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ファブリッツィオ、無念のリタイアで次戦に賭ける

イタリアのイモラで開催されたスーパーバイク世界選手権第11戦、チームアルスタースズキのミッシェル・ファブリッツィオは、第1レースのスタート後2ラップ目でクラッシュによりリタイア、第2レースも11ラップの時点でリタイアを余儀なくされ、試練の一日となった。
地元イタリアのファンの前で雄姿を披露するべく、ファブリッツィオは第1レースで(11番グリッド)スタートから積極的に出ると、オープニングラップを終えた時点で7番手に浮上した。しかし、まさしく次のラップを走っていたその時、エンジン左側がシケインの縁石に接触、バランスを失い転倒した。幸いファブリッツィオに怪我はなかったが、再スタートはできなかった。
続く第2レースでは、1ラップ目で9番手、その後さらに7番手まで順位を上げたが、ギアシフトに何らかの不調を感じたため、11ラップを走ったところでやむなくコースサイドにマシンを寄せた。
第1レースは1位J・レイ(ホンダ)、2位芳賀紀行(アプリリア)、ポイントリーダーのC・チェカ(ドゥカティ)が3位となった。第2レ-スもスタートからリードしたレイが連勝するかに思われたが、レース終盤でバッテリーコネクターのトラブルによりリタイア、代わって芳賀とチェカによるトップバトルとなった。チェカは16ラップの最終シケインへのアプローチで芳賀の前に出るとそのまま逃げきり、芳賀に4秒以上の差をつけてチェッカーを受けた。3位にL・キャミア(アプリリア)、4位にE・ラバティ(ヤマハ)、5位にはL・ハスラム(BMW)が入った。
| 順位 | ライダー | メーカー | Time/gap |
|---|---|---|---|
| 1位 | J・レイ | ホンダ | 38'03.396 |
| 2位 | 芳賀 紀行 |
アプリリア |
+0.111 |
| 3位 | C・チェカ | ドゥカティ | +9.449 |
| 4位 | T・サイクス |
カワサキ |
+9.792 |
| 5位 | E・ラバティ |
ヤマハ | +14.699 |
| DNF | ミッシェル・ファブリッツィオ |
スズキ | +20Laps |
| 順位 | ライダー | メーカー | Time/gap |
|---|---|---|---|
| 1位 | C・チェカ | ドゥカティ | 38'04.538 |
| 2位 | 芳賀 紀行 |
アプリリア |
+4.631 |
| 3位 | L・キャミア | アプリリア | +15.159 |
| 4位 | E・ラバティ |
ヤマハ | +17.195 |
| 5位 | L・ハスラム | BMW | +17.388 |
| DNF | ミッシェル・ファブリッツィオ |
スズキ | +11Laps |
| 順位 | ライダー | メーカー | ポイント |
|---|---|---|---|
| 1位 | C・チェカ | ドゥカティ | 417 |
| 2位 | M・メランドリ |
ヤマハ |
320 |
| 3位 | M・ビアッジ | アプリリア | 281 |
| 4位 | E・ラバティ |
ヤマハ | 256 |
| 5位 | L・ハスラム | BMW | 187 |
| 6位 | L・キャミア | アプリリア | 171 |
| 10位 | ミッシェル・ファブリッツィオ | スズキ | 141 |
| 順位 | マニュファクチャラー | ポイント |
|---|---|---|
| 1位 | ドゥカティ | 441 |
| 2位 | アプリリア | 376 |
| 3位 | ヤマハ | 375 |
| 4位 | BMW | 232 |
| 5位 | カワサキ | 192 |
| 6位 | ホンダ | 162 |
| 7位 | スズキ | 158 |








「今日の結果にはとてもがっかりで、また苛立たしい。スターティンググリッドの位置も理想的とは言えなかったが、自分としてはレースペースも良く、トップ争いに食い込めるチャンスだと思った。第1レースはスタートも良かったが、シケインで少しアグレッシブに突っ込み過ぎたようで、エンジンの左側が縁石にぶつかって転倒した。一瞬の出来事で、リカバリーはできなかった。マシンに駆け寄り、再スタートしようとして壊れたフェアリングの一部を外してみたが、ダメージが大きく、レースに戻るのは諦めた。第2レースは手堅いスタートから着実に順位を上げようと思い、用心深く攻めていった。しかしながら、間もなくシフトダウンにトラブルが生じて、しばらく走り続けたが、段々フィーリングが悪くなったので、最後はコースサイドに寄った。前回のニュルブルクリンクでもがっかりしたが、今日はそれ以上にアンラッキーも重なってとても残念な結果だ。自分の走りそのものは非常に調子が良いのだが、このところの4戦ではそれを発揮できないでいる。次戦のマニクールでは流れを変えて、ぜひとも良い結果を出したい。」