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2002年9月

 全日本実業団対抗選手権 2002年9月28日(土)~29日(日)
 天候:28日雨/29日曇り
■results
▼順位
▼選手名
▼記録
▼今までの自己ベスト
■1日目
男子200m
7位
馬塚貴弘
21秒55(-0.2) 20秒76
 
予選1組2位
松本 卓
21秒70(-0.5) 21秒23
男子1500m
14位
秋山悟志
3分52秒74 3分52秒63
男子400m
ハードル
1位
河村英昭
50秒24 48秒84
男子400m
リレー
3位
松本・安井・
馬塚・河村
40秒64 39秒95
男子走高跳
4位
尾上三知也
2m00 2m28
男子円盤投
5位
村上幸史
46m33 51m72
男子やり投
1位
村上幸史
71m26 80m59
女子200m
DNS
鈴木亜弓
決勝欠場 23秒91
女子1500m
15位
児玉真由子
4分30秒43 4分23秒40
 
24位
今井恵美
4分41秒47 4分25秒95
女子10000m
33位
小川純子
33分29秒08 自己新 34分03秒48
 
44位
古井友恵
35分15秒53 33分31秒75
<ジュニア種目>        
女子3000m
DNF
今井恵美
途中棄権 9分26秒04
■2日目        
男子100m
3位
安井章泰
10秒46(+0.8) 10秒21
 
予選2組4位
馬塚貴弘
11秒08(-0.5) 10秒37
男子400m
予選2組DNF
松本 卓
途中棄権 46秒45
男子5000m
29位
河村修一
14分02秒75 14分01秒80
 
52位
笹木浩二
14分25秒95 13分59秒52
 
55位
岩本照暢
14分29秒17 13分43秒40
男子110m
ハードル
予選2組5位
河村英昭
14秒84(-1.1) 14秒44
女子100m
5位
鈴木亜弓
11秒98(+0.7) 11秒68
女子400m
予選1組6位
一見 恵
63秒60 61秒41
女子800m
6位
児玉真由子
2分14秒21 2分11秒14
女子5000m
48位
松岡範子
16分45秒44 15分33秒40
 
49位
和気直美
16分49秒68 15分58秒49
女子円盤投
6位
影山富子
44m81 51m29
■review
 実業団チーム日本一を決める標記大会が、福島県営あづま陸上競技場で2日間に渡って行われた。初日の天候は雨で気温も低く、長距離種目以外には最悪のコンディション。10月のアジア大会代表など有力選手が故障を恐れたのか欠場が相次ぎ、また、記録的にも低調でやや盛り上がりに欠けた。そんななか、スズキでは男子400mハードルの河村英昭と同やり投の村上幸史が優勝。前述のようなコンディションのため記録的にはいまひとつだったが、ともに危なげのない勝ち方で国際レベルの力を誇示した。
 半年ぶりのレース復帰となる昨年の世界選手権代表・安井章泰を、2走に起用した男子4×100mリレーも3位と好走。女子1万mの小川純子も自己記録を更新する走りを見せた。反面、アジア大会代表の鈴木亜弓は予選を問題なく通過したものの、アキレス腱の痛みを考慮して決勝を棄権。2日目の100m出場が懸念された。
 2日目は天候的にも回復し、全体的に好記録も誕生して“実業団日本一”を決めるのに相応しい雰囲気に。しかし、個々の種目でのスズキ勢の優勝はなし。2連勝中の男女総合優勝も逃してしまった。苦戦が予想されていたとはいえ、トータル51点(4位)は一昨年の半分の点数。故障者が続出したのが原因だが、部としての練習スタイルなど根本的な見直しも迫られる大敗だった。男子だけで88点を獲得した富士通が総合優勝と男子優勝を飾り、41点のスズキは男子2位。
 そんななか、復帰第一戦の安井が激戦種目の100mで3位、新人の河村修一が5000mで自己記録に迫ったのは明るい話題。鈴木も100mの予選・決勝と走り抜き、アジア大会へ何とか間に合わせられそうな状況となった。
■athletes' voice
河村英昭
「(スズキに移籍してきて)1年目の去年が7位とよくなかったので、今年はしっかり走らないといけないと思っていました。年間計画からすると調整はできない時期でしたが、それでも勝たないといけない大会です。2週間前のスーパー陸上から左ヒザに違和感があったので、ジグザグに走るような感じになってしまいました。4×100mリレーと同じ日だったことや、コンディション(雨)を考えたら、まずまずの走りだったと思います」
村上幸史
「アジア大会があるので調整はせず、疲れが残っている状態で出場しました。この雨と寒さですけど、最低でも75mは投げたかったですね。気温が低いと、(痛めている)左脚の痛みが気になり、集中がしづらくなってしまいます。記録的に見たらダメですけど、雨の中で優勝できたということで、アジア大会など国際試合が雨になったときのシミュレーションにはなりました。入社1年目でチームに貢献できたのも嬉しいです」
安井章泰
「体力・筋力的には80~85%までしか回復していませんから、1日3本(予選・準決勝・決勝)は不安がありましたが、もうちょっと行きたかったですね。準決勝の感触では10秒3台も出せると思っていましたから。浮き上がりが早かった点が反省点。流れが悪くなって、最後の30mで伸びるべきところが伸びませんでした。でも、ここまで走れただけでもよかったと思います。90点は付けられます」
 第3回静岡県長距離強化記録会 2002年9月21日(土)
天候:曇り 
■results
▼順位
▼選手名
▼記録
▼今までの自己ベスト
男子5000m
1位
河野俊也
14分42秒85 13分55秒35
 
