子
16分32秒70 15分33秒40
 
1組 6位
松岡裕子
16分33秒06 16分30秒61
 
1組 8位
内藤加奈子
16分45秒42 16分26秒84
 
1組 9位
赤川香織
16分54秒42 16分19秒00
 
1組 11位
小川純子
17分09秒83 16分15秒41
■review
 春季シーズンの最後の記録会として、四ッ池公園陸上競技場で静岡県長距離記録会が行われた。日中は夏のような暑さだったが、日が沈むにつれて、この時期としては絶好のコンディションの中、男子12名女子9名が自己ベストの更新を目標に出場した。
男子は出場者も多く組が2つに分けてレースが行われ、8-1組では吉原・桑本が先頭に立ちながらレースを作ったものの、勝負所で離れてしまった。8-2組では2000m付近より河村が1人抜け出し、少し離れて大集団が追っかける状態。ラスト1周付近で木俣が猛然と河村に襲いかかり、最後に河村には逃げ切られたものの、大幅な自己記録更新となった。松宮・田村も自己記録を更新した。
 女子は松岡範がレースを作りスズキの選手が付いていく形で淡々と進んでいった。そんな中で新入部員の佐野がラスト1周で勢い良く抜け出し、大幅に自己記録を更新しつつ組トップでゴールを駆け抜けた。新戦力が順調に伸びており駅伝に向けて好材料となる記録会であった。高橋・早津・八木も自己記録を更新した。
■athletes' voice
木俣裕樹
「こんなに大幅な自己記録更新でとても驚いています。今回は合宿後でしたが、体調は良くレースも落ち着いて運ぶ事が出来て、始めからうまく流れに乗れたので良かったです。またラストもきっちりと走りきる事が出来ました。今後は夏合宿でもうワンランク上の練習こなして更に自己記録を更新していきたいです。」

佐野奈々絵
「今回は入社後初の5000mで、高校時代もあまり経験が無くレース運びが分からなかったので“とにかくつける所まで”という気持ちで走りました。体調はあまり良くなかったのですが、自己ベストを大幅に更新する事が出来て嬉しいです。現状に満足せず更に上を目指して頑張ります。」
 
 日本選手権 <最終日> 2003年6月8日(日) 
 天候:晴れ
■results
▼順位
▼選手名
▼記録
(+追い風/-向い風)
▼今までの自己記録
男子100 m
予選2組 5位
安井章泰
10秒55 (+1.6) 10秒21
男子5000m
オープン
A・モハメド
14分04秒31 13分39秒86
女子200 m
3位
鈴木亜弓
24秒21 (+0.8) 23秒91
女子5000m
オープン
L・ワゴイ
15分10秒47 自己新 15分33秒03
■review
 日本選手権最終日にはスズキから4選手が出場、前日の森千夏と池田久美子に続き、新人のルーシー・ワゴイが活躍した。
 女子5000mに出場したワゴイは、同じケニア選手のワンジク(パナソニックモバイル)と交替で先頭を引っ張り、最後の直線で鮮やかなスパートを決めてワンジクと小崎まり(ノーリツ)を振り切ってトップでフィニッシュ。外国人選手はオープン参加なので順位はつかないが、15分10秒47と自己記録を20秒以上も短縮して日本のトップ選手たちに快勝した。
 女子200 mの鈴木亜弓は3位。100 m・200 mともに6連勝の新井初佳(ピップフジモト)と前半は互角の走りだったが、さすがに後半で徐々に引き離された。上位進出も期待された男子100 mの安井章泰は、走りに精彩がなく予選落ち。捲土重来が待たれる。
 3日間を通じて男子やり投の村上幸史、女子走幅跳の池田、同砲丸投の森と3選手が優勝。池田と森は自動的に世界選手権代表に内定した。鈴木が2種目で上位に食い込み、ワゴイと男子400 mの松本卓が自己新をマーク。男子400 mハードルの河村英昭や安井など、力を出し切れなかった選手もいたが、全体としては健闘したといえる内容だった。
■athletes' voice
ルーシー・ワゴイ
「目標は15分15秒を切ることでした。トップになれましたし、自己新も出せて、嬉しいです。おととい練習の1000mで、入社してからの最高記録が出て、優勝できるかもしれないと思いました。スズキの練習にも慣れ、監督やスタッフ、他の選手のみんなが応援してくれたおかげです。来月はケニア選手権で頑張ります」

