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全国各地から563台が来場!

9月2日、第4回目を迎えたVストロームミーティングが静岡県浜松市のスズキ本社で華やかに開催されました。
好天に恵まれ、会場にはVストロームシリーズのオーナーを始めVストロームファン、スズキファン、
合わせて 総勢884名、563台 が集結、豪華ゲストと多彩なプログラムでVストロームオンリーな一日を過ごしました。

レポート

午前9時の開場と共に、スズキ本社の正門から続々とVストロームが入場します。絶え間なく続くVストロームの列が、またたく間に広大な駐輪場を埋め尽くしていく様子は壮観そのものです。近県ナンバーはもちろん、東北や関西、九州のナンバーなど、はるばる旅をしてきた、あるいは今なお長旅の最中といった、リアに荷物を満載したお客様も目立ちます。

受付で冷たいドリンクを受け取り、アンケートに記入し終えたお客様の多くが次に目指すのは、オリジナルグッズ販売のコーナー。ここでは記念Tシャツやタオル、チャリティグッズなどいずれも数量限定で、この日この会場でしか手に入らない人気商品のため、販売開始時刻の前から長い列ができました。チャリティグッズはVストロームロゴ入りのオリジナルカトラリーセットで、売上金は7月の豪雨災害義援金として全額寄付されました。
午前10時半、スズキ株式会社 鈴木俊宏社長の開会宣言で、会場内の各コーナーが活気にあふれます。

2018年7月豪雨災害
義援金振込み報告

Vストロームミーティング2018の会場内で販売をさせていただきました、平成30年7月豪雨災害チャリティグッズ「カトラリーセット」の売上分を9月3日(月)に日本赤十字に寄付させていただきました。皆様のご協力、誠にありがとうございました。

出展ブースでは、キジマ、スズキビジネスオート、タナックス、バイクブロス、ブリヂストン、プロト、ヨシムラの各社によるVストローム関連のドレスアップ用品やスペシャルパーツ、情報ツールなどを詳しく見ることができます。マシン展示コーナーでは、Vストロームシリーズに加えて注目の新型ジムニーも並びました。さらにお客様がホワイトボードに熱心に書き込んでいるのは、『Vストロームと私 ひとことスナップ撮影』のコーナーで、プロカメラマンにこの日の思い出の1枚を撮ってもらう恒例企画です。Vストローム歴や思い出のツーリング場所について書いたり、最高の相棒といった言葉も多く、それぞれにVストロームへの愛があふれます。そして飲食エリアにはご当地グルメのキッチンカーも並び、隣接の休憩テントでゆっくり食事もできます。

いよいよステージイベントが始まりました。進行MCの浜崎美保さんと一緒に登場したのは、このミーティングではすっかりお馴染み、Vストローム250で旅を続けるバイク冒険家の賀曽利隆さんと、ジャーナリストでVストローム650オーナーのノア セレンさん。そして今回はアウトライダー編集長の菅生雅文さんも登場して、早速Vストローム談義で盛り上がります。
ステージプログラム第1部は、スズキの開発エンジニア3名とノアさん、菅生さんによる『Vストローム開発トークショー』。新型Vストローム1000、650、250各モデルの開発を手掛けたエンジニアが、それぞれマシンへの思い入れやこだわりを披露し、ノアさんと菅生さんはユーザーの代表として質問や意見を投げかけ、お客様の質疑応答タイムもあり、貴重で濃いひとときです。

続いて第2部は、賀曽利さんがツーリングウェア姿でステージに上がり、ちょうど1年前にスタートした『日本一周旅・70歳編』の報告と、旅先での人々との出会いやふれあいの素晴らしさを語ってくれました。前日に71歳の誕生日を迎え、現在も様々なテーマを掲げて走り続ける賀曽利さんは、バイクと同時に年齢や健康の話も折り込みながら満席のお客様を魅了します。真剣に聞き入る誰もが、何歳になっても賀曽利さんのように元気で走りたいと思うのでした。

続いてステージでおこなわれた『遠くから来たで賞』、東日本編は茨城県の水戸と栃木県の宇都宮からのお客様がダブル受賞、西日本編は長崎と大分からのお客様3名が賑やかに受賞しました。さらに特別賞として、この日の参加最高齢64歳のお客様に『いつまでもお元気で賞』が贈られ、賀曽利さんと固い握手を交わしました。ミーティングも終盤となり、恒例のじゃんけん大会では豪華賞品を前にノアさんとのじゃんけんにも力が入り、会場は熱気に包まれます。

最後は株式会社スズキ二輪 濱本社長の閉会のご挨拶、そして社屋のSマークを背景に全員での記念撮影がおこなわれ、Vストロームミーティング2018は大盛況のうちに終了しました。今年もさらに新たな仲間の輪が広がり、あちこちで再会を約束したり写真を撮り合うシーンが見られます。鈴木社長、濱本社長はじめスズキスタッフが手を振ってお見送りする中、Vストロームが1台、また1台と次の旅へと出発していきました。