二輪車トップ > スズキレーシングレポート > 全日本モトクロス選手権 第3戦 中国大会
スズキレーシングレポート
トップ ロードレース世界選手権 全日本ロードレース選手権 全日本モトクロス選手権
2019 全日本モトクロス選手権
2023 鈴鹿8耐 スペシャルサイト
スズキ株式会社 国内二輪 X(旧Twitter)公式アカウント
全日本モトクロス選手権
2019年6月2日
全日本モトクロス選手権 第3戦 中国大会
会場:広島県・世羅グリーンパーク弘楽園

プライベートチームがワークス勢を打破、深谷広一が第2ヒートで見事な逆転優勝を飾る!!
IA2は内田篤基が惜しくも表彰台を逃すも6-4位で総合5位
2019全日本モトクロス選手権シリーズ第3戦中国大会は、広島県世羅郡の世羅グリーンパーク弘楽園で開催された。広島県の山間部にある同コースは、急傾斜のアップダウンの中にハイスピードジャンプを配したダイナミックなレイアウトが特徴のコース。石の多いハード路面は全日本開催に合わせて入念なメインテナンスが施され、ほぼベストコンディションを保った一方、新たに改修されたトリッキーな8連続ジャンプではクラッシュが相次ぎ、負傷者も多数発生した。

大会期間中は土曜日が快晴。日曜日は曇り時々晴れで、駐車場に多数並んだライダーを含め、県内外から土日合わせて3,300人のファンが訪れ、コースを取り囲む観戦エリアから白熱したバトルに声援を送った。

スズキのサポートライダーでは、IA1クラスに参戦するSRF Team SBEの深谷広一が、第1ヒートこそスタートの出遅れで5位に甘んじたものの、第2ヒートでは序盤からワークス勢に割って入り、トップ争いを展開。レースの終盤、4番手から表彰台を狙った深谷は、最終ラップに先行するライダー2台が接触転倒すると、代わってトップに立った小方 誠(カワサキ)に猛アタックをしかけてパッシングに成功。土壇場の大どんでん返しで見事な逆転優勝を飾った。国内最高峰クラスでの深谷の優勝はこれが2度目だが、2016年の神戸大会は2位でチェッカーを受け、優勝したライダーがペナルティで降格となったために繰り上がったもの。自身がIA1クラスの表彰台の頂点に立ったのはこれが初となる。プライベートチームでワークスを打ち破る快挙を達成した深谷は、暫定ポイントランキングで6位から4位へとポジションアップを果たした。SRMマウンテンライダースの小林秀真は13-10位で総合12位。SRF関東オートスポーツ清水の川口尚希は19-17位で総合18位。

IA2クラスでは、スズキの開発ライダーで2019年モデルの新型RM-Z250に乗るTeam SSCの内田篤基が、両ヒート追い上げのレースから第1ヒートは5位、第2ヒートは表彰台にあと一歩まで迫る4位まで挽回し総合では5位。SRF Team SBEの髙原秋斗はチームの地元で13-12位と健闘し総合10位。SRMマウンテンライダースの鴨田 翔は総合13位、同じくSRMマウンテンライダースの真野凌輔はルーキートップとなる総合19位のリザルトをマークした。


深谷広一(SRF Team SBE・IA1クラス・総合3位)
「ヒート1はスタート自体は悪くなかったんですが、1周目に混戦の中で転倒してしまい5位でした。ただ、土曜日からタイムは出ていたし、追い上げのレースでもトップと変わらないペースで走れていたので、第2ヒートは最低でも表彰台は行けると確信していました。一旦は成田選手(ホンダ)に抜かれましたが、前で2台が転倒してチャンスが到来しました。前の小方選手(カワサキ)の遅い部分は分かっていたので、これは行くしかないとアタックしました。ある意味ラッキーだけどすごく嬉しいです。チームはもちろん、たくさんの人に支えてもらって表彰台の一番高い所に立つことができました。今後もこういうレースを続けて行きたいし、行けると思います。」

内田篤基(Team SSC・IA2クラス・総合5位)
「スタートの失敗が全ての敗因。そこだけクリアできていれば間違いなくトップ争いに加われていたはずなので、今回の内容には悔しさしかありません。レース結果にタラレバを言っても仕方ないので、次のSUGOまでにしっかりと調整し、実践して見せます。」

