2019 MotoGP
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2019年9月14日
MotoGP 第13戦 サンマリノGP 予選 場所:イタリア ミサノワールドサーキット/マルコ・シモンチェリ
サンマリノGP予選はリンス、ミルが揃って3列目グリッドを獲得
• アレックス・リンスは3列目スタートでチャンピオンシップ3番手ポジションのディフェンドを目指す
• ジョアン・ミルはQ1からQ2に上がり、チームメイトのすぐ後方で予選を終える • チームは決勝でのトップグループバトルに期待
サンマリノGPの土曜日は天候にも恵まれ、午前のFP3ではライダー達が激しいタイム争いを繰り広げ、朝からエキサイティングな展開がスタート。アレックス・リンスはセッションをトップ10圏内で終えてまずはダイレクトQ2行きを決める。怪我からの復帰戦となったチームメイトのジョアン・ミルは、このセッションでは主にレースペースを見据えたセットアップに時間を充てるが、終盤のアタックでは1'33.497を記録。トップ10圏内は逃したものの、ポジティブなフィーリングでセッションを終えた。
FP4は両ライダー共予選、決勝に向けてのセットアップに努め、リンスは5番手タイムを記録、ミルはQ1チャレンジに向けて最終調整を行う。 迎えたQ1セッションでは、ミルが序盤に好タイムをマークしていきなりトップに躍り出る。その後各ライダーのタイムアタックが繰り返されるが、ミルの記録したタイムは終盤まで一度も上位2位から落ちることなく、ルーキー・ミルは復帰戦でQ2チャレンジのチャンスを手にする。 最終予選となるQ2では両ライダーが共にフロントミディアム、リアソフトのタイヤコンビネーションを選択。ミルは序盤から早々にペースを上げるも、一方のリンスは各ライダー達の激しいタイム争いの中でタイムアップに苦戦。終盤にベストタイムを記録し、リンス9番手、ミル10番手でセッションが終了。しかしセッション終了後、リンス、ミルより上位ポジションを獲得していたヨハン・ザルコ選手(KTM)にペナルティーが科せられたため、両ライダーのポジションはひとつずつ繰り上がり、決勝はリンス8番手、ミル9番手と共に3列目からのスタートとなった。 ダビデ・ブリビオ チームマネージャー
「このサーキットは我々にとってなかなか手強いサーキットでしたね。もう少し上位を期待していましたが、それでも悲観するような結果ではないと思っています。明日のウォームアップで最後の調整をし、それが決勝での助けになってくれることを願いたいですね。ジョアンは復帰戦にも関わらず、Q1からQ2に上がって予選を10番手で終え、期待以上のパフォーマンスを見せてくれました。またアレックスは3列目からのスタートとは言え、かなり良い状態なので、明日もまたトップグループでのバトルが期待できると思っています。」アレックス・リンス
「他のサーキットに比べるとちょっと苦戦気味だけど、レースペースは悪くないよ。FP4ではタイヤを変えずに9ラップ走って、ペースも安定していたしね。予選のタイムアタックではトップとちょっと差がついてしまったけど、レースになれば大丈夫だと思っている。厳しいレースになるとは思うけど、覚悟もできているし、むしろ楽しみでもあるね。とにかくいつもと同じように決勝ではベストを尽くすよ。」ジョアン・ミル
「2戦連続で欠場してからの復帰戦だったから、その状況を考えればグリッド位置は悪くないと思う。切り返しでちょっとロスがあるので、決勝に向けてもう少しセットアップを詰める必要があるね。グリッドは上位じゃないけどペースは悪くないから、明日どんなレースができるか楽しみだよ。」MotoGP 第13戦 サンマリノGP 予選結果
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