鈴木亜弓
「後半に強い2人に、やはり離されてしまいました。200 mは今季初試合。練習で1回、1週間くらい前にタイムトライアルをやったくらい。脚の状態がよかったので23秒台も狙いたかったのですが…。3位は普通に走っただけ。今の力だと思いますが、頑張ったとは言えません」
 
 日本選手権 <第2日> 2003年6月7日(土) 
 天候:晴れ
■results
▼順位
▼選手名
▼記録
(+追い風/-向い風)
▼今までの自己記録
男子400 m
予選1組 3位
松本 卓
46秒29 自己新 46秒45
男子400 m
ハードル
6位
河村英昭
50秒44 48秒84
女子100 m
4位
鈴木亜弓
11秒83 (-0.7) 11秒68
女子走幅跳
1位
池田久美子
6m64 (+0.8) 6m78
女子砲丸投
1位
森 千夏
17m48 17m53
■review
 日本選手権第2日にはスズキの5選手が登場。女子走幅跳の池田久美子と同砲丸投の森千夏が優勝し、8月にパリで行われる世界選手権代表に内定した。
 感動的な逆転劇を演じたのが池田だった。4回目まではライバルの花岡麻帆(Office24)にリードを許していたが、5回目に6m46の今季自己最高を跳んで逆転。最終6回目に6m64の自己2番目の記録をマークし、世界選手権B標準(6m60)も初めての突破した。本当に最後の最後で、日本陸連の決めた基準を満たして代表入りを決めた(正式決定は9日の日本陸連理事会・評議員会)。
 かたや、森は危なげのない代表入り。今季、日本記録を2回マークし、昨年来、世界選手権B標準を4回にわたってオーバーしている。今日も17m48と自己の日本記録に5cmと迫る好記録で、2位に1m03差の圧勝。この種目初の世界選手権代表となった。
 女子フィールドコンビとは対照的に、男女の短距離勢は代表内定とはならなかった。男子400 mハードルの前回代表の河村英昭は、4月初めに右ふくらはぎを痛め練習不足。6位に入るのがやっとだった。代表入りは難しくなったが、A標準突破者が新たに出なかったため、昨年A標準を突破している河村の可能性が閉ざされたわけではない。
 男子400 mの松本卓は予選で46秒29の自己新をマークしたが、残念ながら落選。タイムの比較で“あと1人”のところで決勝に進めなかったのだ。史上最高と言われる層の厚さに跳ね返された格好だ。
 そして、女子100 mの鈴木亜弓は4位。女子4×100 mリレーが世界選手権に派遣されればそのメンバー入りの可能性は高いが、今回の100 m全体のタイムを見る限り、現時点での派遣決定は苦しそう。今後、各選手が11秒5前後の記録を出していかない限り、派遣の道は開けないだろう。
■athletes' voice
池田久美子
「6回目の前に森ちゃんの表彰があったんですが、“邪魔だなあ”っていうのは冗談で、“森ちゃん、おめでとう”って思っていました。私はチームメイトが頑張っていると、パワーをもらうことができるんです。何より助走が余裕を持ってスピードを出せていたので、最後は絶対に跳べると思っていました。今は、素直に嬉しいです」

森 千夏
「会社の方が東京近辺や浜松からも、応援に来てくれましたから、今日はB標準を突破して絶対に優勝したかった。調子を合わせることができず、記録より勝負の試合になってしまいましたが、調子が悪くても記録を出せるようにしないといけません。今日の結果は平凡すぎます。しかし、世界の舞台で戦うのが夢でしたから、パリではがむしゃらに楽しんできます」

