スズキレーシングレポート
トップ ロードレース世界選手権 全日本ロードレース選手権 全日本モトクロス選手権
2018 全日本ロードレース選手権
ROUND1
ROUND2
ROUND3
ROUND4
ROUND5
ROUND6
ROUND7
ROUND8
ROUND9
2018 全日本ロードレース選手権
MotoGP 日本グランプリ
鈴鹿8時間耐久ロードレース
TEAM.SUZUKI
SUZUKI MotoGP Youtube
スズキ株式会社 国内二輪 Twitter公式アカウント
全日本ロードレース選手権
2018年4月21・22日
全日本ロードレース選手権 第2戦 鈴鹿2&4レース
会場:三重県・鈴鹿サーキット

津田、満身創痍の状態ながら第2レースを4位でゴール
チームメイトの渡辺は両レースで5位獲得
4月21日・22日に三重県鈴鹿サーキットで、全日本ロードレース選手権シリーズ第2戦鈴鹿2&4レースが開催された。今回のレースにスズキ勢からは、ヨシムラスズキMOTULレーシングの津田拓也、渡辺一樹、Team KAGAYAMAの加賀山就臣、エスパルスドリームレーシング・IAIの生形秀之らが参加した。

寒さや雨に苦しめられた開幕戦だったが、一転して第2戦は好天に恵まれ、安定したコンディションの中でレースウイークを過ごすことができた。今回は8耐を見据えたチームがスポット参戦してきたことからエントリー台数が74台もあり、全セッションが二組に別けて行われた。

金曜日のART合同テスト1本目ではB組で津田が2'07.222でトップに付け、順調な走り出しとなった。2本目A組で渡辺が2'07.734で4番手、B組では津田が2'08.390で3番手となり、初日は全体で津田が5番手、渡辺7番手、加賀山11番手、生形15番手でのスタートとなった。

翌土曜日は朝8時40分から30分間の予選が2組に別けて行われた。A組を走った渡辺は2’06.769で4番手、加賀山2’07.456で5番手、生形2'08.952で9番手となった。B組では津田が2'05.989でトップに付けた。今回も2レースが行われ、第1レースのグリッドはファステストタイム、第2レースのグリッドはセカンドラップタイムで決定される。その結果、第1レースは津田が3番手、渡辺6番手、加賀山10番手、生形16番手、第2レースは津田5番手、渡辺6番手、加賀山11番手、生形15番手となった。

土曜の午後2時45分から第1レースは18周で行われた。スズキ勢は順調なスタートを切り、1コーナーに津田5番手、渡辺8番手、加賀山9番手で飛び込む。前に出たい津田だったが、この周の130Rで他車と接触しコースアウト。17番手まで順位を落としてしまう。渡辺は2周目に2'06.775、3周目2'06.704と早いタイミングでペースアップしてトップグループに加わった。終盤、前の2台が抜け出し、その後ろを3台での3位争いに加わった渡辺は14周目にはこの集団の前に出て3番手となるが、抜きつ抜かれつのバトルとなり、予断を許さない状況が続く。迎えたラストラップ、130Rで勝負を仕掛けた渡辺だったが前を抜ききれずにコースアウトし、5位でフィニッシュ。また津田が激しい追い上げを見せ、7位まで順位をリカバリーしてゴールとなった。加賀山は10位、生形13位となった。

日曜日の朝8時から行われたウォームアップ走行では津田が2'06.948のタイムをマークして4番手、渡辺6番手と安定して上位に付けてみせる。

第2レースは10時55分から18周で行われた。第1レース同様、順調なスタートを切ったスズキ勢は、1周目を津田が4番手で、加賀山7番手、渡辺9番手でクリア。津田は2周目に2'06.894と6秒台へ入れ、前を追いかける。しかし9周目のスプーンコーナーでコースアウトしてしまい、ここで2秒半ほどロス。それでも11周目、12周目には再びタイムを2'06秒台へ入れ、ハイペースでラップを重ね、4位でチェッカーとなった。またスタートでやや遅れてしまった渡辺だったが2'07秒台でラップし、レース終盤の17周目にはこのレースの自身ファステストとなる2'06.960をマークし、5位でゴール。加賀山9位、生形14位と続いた。


