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2016年4月9日
MotoGP 第3戦 アメリカズGP 公式予選 場所:アメリカ サーキット・オブ・ジ・アメリカズ
ビニャーレス、アメリカズGPをセカンドロースタート
マーベリック・ビニャーレスは、ここアメリカズGPでも開幕戦からの好調な流れを維持し、トップライダーの中で臆することなく、午前のフリー走行では安定したラップタイムを刻みながら、ストレートでQ2入り。Q2では更なるポジションアップを期待されるも、新品タイヤのセッティングが上手く決まらず、思わぬ苦戦を強いられることとなり2'04.247に留まり、5番手タイムで終了。アルゼンチンGP決勝における、イアンノーネ(ドゥカティ)のペナルティ行為によるグリッド降格を受け、明日の決勝は1ポジションアップの4番手スタートとなる。 一方、セッションを重ねる毎にセットアップを詰め、走りに自信を取り戻したアレイシ・エスパルガロは、午前のフリー走行ではトップ10タイムに僅かに届かず、ストレートQ2入りを逃したものの、果敢な走りでQ2進出を果たし、2'04.408で、3列目グリッドを獲得した。 マーベリック・ビニャーレス 予選5番手 「予選結果は悪くないが、トップとの差が1秒以上あり、内容には満足していない。フリー走行のフィーリングは良く、周回を重ねても安定したタイムで走る事ができたのだが、予選で新品タイヤを履いたら、全くフィーリングが変わってしまった。COTAは大好きなサーキットのひとつなので、フロントロー獲得を目標にしていただけに、とても残念だ。決勝に向けての解決策を見つけ、明日は思い通りの走りをしたい。」 アレイシ・エスパルガロ 予選9番手 「今年のGSX−RRの進歩を考えれば、9番手タイムで満足してはいけないと思うものの、今日の予選結果は、自分にとって、とても前向きなものであった。開幕からの2戦、何を試しても全く良いフィーリングを得ることができず、また、転倒も多かったせいで、かなり自信を喪失していた。今週は良いセッティングを見つけることができ、再び自分らしい走りを取り戻せたので、結果には納得している。久しぶりに、決勝が心から待ち遠しい思いだ。」 ダビデ・ブリビオ チームマネージャー 「結果的になんとか形にはなったものの、明日に向けて解決するべき課題が沢山残っている。マーベリックの予選ポジションは決して悪くないものの、決勝で勝負するためには、まだまだ補うべき事が多い。アレイシは、シーズンオフテストから抱えていた様々な問題を着実に解決し、日々自信を取り戻しているので、決勝ではさらなるジャンプアップが期待できると思っている。」
公式予選結果
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