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2017年5月9日
シルバン・ギントーリがフランスGPル・マンに代役参戦
ギントーリは現在BSB英国スーパーバイク選手権でベネットスズキチームよりGSX−R1000Rを駆ってフル参戦中で、現在6戦を終え、ランキングは12位。2014年にはスーパーバイク世界選手権チャンピオンを獲得しており、MotoGP参戦の経験もあることから、リンスの代役に抜擢。1982年6月24日、フランス・モンテリマー生まれ。2000年にフランス選手権でタイトルを獲得し、同年フランスGPにワイルドカード参戦。翌年2001年から世界選手権250ccクラスにフル参戦し、2002年にはMotoGPクラスにエントリー。しかし2003年に再び250ccクラスに戻り、2006年まで同クラスで参戦。2003年にアッセンで初表彰台を獲得した。2007年から2008年の2年間、ふたたびMotoGPクラスに参戦後、スーパーバイク世界選手権に移籍し、2014年、世界チャンピオンを獲得した。 ダビデ・ブリビオ チームマネージャー 「シルバンはスーパーバイクにもMotoGPにも参戦経験があり、さらにスーパーバイクでは世界チャンピオンも獲得していて、経験豊富かつ素晴らしいライダーなので、我々としては、アレックスの欠場中に彼が代役参戦してくれることを非常に心強く思っています。現在はBSB英国スーパーバイク選手権でスズキのマシンを駆っていますし、すでに我々のファミリーの一員でもあったので、調整もスムーズに進みました。アレックスが欠場中にも我々はマシン開発を積極的に続けていかなくてはなりませんし、彼が復帰した際には、さらに良いパッケージになっていなくてはならないので、アレックスが復帰するまでのレースはとても重要なファクターだと思っています。我々のオファーを快く受けてくれたシルバンには心から感謝していますし、アレックスが復帰するまでの間、我々のチームスタッフと一緒に、久しぶりのMotoGPレースを最大限楽しんでもらえればと思っています。次戦は彼の母国でもあるフランスなので、フランス人ファンにも喜んでもらえるといいですね。」 シルバン・ギントーリ 「まず最初に、この素晴らしい機会を与えたくれたスズキに心から感謝します。最新のレースマシンであるGSX-RRに乗って、母国フランスのファンの前でレースに出場できることは、この上ない喜びですね。フランスGPには数々の思い出がありますが、中でも一番心に残っているのは、2007年にMotoGPクラスで数周トップを走行したことです。今回は、初めて乗るマシンでもあり、タイヤもミシュランなので、簡単なチャレンジではないことは心得ていますが、とにかくこの最高の経験を最大限楽しみ、そして少しでもチームスズキエクスターの力になれればと思っています。ヘレスでテストする機会を設けてもらったので、時間の許す限り、マシンの特性を理解し、少しでも早く慣れたいですね。最後に、リハビリ中のアレックスが早く回復し、1日も早くチームの元に戻ってこられることを願っています。」 |