ヨシムラスズキMOTULレーシング No.12 津田 拓也(JSB1000クラス 第1レース予選3番手・決勝7位/第2レース予選5番手・決勝4位)
「去年からバイクが大きく進化し、セットアップを続けてきているのですが、やっとこの鈴鹿でスタート地点に着けた、という感じです。前回もてぎのレースでの転倒の影響を引きずって鈴鹿入りしたので、フィジカル的にはかなり厳しかったのですが、それでも予選では2'05秒台が出ましたし、マシン的にはかなり進化していることが確認できたのはポジティブでした。バイクをどのように仕上げていけば良いのかも徐々に見えてきましたし、ここから巻き返していきたいと思います。」

ヨシムラスズキMOTULレーシング No.26 渡辺 一樹(JSB1000クラス 第1レース予選6番手・決勝5位/第2レース予選6番手・決勝5位)
「初日のセッションをスタートした時点では、ちょっと苦労しそうな感じがあり、限られた時間の中でどっちへ進もうか悩んだのですが、いちばん効率が良いと思った方向に進めたところ手応えも感じられ、結果的に第1レースではトップ争いに加わることができました。予選では一発のタイムこそ出せませんでしたが、アベレージ自体は悪くなかったし、それが第1レースでトップ争いに加わることができた理由だと思います。トップグループが逃げに掛かっていなかったという面はありましたが、それでもそこに加わることができ、ライバルとの比較ができたのは大きな収穫でした。終盤の勝負はその前の周にシケインで黄旗が出ていたので、その手前の130Rで仕掛けたのですが、抜ききるところまでには至りませんでした。でも何もせずに終わるのだけはイヤだったので勝負を仕掛けました。結果には繋がりませんでしたが、自分としては納得しています。第2レースはスタートでうまく前に出られず、それが最後まで響いてしまいました。」

ヨシムラスズキMOTULレーシング 加藤 陽平 監督
「2&4レースは四輪のタイヤの影響が出る難しいレースで、やはり今回もその部分は難しかったですね。津田選手は前回のレースの影響で身体が万全ではなく、セットアップの部分では苦しい面もあったのですが、それでも予選では5秒台をマークできましたし、ポテンシャルの高さを確認できたのはチームとしても大きな収穫でした。渡辺選手は前回のレースに続き、第1レースでは表彰台に手が届く位置での戦いになりました。結果的に表彰台に上ることはできませんでしたが、獲りに行くぞ、という姿勢は最後まで見せられましたし、あれを続けていれば必ず結果に繋がるレースが来るはずです。この結果をしっかり次に繋げていきたいと思います。」

Team KAGAYAMA No.71 加賀山 就臣(JSB1000クラス 第1レース予選10番手・決勝10位/第2レース予選11番手・決勝9位)
「アベレージを上げられたのはチームとして大きな収穫でした。ただ、一発のタイムは去年のレベルを上回ることができず、そこが今後の課題だと感じています。とは言え、去年までは中盤以降にラップタイムを大きく落としてしまうような状況が続いており、そこが改善できたのはかなりの進歩です。マシンのスピードを上げる要素はチームとして準備できているので、上手くそのあたりをマッチングさせながらポテンシャルを引き出していけば、トップ6、さらにその前の表彰台も見えてくるはずです。なかなか結果を出せず、皆さんの期待に応えられない状況が続き心苦しいのですが、チーム一丸となって前を向きチャレンジしていますので、引き続き応援を宜しくお願いします。」

Team KAGAYAMA 斉藤 雅彦 監督
「一発タイムのところは少し不満ですが、アベレージを安定させられるようになっているのはかなりの進歩だと感じています。マシンのポテンシャルを上げられればアベレージはさらに上がるでしょうし、必然的に一発タイムも出てくるので、チームとしてそこに力を入れていこうと思います。ネタはいろいろ用意しているので、マシンのバランスを取りながら、上手く性能を高めていきたいと思います。」

エスパルスドリームレーシング・IAI No.25 生形 秀之(JSB1000クラス 第1レース予選16番手・決勝13位/第2レース予選15番手・決勝14位)
「3月中旬にテストはしたのですが、そこがチームとしてマシンのシェイクダウンで、とにかく走らせて確認だけできた状態だったので、鈴鹿を本格的に走ったのはこのレースウイークからでした。エンジンの制御をまず行い、徐々に良くはなってきたのですが、未だまわりとレースをするようなレベルではなかったですね。第1レースの結果を踏まえ、本来であればその延長線上でセットアップを続けたいところだったのですが、チームとしては8耐も見据えているので、そこを意識したセットアップを第2レースではトライしました。結果的には思うような内容ではありませんでしたが、レースを実際に走ってデータは取ることができたので、現状では我慢ですね。マシンは確実に前進しているので、さらにしっかりと積み上げていきたいと思います。」

