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2017年6月10日
MotoGP 第7戦 カタルニアGP 予選 場所:スペイン バルセロナ・カタルニアサーキット
カタルニアGP、イアンノーネは4列目スタート
昨日のフリー走行後に行われたセイフティー・コミッションによる決定で、今朝から14コーナー、15コーナーの最終シケインが昨年のレイアウトに戻されたことを受け、今朝のFP3のタイムが予選に反映されることとなり、イアンノーネは7番手タイムでストレートQ2入り。しかしギントーリは、予選走行に備えて行ったフィジカルトリートメントによるものと思われる体調不良により、リスク回避のために、チームの決断でQ1出場を取りやめたため、FP3で記録したタイムによって、決勝は22番手からのスタートとなる。 アンドレア・イアンノーネ 「今日の結果にはまずまず満足しているよ。予選では今朝のFP3でのタイムを更新できなかったのが残念だったけど、路面のコンディションが違ったから仕方ないね。気温が上がるとリアグリップが上がり、そのためにフロントをプッシュしてしまうために、コーナーの進入がうまくいかなくなってしまうんだ。でも全体的なフィーリングは悪くないし、チャンスはあると思っているよ。明日は暑くなるみたいだから、とにかく厳しいレースになるだろうね。タイヤに頼る部分も大きいけど、そのためには序盤に良いパフォーマンスをし、できるだけ前に出ることが重要になるだろうね。」 シルバン・ギントーリ 「この週末、順調に行っていてフィーリングも良かっただけに、よりによってそんな時に予選を走れなかったことは本当に悔やまれますね。腕の疲労が激しかったので、FP4の前に筋肉弛緩剤の注射を打ってもらったんですけど、どうやらその影響と思われる肉体的リアクションがあったために、チームが大事を取って、予選を見送る判断をしました。今はもうすっかり回復しているので、明日はまた完璧な状態で挑めると思っています。」 ダビデ・ブリビオ チームマネージャー 「残念ながら、今日もまたベストな状況とはなりませんでしたね。アンドレアは久しぶりにストレートでQ2入りしたので、我々もそのパフォーマンスに期待したのですが、最終的には4列目に留まってしまいました。残念な予選結果ではありますが、明日は長くて厳しいレースになると予想されるので、とにかくベストを尽くすのみです。シルバンに関しては、かなり順調に進んでいたのですが、FP4前のメディカルトリートメントが悪い方向に働いてしまったようで、リスク回避のために、チームの判断で予選の走行を取りやめることを決断しました。明日はどんな展開になるかは全く予想がつきませんが、我々にもまだまだチャンスはあると思うので、明日のウォームアップで最後の調整を試み、決勝に備えたいと思っています。」
予選結果
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