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2002年8月

 第45回東海陸上競技選手権大会 2002年8月24日(土)~25日(日)
 天候:24日曇り/25日晴れ
■results
▼順位
▼選手名
▼記録
(+追い風/-向い風)
▼今までの
  自己ベスト
男子100m
5位
馬塚貴弘
10秒66 (+1.0) 10秒37
男子200m
1位
馬塚貴弘
21秒17(+0.2) 20秒76
男子走高跳
10位
尾上三知也
2m00 2m28
女子円盤投
2位
影山富子
46m52 51m29
■review
 2003年度の日本陸上競技選手権大会予選会を兼ねているこの大会で、馬塚選手が200mに21秒17で優勝した。(来年発表の出場標準記録Bを突破していると出場権利を獲得することができる。本年度の出場標準記録Bは21秒30。)この大会は毎年残暑厳しい中で行われるが、その状況の中でも勝つことが重要。今回力が発揮できなかった選手は、秋に向けての課題を再認識することができたので、次の試合にむけて一層鍛練することを目標とする。
■athletes' voice
馬塚貴弘
「合宿の成果を優勝という形で得られたことを嬉しく思います。次の試合でも
良い結果を残せるようにがんばりますので応援よろしくお願いします。」
 第14回アジア選手権 2002年8月12日(月)
 <最終日>
■results
▼順位
▼選手名
▼記録
▼今までの
  自己ベスト
男子400mH
2位
河村英昭
48秒85 48秒84
男子4×400mR
3位
河村英昭
3分07秒09(4走)  
 
3位
松本 卓
3分07秒09(1走)  
■review
 3日目は4×400mリレーの予選がなくなり、その結果スズキ選手の出場はなくなったが、最終日は男子400mハードルに河村英昭、4×400mリレーに河村と松本卓が出場した。
 2日前の予選2組をトップで通過した河村には金メダルも期待されたが、1組トップのアルヌビ(カタール)も実績のある選手。4年前も今年と同様にアジア選手権とアジア大会が行われたが、アルヌビがアジア選手権、河村がアジア大会と優勝を分け合った。何よりベスト記録では48秒84の河村に対し、アルヌビは48秒17と大きく上回っている。
 レースは4レーンにアルヌビ、5レーンに河村と隣合っていた。8台目で3~4人が並んでいたが、そこから2人が抜け出し、9台目はアルヌビがリード。10台目で河村が追い上げたが、アルヌビも河村と同じ後半タイプ。抜き去るところまではいかず、48秒67のアルヌビに対して河村は48秒85。1mちょっと届かなかった。
 しかし、河村の記録は自己ベストに0.01秒と迫る自己2番目の好タイム。それを、必ずしも環境的にいいとはいえない大会で出したことに意義がある。
 4×400mリレーは1走に松本、4走に河村と日本チームの半分をスズキが担った。しかし、400mの持ちタイムではスリランカとインドに劣るメンバー。1走の松本から3位で推移し、アンカーの河村も最後は2本連続で走る疲れが出て、順位を上げることはできなかった。
■athletes' voice
河村英昭
「ラストで抜けるかなとも思いましたが、アルヌビも強かったです。詰め切れませんでした。でも、やっと自分の走りを取り戻せた気がします。海外の経験も積んできて、今回は調整もうまくいき、出るべくして出た記録。とはいえ、競技場も含め国内と比べたらコンディション的によくない海外の試合で、これだけの記録を出せたことは自信になります。テクニック面など細かいことでも得たものは大きかったと思いますので、今後の試合に生かせます。来年の世界選手権、その翌年のオリンピックを視野に入れて、いい経験になりました」