エスパルスドリームレーシング・IAI 松本 圭司 監督
「このレースウイークはまず制御の部分をしっかりとセットアップすることに主眼を置きました。まとまってはきているのですが、予選で2'08.9、決勝のベストが2'08.8と、もうひとランク上げたいところですね。セカンドグループに追い付くには、あと一発タイムを1秒、アベレージでコンマ8秒は上げなければいけません。だいぶマシンの方向性も見えてきましたし、ライダー含めたパッケージングをさらに進化させたいと思います。」

第2戦 鈴鹿2&4レース JSB1000 レース1決勝結果
順位ゼッケンライダーチーム名メーカータイム/トップ差
121中須賀 克行YAMAHA FACTORY RACING TEAMYAMAHA38'10.865
21高橋 巧Team HRCHONDA+1.961
35野左根 航汰YAMAHA FACTORY RACING TEAMYAMAHA+7.895
411渡辺 一馬Kawasaki Team GREENKAWASAKI+8.393
526渡辺 一樹ヨシムラスズキMOTULレーシングSUZUKI+9.510
6090秋吉 耕佑au・テルルMotoUP RTHONDA+32.766
712津田 拓也ヨシムラスズキMOTULレーシングSUZUKI+33.059
872高橋 裕紀MORIWAKI MOTUL RACINGHONDA+39.844
975前田 恵助YAMALUBE RACING TEAMYAMAHA+46.096
1071加賀山 就臣Team KAGAYAMASUZUKI+49.116
11634水野 涼MuSASHi RT HARC-PRO.HondaHONDA+49.285
1223清成 龍一MORIWAKI MOTUL RACINGHONDA+52.017
1325生形 秀之エスパルスドリームレーシング・IAISUZUKI+52.219
1435近藤 湧也JOYNET GBSレーシングYAMAHAYAMAHA+53.199
158山口 辰也Team SuP Dream HondaHONDA+54.907
1651ザクワン・ザイディHonda Asia-DreamHONDA+1'06.212
1715松﨑 克哉Kawasaki Team GREENKAWASAKI+1'09.799
1820日浦 大治朗Honda Suzuka Racing TeamHONDA+1'12.428
1917渥美 心TONE RT SYNCEDGE 4413BMW+1'20.082
2014中冨 伸一HiTMAN RCKOSHIEN YAMAHAYAMAHA+1'20.143
2116酒井 大作Motorrad39BMW+1'36.057
22806長尾 健吾NCXX RACING & ZENKOUKAIYAMAHA+1'40.501
2340小島 一浩Honda緑陽会熊本EWC2HONDA+1'44.186
2434岡村 光矩KRP三陽工業&RS-ITOHKAWASAKI+1'47.697
2552寺本 幸司TERAMOTO@J-TRIP RacingBMW+1'53.378
2642中村 敬司Speed Heart TTS Racing TeamHONDA+1'54.023
2722児玉 勇太Team KodamaYAMAHA+1'54.445
2874稲垣 誠AKENO SPEED・YAMAHAYAMAHA+1'54.962
2955新庄 雅浩KRP三陽工業&RS-ITOHKAWASAKI+1.56.465
3064奥田 貴哉TitaniumPowerRacingWithHOOTERSYAMAHA+1.57.591
3131津田 一磨Team Baby FaceYAMAHA+1'58.279
3267豊田 浩史NIPPON SUMATORA BIO MASSE+D;REXYAMAHA+2'13.876
3392國川 浩道Speed Heart TTS Racing TeamHONDA+2'23.817
3450小谷 咲斗T・モトキッズ・NAC・ALTEC・NRSYAMAHA+1Lap
3537須貝 義行チームスガイレーシングジャパンAPRILIA+1Lap
3644樋口 耕太H.L.O RACINGSUZUKI+1Lap
3782中本 郡BANNER RACINGYAMAHA+1Lap
38115筒井 伸moto CUBIC+Motorrad ToyotaBMW+1Lap
DNF70清末 尚樹チーム阪神ライディングスクールKAWASAKI+4Laps
DNF502松本 隆征NCXX RACING & ZENKOUKAIYAMAHA+4Laps
DNF98佐野 勝人TEAM VITAL SPIRITBMW+8Laps
DNF24柳川 明チーム阪神ライディングスクールKAWASAKI+8Laps