第3戦 中国大会 IA1 決勝第1ヒート結果
順位ゼッケンライダーチーム名メーカータイム/トップ差
1114成田 亮Team HRCHONDA33:26.269
24小方 誠Kawasaki Team GREENKAWASAKI+00:08.623
3400山本 鯨Team HRCHONDA+00:15.598
48岡野 聖TEAM YAMALUBE YAMAHA
RACING
YAMAHA+00:23.885
551深谷 広一SRF Team SBESUZUKI+00:26.507
6322横澤 拓夢Team TARGETHONDA+00:28.059
7155大塚 豪太T.E.SPORTHONDA+00:28.796
86星野 裕TEAM HAMMERHONDA+00:29.398
9793池谷 優太KTM うず潮レーシング福山KTM+00:29.678
1045安原 志グリーンクラブ
八尾カワサキ ANNEX
KAWASAKI+00:38.234
1346小林 秀真SRM マウンテンライダーズSUZUKI+01:05.272
1925川口 尚希SRF関東オートショップ清水SUZUKI+1Lap
第3戦 中国大会 IA1 決勝第2ヒート結果
順位ゼッケンライダーチーム名メーカータイム/トップ差
151深谷 広一SRF Team SBESUZUKI33:27.468
24小方 誠Kawasaki Team GREENKAWASAKI+00:01.759
3114成田 亮Team HRCHONDA+00:09.965
4400山本 鯨Team HRCHONDA+00:21.382
56星野 裕TEAM HAMMERHONDA+00:24.625
6155大塚 豪太T.E.SPORTHONDA+00:30.532
78岡野 聖TEAM YAMALUBE YAMAHA
RACING
YAMAHA+00:34.490
841北原 岳哲グリーンクラブ&
パーク神戸RT
KAWASAKI+00:38.151
944小島 庸平Bells Racing/SoCalMXTFHONDA+00:50.702
1046小林 秀真SRM マウンテンライダーズSUZUKI+00:59.416
1725川口 尚希SRF 関東オートショップ清水SUZUKI+1Lap
第3戦 中国大会 IA2 決勝第1ヒート結果
順位ゼッケンライダーチーム名メーカータイム/トップ差
140大城 魁之輔Bells Racing/SoCalMXTFHONDA33:48.522
236大倉 由揮YAMALUBE RACING TEAM
with TEAM KOH-Z
YAMAHA+00:05.635
343道脇 右京TEAM KOHSAKA with CARVEKHONDA+00:08.180
4386横山 遥希グリーンクラブ&
パーク神戸RT
KAWASAKI+00:16.607
581平田 優Team abe-GYAMAHA+00:17.248
638内田 篤基Team SSCSUZUKI+00:31.782
742浅井 亮太bLU cRU フライングドルフィン 
サイセイ
YAMAHA+00:35.608
848大木 汰一グリーンクラブ
ライムグリーンRT
KAWASAKI+00:40.753
937鳥谷部 晃太YAMALUBE RACING TEAM
with TEAM エム FACTORY
YAMAHA+00:42.055
1085田中 教世TEAM REDSEEDHONDA+00:43.194
1364髙原 秋斗SRF Team SBESUZUKI+00:57.966
1855鴨田 翔SRM マウンテンライダーズSUZUKI+01:33.431
20911斉藤 嵩オートスポーツ清水SUZUKI+01:54.881
2506真野 凌輔SRM マウンテンライダーズSUZUKI+1Lap
第3戦 中国大会 IA2 決勝第2ヒート結果
順位ゼッケンライダーチーム名メーカータイム/トップ差
136大倉 由揮YAMALUBE RACING TEAM
with TEAM KOH-Z
YAMAHA32:07.774
2386横山 遥希グリーンクラブ&パーク神戸RTKAWASAKI+00:05.510
340大城 魁之輔Bells Racing/SoCalMXTFHONDA+00:06.886
438内田 篤基Team SSCSUZUKI+00:17.286
543道脇 右京TEAM KOHSAKA with CARVEKHONDA+00:19.705
642浅井 亮太bLU cRU フライングドルフィン 
サイセイ
YAMAHA+00:30.630
781平田 優Team abe-GYAMAHA+00:34.691
858鈴村 英喜TEAM HAMMERHONDA+00:36.212
947平山 力グリーンクラブRC
弘前&TSF
KAWASAKI+00:52.523
1048大木 汰一グリーンクラブ
ライムグリーンRT
KAWASAKI+01:04.945
1155鴨田 翔SRM マウンテンライダーズSUZUKI+01:06.509
1264髙原 秋斗SRF Team SBESUZUKI+01:22.031
1406真野 凌輔SRM マウンテンライダーズSUZUKI+01:31.792
16911斉藤 嵩オートスポーツ清水SUZUKI+01:43.424