松本 卓
「前半リズムよく飛ばしましたが、もう少し乗れていたなら、後半も違ってきたと思います。決勝、行きたかったのですが…。秋には(地元で)国体もあります。気持ちを切り換えて頑張ります」

河村英昭
「速いスピードのレースに対応できませんでした。世界選手権はダメですけど、来年のオリンピックに向けてまた、1つ1つ積み上げていきます」
 

 
 日本選手権 <第1日> 2003年6月6日(金) 
 天候:晴れ
■results
▼順位
▼選手名
▼記録
(+追い風/-向い風)
▼今までの自己記録
男子200 m
予選1組 4位
馬塚貴弘
20秒94 (+0.5) 20秒76
男子400 m
ハードル
予選1組 2位
河村英昭
50秒88 通過 48秒84
男子やり投
1位
村上幸史
75m38 4連勝 80m59
女子100 m
予選1組 2位
鈴木亜弓
11秒70 (+2.6) 通過 11秒68
女子1500m
予選2組 12位
児玉真由子
4分34秒01  
女子100 m
ハードル
2位
池田久美子
13秒34 (-0.5) 自己新 13秒38
女子円盤投
7位
影山富子
44m20 51m29
■review
 各種目の今年度“日本一”が決まる第87回日本選手権が横浜国際競技場で開幕。8月にパリ開催の世界選手権“最重要選考会”を兼ねて、6月8日まで3日間の会期で行われる。大会初日の6日は、スズキから7選手が出場した。
 男子やり投は村上幸史が4連勝を達成。この種目での連勝は難しく、3連勝は過去、昨年までの村上を含め8人いるが、4連勝は1969年から72年の山本久男ひとりしかいない。村上は史上2人目の快挙を達成したわけである。しかし、肝心の世界選手権の標準記録突破には失敗。世界選手権代表入りには失敗してしまった。ただ、優勝したことで今後、標準記録を突破すれば追加代表となれる可能性は残した。
 女子100 mハードルの池田久美子は、シドニー五輪準決勝進出者の金沢イボンヌに次いで2位。予選13秒35、決勝13秒34と2レース連続で自己記録を更新した。春先から池田自身が繰り返して話しているように、スピードが確実にアップしていることを証明した。明日の走幅跳での活躍が期待される結果だった。
 男子400 mハードルの河村英昭と女子100 mの鈴木亜弓は、組の2位で確実に決勝に駒を進めたが、男子200 mの馬塚貴弘は20秒台を記録したが、史上最高レベルと言われる予選を勝ち抜けなかった。女子円盤投の影山富子は7位。3位の選手とは約1m差で、順位以上の健闘だった。
■athletes' voice
村上幸史
「世界選手権の標準記録B(80m80)を狙っていたのですが、風が強くて…。いつもなら多少の風は気にならないのですが、今回は“記録がどうかな”と気になってしまいました。記録を狙う気持ちが強すぎて、イライラした部分がありました。本来、そういう気持ちが出てはいけないんですが」

池田久美子
「スタートは今日の予選が、私の中では一番よかったと思います。決勝も2台目でリードしたのですが、3台目以降はイボンヌさんが上でした。2位は嬉しいような、勝ちたかったような、ちょっと複雑な気持ちです。最近、本当に走れているので、何をやっても勢いでできてしまいそうな気がします。明日の走幅跳につながると思います」

影山富子
「あと1mを投げれば3位でしたが、その1mが難しいんです。今季は十分な練習ができていないので、今回はベスト8に入っておいて、秋の全日本実業団で頑張ります」

鈴木亜弓
「中部実業団のあとは1つの課題に絞って練習してきました。明日はもうちょっと、いい記録で走れると思います」
 
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