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MotoGP
2017年10月21日
MotoGP 第16戦 オーストラリアGP 予選
場所:オーストラリア フィリップアイランドサーキット

オーストラリアGP予選はイアンノーネがセカンドロー
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午前の雨が上がり、ドライコンディションでの走行となったオーストラリアGP予選は、アンドレア・イアンノーネがフロントローをわずかに逃すも、4番手セカンドローに。チームメイトのアレックス・リンスも力強いパフォーマンスを見せたが、Q2入りのチャンスをわずかに逃し、悔しい13番手に留まる。

午前のセッションは冷たい雨と強い風に翻弄され、イアンノーネはセットアップに苦しみ、1’41.886の22番手で終えるも、午後になって気温が上昇し、また制御系のセットアップがまとまったことにより、昨日のFP2に近いタイムを記録。しかしベストタイムは更新出来ず、FP2タイムがベストタイムとなった。15分のQ2セッションでは2本のタイヤを使ってタイムアタック。0.193秒差でフロントローを逃すも、4番手セカンドローを獲得。

イアンノーネ同様、前戦日本GPに続き、ストレートQ2入りを目指すMotoGPルーキー・リンスは、FP3が悪天候に見舞われたために、タイプアップは叶わず、15番手でQ1出場を強いられることとなった。Q1では一時トップタイムも記録し、終盤まで2番手タイムにつけていたものの、セッション終了間際にひとつポジションを落とし、悔しい13番手で終え、明日の決勝は5列目からのスタートとなる。

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アンドレア・イアンノーネ
「この数戦、僕らはかなり前進しているけど、まだまだ解決されていない問題点も沢山残っている。今日の結果自体には満足しているけど、まだまだ僕らの本当の実力は発揮出来きっていないというのが正直なところさ。そう考えるとちょっと残念でもあるけど、数戦前まではもっと苦戦していたわけだから、その進歩には素直に喜ばなくちゃね。だいぶ自信も戻ってきたけど、正直明日の決勝がどんな展開になるかは予想できないよ。レース前半は良いペースで走れる自信があるけど、後半、タイヤが消耗してからがどうなるかだね。制御系がうまく働いてくれて、タイヤのスピンが少しでも少ないことを願うよ。ペース自体は悪くないし、安定しているから、15周目以降どう走れるかが勝負の鍵になるだろうね。」

アレックス・リンス
「フィリップアイランドは僕の大好きなサーキットのひとつなんだ。今日の走行はFP4もQ1も上手くいったんだけど、ほんのちょっとの差でQ2行きのチャンスを逃してしまった。スタートはだいぶ後方になったけど、FP4で試したセットがかなり良いフィーリングだったし、明日の決勝ではとにかく良いスタートを切って、全力で頑張るよ。予報では明日の天候はかなり微妙みたいだけど、まとまった雨になったら、ドライ同様の良いパフォーマンスができると思っている。いずれにしても僕はまだ勉強中だから、日々進化していっている感じなんだ。明日の決勝でも、またさらに成長しなくちゃね。」

ダビデ・ブリビオ チームマネージャー
「今日の予選は良い流れだったと思っています。アンドレアの4番手は良いスタートポジションだと思いますし、アレックスも素晴らしい走りだったと思います。ほんのちょっとの差でQ2入りを逃してしまったことが本当に残念ですね。明日の決勝はどちらのライダーにも期待が持てると思っていますし、特にアンドレアは前列からスタートするアドバンテージを最大限に生かして、トップグループで戦ってほしいと願っています。アレックスもペース自体は決して悪くないので、決勝での巻き返しに期待しますし、十分にチャンスはあると思っています。ふたりの強いパフォーマンスを見るためにも、決勝は晴れてほしいですね。」

予選結果
順位ライダー予選タイム
1M・マルケス(ホンダ)1'28.386
2M・ビニャーレス(ヤマハ)1'28.719
3J・ザルコ(ヤマハ)1'28.744
4アンドレア・イアンノーネ(スズキ)1'28.937
5J・ミラー(ホンダ)1'28.964
6P・エスパルガロ(KTM)1'29.030
7V・ロッシ(ヤマハ)1'29.203
8A・エスパルガロ(アプリリア)1'29.271
9B・スミス(KTM)1'29.321
10C・クラッチロー(ホンダ)1'29.429
13アレックス・リンス(スズキ)1'29.824 (Q1)