2位
大汐幸治
14分47秒77 自己新 14分53秒34
女子3000m
1位
一見 恵
9分43秒53 自己新 10分24秒35
 
10位
佐藤友紀
10分20秒81 初出場
女子5000m
1位
鄭 桂霞
16分13秒95 15分26秒32
 
2位
赤川 香織
16分21秒16 16分19秒00
 
3位
小川純子
16分24秒32 16分15秒41
 
4位
高木 笑
16分27秒94 自己新 16分33秒76
 
6位
内藤 加奈子
16分48秒47 16分26秒84
■review
 年5回行われるこの大会は、県が長距離種目の強化の為に行っている大会で、自己記録を目指しスズキからも男子1名、女子7名が出場した。新人の大汐は終始、71秒ペースで走りきり、自己記録を更新した。女子は、中部実業団選手権後で疲労があるなか、高木・一見が自己記録を更新、他の選手も自己記録に近いタイムで走ることが出来た。4月に両膝の手術をした鄭も、手術後の初レースだったが無難に走りきり、駅伝に向けて順調な回復をアピールした。
■athletes' voice
大汐幸治
「レース前、今回は気候が良くとても走りやすく、しかも体調が良かったので記録が狙えると思っていました。しかもレースでは、コーチの河野さんに引っ張ってもらい、きつい所で頑張ることができ、結果自己新を出すことが出来た。更に努力して、今年中に14分30秒で走れるように頑張りたいと思います。」
高木 笑
「今回の試合は、自分にとって約2年半ぶりの自己新でした。今まで故障が多く、1年目の秋から思うようにレースが出来ませんでしたが、最近少しずつ練習をすることができ、今回の結果に繋がったと思います。まだまだレベル的に低いので、これから上を目指し頑張りたいと思います。」
一見 恵
「この日は朝練の時から体が軽く、リズムよく走れたのでいつもと違う感じがありました。スタート前はすごく緊張していましたが、走ってる時にみんなの応援が良く聞こえて、リラックスして走ることが出来ました。これまで練習が思うように出来なく不安もありましたが、みんながいつも支えてくれたので今回記録が出たと思います。この気持ちを大切にして、これからも頑張って行きたいと思います。」
 第3回中部実業団陸上競技選手権大会 2002年9月16日(月)
 天候:曇り
■results
▼順位
▼選手名
▼記録
▼今までの自己ベスト
男子5000m
5位
河村修一
14分01秒80 自己新 14分02秒14
 
9位
政綱孝之
14分03秒28 自己新 14分10秒05
 
11位
上口広之
14分05秒68 自己新 14分17秒35
 
15位
秋山悟志
14分24秒04 14分06秒11
 
23位
飯田涼平
14分38秒48 13分57秒08
男子走高跳
1位
尾上三知也
2m03 大会新 2m28
女子1500m
1位
浦部香菜恵
4分49秒66 4分22秒02
女子5000m
2位
赤川香織
16分21秒30 16分19秒00
 
