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MotoGP
2016年4月23日
MotoGP 第4戦 スペインGP 公式予選
場所:スペイン サーキット・デ・ヘレス

ビニャーレス、エスパルガロ、共にセカンドローから初表彰台を目指す
ROUND4
開幕から3戦を終え、2016年MotoGPチャンピオンシップは、いよいよ舞台を本場ヨーロッパに移し、これから第14戦アラゴンGPまで、ヨーロッパ大陸の転戦が続く。第4戦スペインGP・ヘレスは、MotoGPで最も人気のあるサーキットのひとつ。そしてチームスズキエクスターライダーのマーベリック・ビニャーレス、アレイシ・エスパルガロにとっては、最初の自国グランプリでもあり、ふたり揃って、初日から気合の入った走りを繰り広げた。

土曜の予選Q2では、セッション終盤まで11番手に留まっていたビニャーレスだが、ラストラップにベストラップ1’39.581を記録し、一気に5番手に浮上。同様にアレイシも、自身のQ2ファイナルラップでベストラップ1’39.588と、僅差でビニャーレスには及ばなかったものの、ふたり揃ってセカンドローを獲得した。共にコンスタントなレースペースも掴めており、今年初の自国GPでの表彰台に期待がかかる。

ROUND4 ROUND4
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マーベリック・ビニャーレス 予選5番手

「予選結果は決して悪くないとは思うが、まだまだ課題は多い。ウィーク中ずっと良いフィーリングだったが、今回もまた、予選で同じフィーリングが得られず、最後のタイムアタックは賭け同然のものだった。トップ3のタイムは確かに速かったが、リアのグリップとトラクションが上がれば、自分にもフロントロー獲得は可能だったと思う。レースペースは掴めているので、明日のレースではスタートで前に出て、最後までトップグループの中で闘うことが目標だ。」

アレイシ・エスパルガロ 予選6番手

「チームの努力のお陰で、やっと自分らしい走りと、自信を取り戻すことができ、スタッフには本当に感謝している。ただ、ウィークを通して、リアのソフトタイヤでは攻めることができず、その部分ではかなり苦戦を強いられた。が、逆に考えれば、ハードタイヤで6番手であったことはポジティブな要素でもある。レースペースのシミュレーションもできているし、ラップタイムもかなりコンスタントなので、明日のレースではスタートから攻め、トップグループに食いついていくつもりだ。」

ダビデ・ブリビオ チームマネージャー

「ふたりのライダーが揃ってストレートにQ2進出でき、今日の予選は非常にスムーズで、良い流れだったと思う。特にマーベリックはウィークを通して、常にコンスタントに良いペースで走行しているので、レースにも大きな期待が持てる。Q2セッション前半に良いフィーリングを得ることができず、ヒヤっとした場面もあったが、セッション最後にはきっちり2列目にジャンプアップし、素晴らしい仕事をしてくれた。開幕から良いセッティングが決まらず、葛藤の続いていたアレイシも、チームと自身の努力によって本来の速さと自信を取り戻し、今日はそれを証明する力強い走りを見せてくれた。明日のレースが、ふたりにとって大きなステップになってくれれば嬉しい。」

公式予選結果
1V・ロッシ(ヤマハ)1'38.736
2J・ロレンソ(ヤマハ)1'38.858
3M・マルケス(ホンダ)1'38.891
4A・ドビツィオーゾ(ドゥカティ)1'39.580
5マーベリック・ビニャーレス(スズキ)1'39.581
6アレイシ・エスパルガロ(スズキ)1'39.588