スズキレーシングレポート
トップ ロードレース世界選手権 全日本ロードレース選手権 全日本モトクロス選手権
2017 MotoGP
Sepang Test
PHILLIP ISLAND Test
Qatar Test
ROUND1
ROUND2
ROUND3
ROUND4
ROUND5
ROUND6
ROUND7
ROUND8
ROUND9
ROUND10
ROUND11
ROUND12
ROUND13
ROUND14
ROUND15
ROUND16
ROUND17
ROUND18
2017 MotoGP
MotoGP 日本グランプリ
鈴鹿8時間耐久ロードレース
TEAM.SUZUKI
SUZUKI MotoGP Youtube
スズキ株式会社 国内二輪 Twitter公式アカウント
MotoGP
2017年7月2日
MotoGP 第9戦 ドイツGP 決勝
場所:ドイツ ザクセンリンク

多くの進歩を得て終えたドイツGP
r09
昨日の雨が上がり、ドライコンディションで迎えたドイツGP決勝は、アレックス・リンス21位、アンドレア・イアンノーネは残り6周で転倒、リタイヤとなり、シーズン前半戦最後のレースを、チームスズキエクスターはポイントを獲得できずに終えた。

朝のウォームアップでは、イアンノーネ、リンス共にフィーリングが良く、イアンノーネ13番手、リンス15番手と健闘し、決勝での巻き返しに期待が掛かる走りを見せる。決勝ではイアンノーネがスタートを決め、1周目には何人かのライダーをオーバーテイクしてポジションアップ。その後も安定したハイペースで追い上げを続け、一時はトップ10 に接近するも、25周目に痛恨の転倒を喫し、無念のリタイヤとなった。チームメイトのリンスも同様にポジティブなスタートを切り、7周目までに5ポジションアップし、順調に追い上げを続けていた9周目にコースアウト。その後タイヤのパフォーマンスが落ち、我慢の走りを強いられたまま、21位でチェッカーを受けた。

次戦8月5日のチェコGPまでの約1ヶ月、チームはデータ分析とさらなる開発、そしてライダーはトレーニングを重ね、残り9戦の後半戦に備える。

r09 r09
   
r09 r09

アレックス・リンス <決勝21位>
「結果は悪かったけど、今週はとても得る事の多い週末だったよ。決勝序盤はペースも良くて、安定したペースで前のライダーを何人かオーバーテイクできたのだけど、途中ミスしてコースアウトし、そこでタイムを大きくロスしてしまったんだ。コースに戻ったけど、タイヤのリアグリップが落ちてしまったためにペースを上げられず、ポジションを回復することができなかった。でも、今週もまた多くの事を学べたし、ドライコンディションで走った予選では、かなり前進もできたので、全体的には満足しているんだ。アメリカズGPでの怪我はほぼ完治しているけど、まだコンディションが100%だとは言い難いので、次戦チェコGPまでの1ヶ月のブレイクで、しっかりトレーニングをし、ブルノには完璧な状態で臨めるようにするよ。」

アンドレア・イアンノーネ <決勝DNF>
「転倒してしまって結果には繋げられなかったけど、今週僕らがやってきた仕事はかなりポジティブな方向で、久しぶりに自分らしい走りができたレースだったよ。マシンのフィーリングをきっちり感じることができるようになったから、自分の思うようにコントロールできたしね。ただ予選のポジションが悪かったのが痛かったね。スタートで一気にポジションアップしたかったんだけど、最初の3周位はリアのグリップが悪くてペースが上がらず、思うほどポジションを回復できなかったしね。でもその後のペースはセカンドグループと同じようなタイムだったし、レース終盤にプッシュしすぎて転倒してしまったけど、そこまではタイムもフィーリングもかなり良かったんだ。そういう意味では、今週はポジティブなレースができたと思っているよ。」

河内 健 テクニカルマネージャー
「非常に残念な結果となってしまいました。アンドレアはこの週末にまたひとつマシンの方に進歩があって、そのお陰で比較的コンスタントなラップタイムで周回できていたのですが、残念ながら残り6周で転倒してしまい、リタイヤという結果に終わってしまいました。しかし今週はポジティブな面もいくつか見つけられましたので、後半戦に向け、さらに改良を進めていきたいと思います。アレックスにとっては、今週は天候が不安定だったために難しいコンディションでしたし、決勝では本人のミスもあったようですが、これもひとつの勉強だと思って、焦らず、じっくり、共に成長していきたいと思います。」

ダビデ・ブリビオ チームマネージャー
「アンドレアの転倒は残念でしたが、今週末はリザルトの数字以上の結果を得ることができた週末だと思っています。不安定な天候だったせいで、予選順位が悪く、後方からのスタートとなってしまいましたが、アンドレアはレース中、攻めの走りで何人かのライダーをオーバーテイクし、積極的にポジションアップしました。攻めて転倒したのなら仕方ないし、攻めることができるようになったことはポジティブだったと言ってよいでしょう。アレックスの方は、タイヤのパフォーマンスが落ちてからのスライドのコントロールが上手くいかず、今日はタイヤのマネージメントに苦しんだようです。スタートも良く、序盤ではポジションも上げ、良いペースで走っていただけに残念ですね。怪我から復帰してからのオランダとドイツの2戦は、どちらも天候の変化が激しく、ライダーにとっても苦労が続いたレースとなってしまいましたが、アレックスの対応力は素晴らしいものでした。これで前半戦が終了して、夏休みになるので、我々も気分を切り替えると共に、前半のデータをしっかりと分析して、後半戦に備えて万全の準備をしていきたいと思っています。」

決勝結果
順位ライダーTime/Gap
1M・マルケス(ホンダ)40'59.525
2J・フォルガー(ヤマハ)+3.310
3D・ペドロサ(ホンダ)+11.546
4M・ビニャーレス(ヤマハ)+14.253
5V・ロッシ(ヤマハ)+14.980
6A・バウティスタ(ドゥカティ)+16.534
7A・エスパルガロ(アプリリア)+19.736
8A・ドビツィオーゾ(ドゥカティ)+20.188
9J・ザルコ(ヤマハ)+21.138
10C・クラッチロー(ホンダ)+24.210
21アレックス・リンス(スズキ)+1'01.695
DNFアンドレア・イアンノーネ(スズキ)6Laps
ポイントランキング
順位ライダーポイント
1M・マルケス(ホンダ)129
2M・ビニャーレス(ヤマハ)124
3A・ドビツィオーゾ(ドゥカティ)123
4V・ロッシ(ヤマハ)119
5D・ペドロサ(ホンダ)103
6J・ザルコ(ヤマハ)84
7J・フォルガー(ヤマハ)71
8D・ペトルッチ(ドゥカティ)66
9J・ロレンソ(ドゥカティ)65
10C・クラッチロー(ホンダ)64
16アンドレア・イアンノーネ(スズキ)28
22アレックス・リンス(スズキ)7
25シルバン・ギントーリ(スズキ)1