3位
内藤加奈子
16分26秒84 自己新 16分37秒2
 
4位
小川純子
16分27秒34 16分15秒41
 
7位
早津佳映
16分36秒77 自己新 17分11秒06
 
8位
児玉真由子
16分40秒66 16分12秒23
 
9位
松岡範子
16分49秒22 15分33秒40
 
11位
高木 笑
16分53秒60 16分33秒76
 
12位
一見 恵
17分09秒28 自己新 17分32秒56
 
16位
古井友恵
17分31秒56 15分51秒24
 
18位
今井恵美
17分49秒78 15分59秒64
 
20位
佐藤友紀
18分14秒11 初出場
■review
 今回で3回目を迎えるこの大会は例年、体育の日に行われていた大会で記録を狙える大会であったが、今年から9月に変更され秋季トラックレース第1戦目の大会となった。男子は合宿が明けてから間もなく疲労が残っている中、上口、政綱、河村が前半から良い位置に付け、それぞれが自己記録を更新する走りを見せた。女子は新人の3人が自己記録を更新し、故障者が多かった夏場をどうにか抜け出し調子を上げてきている。男子、女子、両チームとも駅伝に向けてまずまずのスタートを切る事ができた。
■athletes' voice
河村 修一
「今月13日まで、チームの強化合宿が行われていましたが、膝に違和感があったり、多少の疲れもありましたが、調子は上り調子でしたので10月5日に静岡県記録会での10000mに向けて、今回は練習の一環として走りました。実際レースでは、良い手ごたえがありました。まずはこれからの9月28日の全日本実業団に向けて、しっかり調整し、自己新の更新を目指して行きたいと思います。」
内藤 加奈子
「今月、中国から帰国して4日後の試合でした。初めての海外合宿で、毎日いっぱいいっぱいの練習と、なれない環境での生活とで疲れている状態でした。また高地トレーニングでの設定タイムが、平地と比べると遅くなっていたので、試合前日の刺激では、速い動きに体がついていくか心配でした。しかし、レースでは最後まで気持ちが切れることなく粘ることができ、自己新で走ることが出来ました。これに満足せずに更にがんばって行きたいと思います。」
 スーパー陸上 2002年9月16日(月)
 天候:雨
■results
▼順位
▼選手名
▼記録
 (+追い風/-向い風)
▼今までの
  自己ベスト
男子400mハードル
3位
河村英昭
49秒26 48秒84
女子200m
9位
鈴木亜弓
25秒10(-0.4) 23秒91
女子4×100mリレー
1位
鈴木亜弓
44秒73(※日本チーム3走) 44秒11
■review
 スーパー陸上は国際陸連が賞金・出場料などの授受を認めたパーミット大会。5月に大阪で行われたグランプリよりも格は下になるが、メンバー的にはグランプリと変わらない大会もある。スーパー陸上はその年に活躍した選手が集まり、テレビ放映もされて全国的に注目度が高い。選手にとっては日本選手権や全日本実業団などと違ってタイトルにはならないが、自分の調子を測るには好都合の大会。自己新を出したり、外国選手と競り合うことができれば、大きな自信となる。
 アジア大会の壮行競技会でもあるが全種目が行われるわけではなく、アジア大会(10月)代表の村上幸史らに出番がなかったが、同じくアジア大会代表の鈴木亜弓と、アジア選手権(8月)銀メダルの河村英昭が出場した。アキレス腱痛に悩まされている女子200mの鈴木は、残念ながら9位と最下位。しかし、男子400mハードルの河村英昭が記録的には上の外国選手を破って3位(日本選手2位)となり、国際レベルの力を実証した。
■athletes' voice
河村英昭
「アジア選手権が終わって3週間ありましたから、いったん調子を落とす必要があったんです。もう一度仕上げようと思いましたが、時間的に間に合いませんでした。優勝タイムは48秒後半を予想していましたから、アジア選手権くらいまで調子を戻せれば勝てるかな、とも考えていたんですが…。でも、急いで仕上げて、大腿部やヒザが完全ではないところもあるなかで、49秒2台はまずまずです。外国選手とのレースですし、前半を置いていかれないように頑張りました」
鈴木亜弓
「リレーを走ってアキレス腱がしびれてしまいましたが、今日200mを走っておけば、全日本実業団(9月28・29日)につながって、そこで調子を上げてアジア大会にもつなげられると思いました。外国選手とのレースですが、自分のレースをどうやってこなしていって調子を上げるかが課題でしたね。まだまだスピードが戻っていませんが、アジア大会に向けて頑張ります」

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