松本卓
「(予選落ちだった)400mも前半から乗りませんでしたが、今日のリレーも前半が重くて後半やっと、少し動いたという走りでした。スリランカやインドとも、いい勝負をしたかったのですが…。海外の試合は3回目ですが、まだまだ雰囲気に飲まれているところがあります。外国選手のレース前の過ごし方など勉強になったので、そういったことも生かしつつ、海外でも自信を持てるタイムを出して、国際試合でも力を出せる選手になりたいと思います」
 第14回アジア選手権 2002年8月10日(土)
 <2日目>
■results
▼順位
▼選手名
▼記録
▼今までの
  自己ベスト
男子400mH
予選2組1位
河村英昭
50秒92 48秒84
女子4×100mR
5位
鈴木亜弓
45秒74(3走)  
■review
 アジア選手権2日目。湿度こそ日本より低いものの射すような陽射しで、夕方、にわか雨(スコール)もあり、選手たちに南国であることを再認識させた。決勝も多く行われ始めた2日目は、スズキからは女子4×100mリレー決勝に鈴木亜弓が、男子400mハードル予選に河村英昭が出場した。
 女子4×100mリレーの日本チームは直前のメンバー変更があり、バトンパス練習が不十分。安全運転の結果、次走者のスピードが上がりきらないうちに渡すつまり気味のパスになり、3走の鈴木には4番手くらいでバトンが渡った。鈴木は1つ内側のスリランカに抜かれて5位に後退、日本はそのままの順位でフィニッシュした。鈴木は順位こそ落としたが、抜かれた相手は100m優勝者のジャヤシンゲ(シドニー五輪200m銅メダリスト)。走り自体は悪くなかった。
 男子400mハードル予選は2組が行われ、河村は2組目で50秒92のトップ。決勝は1組トップ(50秒72)のアルヌビ(カタール)との対決が予想される。ベスト記録では大きく上回る相手だけに勝つのは容易ではないが、河村も好調が伝えられているだけに、好勝負が期待される。
■athletes' voice
鈴木亜弓
「バトンパスは受けるときも渡すときも、つまったパスになってしまいましたが、走りとしては昨日の100mよりもよかったと思います。右足アキレス腱の痛みを南部記念で悪化させてしまい、テーピングをしてやっと走れる状況でしたが、クラウチング(スタート)の100mよりも、スタンディング(スタート)のリレーの方が、走りやすかったかなと感じました。
 これまでも国際大会は何回か出ていますが、力のなさを一番身に染みて感じた試合でした。同じ人間でどこか違うんだろうと、真剣に考えました。単語でのやりとりですが、ジャヤシンゲさんとも話をして、私はそういうタイプじゃないと思っていましたが、やっぱりパワートレーニングも取り入れないとダメかなって。それと、練習相手の必要性も感じました。
 海外ですから、開始時間が遅れるのはよくあることですが、1次コールと2次コールの間、ずっと拘束されたのにはびっくりしました。外国では、逆に自由なことが多いんですけど…。胸のナンバーの付け方も今日から急に厳しくなって、そのため"JAPAN"の文字を隠すことになってしまいました。日の丸だけはなんとか、見せることができましたけど」
 第14回アジア選手権 2002年8月9日(金)
 <1日目>
■results
▼順位
▼選手名
▼記録
▼今までの自己ベスト
男子400m
予選1組3位
松本 卓
47秒70 46秒45
女子100m
予選1組6位
鈴木亜弓
12秒18(風不明) 11秒68
■review
 第14回アジア選手権が8月9日から4日間の日程で、スリランカのコロンボで開幕した。10月のアジア大会との違いは、陸上競技だけの大会である点。アジア大会の前哨戦的な意味合いもあるが、ここで勝てば9月のワールドカップ・アジア代表の座が手に入る(ワールドカップは5大陸プラス世界の強豪3カ国が1名ずつ選手を派遣し、各種目8人、一発決勝で行われる大会)。そのアジア選手権にスズキは河村英昭、鈴木亜弓、松本卓の3選手を日本代表として送り込んだ。
 大会初日の9日は、男子400mに松本、女子100mに鈴木が出場。松本は3組2着+2が決勝進出条件の予選で1組3位となったが、2組目で好記録が誕生したため、残念ながら予選落ち。6月の日本選手権でも"あと一歩"というところでアジア大会代表を逃しているが、今回も0.10秒差(約1m)と、文字通りあと一歩で決勝進出を逃した。
 鈴木は予選1組6位。女子100mは2組4着が決勝進出条件で、鈴木は4位と0.17秒差とやや開きがあった。明日は鈴木が女子4×100mR決勝、河村が男子400mH予選に出場予定。

 

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