DNF46星野 知也TONE RT SYNCEDGE4413BMW+10Laps
DNF60徳留 和樹TitaniumPowerRacingWithHOOTERSYAMAHA+12Laps
第2戦 鈴鹿2&4レース JSB1000 レース2決勝結果
順位ゼッケンライダーチーム名メーカータイム/トップ差
121中須賀 克行YAMAHA FACTORY RACING TEAMYAMAHA38'01.000
21高橋 巧Team HRCHONDA+2.128
311渡辺 一馬Kawasaki Team GREENKAWASAKI+12.708
412津田 拓也ヨシムラスズキMOTULレーシングSUZUKI+15.178
526渡辺 一樹ヨシムラスズキMOTULレーシングSUZUKI+15.878
675前田 恵助YAMALUBE RACING TEAMYAMAHA+47.581
7090秋吉 耕佑au・テルルMotoUP RTHONDA+48.735
872高橋 裕紀MORIWAKI MOTUL RACINGHONDA+51.927
971加賀山 就臣Team KAGAYAMASUZUKI+54.547
1023清成 龍一MORIWAKI MOTUL RACINGHONDA+54.937
11634水野 涼MuSASHi RT HARC-PRO.HondaHONDA+59.930
1251ザクワン・ザイディHonda Asia-DreamHONDA+1'00.135
1320日浦 大治朗Honda Suzuka Racing TeamHONDA+1'01.812
1425生形 秀之エスパルスドリームレーシング・IAISUZUKI+1'04.171
1535近藤 湧也JOYNET GBSレーシングYAMAHAYAMAHA+1'05.360
1615松﨑 克哉Kawasaki Team GREENKAWASAKI+1'08.295
178山口 辰也Team SuP Dream HondaHONDA+1'15.268
1817渥美 心TONE RT SYNCEDGE 4413BMW+1'16.506
1916酒井 大作Motorrad39BMW+1'21.118
205野左根 航汰YAMAHA FACTORY RACING TEAMYAMAHA+1'21.463
2146星野 知也TONE RT SYNCEDGE4413BMW+1'30.810
2214中冨 伸一HiTMAN RCKOSHIEN YAMAHAYAMAHA+1'32.908
23806長尾 健吾NCXX RACING & ZENKOUKAIYAMAHA+1'36.689
2440小島 一浩Honda緑陽会熊本EWC2HONDA+1'43.214
2534岡村 光矩KRP三陽工業&RS-ITOHKAWASAKI+1'43.429
2698佐野 勝人TEAM VITAL SPIRITBMW+1'51.421
2742中村 敬司Speed Heart TTS Racing TeamHONDA+1'57.197
2874稲垣 誠AKENO SPEED・YAMAHAYAMAHA+1'57.439
2960徳留 和樹TitaniumPowerRacingWithHOOTERSYAMAHA+1'59.020
3022児玉 勇太Team KodamaYAMAHA+2'06.153
3170清末 尚樹チーム阪神ライディングスクールKAWASAKI+2'09.102
3255新庄 雅浩KRP三陽工業&RS-ITOHKAWASAKI+1Lap
3337須貝 義行チームスガイレーシングジャパンAPRILIA+1Lap
34502松本 隆征NCXX RACING & ZENKOUKAIYAMAHA+1Lap
3544樋口 耕太H.L.O RACINGSUZUKI+1Lap
3699吉田 和憲icu RT 大阪Mobius&三陽YAMAHA+1Lap
3748池田 貴彦立秋モータース&RC甲子園YAMAHAYAMAHA+1Lap
DNF24柳川 明チーム阪神ライディングスクールKAWASAKI+4Laps
DNF31津田 一磨Team Baby FaceYAMAHA+6Laps
DNF92國川 浩道Speed Heart TTS Racing TeamHONDA+7Laps
DNF67豊田 浩史NIPPON SUMATORA BIO MASSE+D;REXYAMAHA+10Laps
DNF52寺本 幸司TERAMOTO@J-TRIP RacingBMW+12Laps
DNF64奥田 貴哉TitaniumPowerRacingWithHOOTERSYAMAHA+18Laps
DNF50小谷 咲斗T・モトキッズ・NAC・ALTEC・NRSYAMAHA+18Laps