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MotoGP
2016年4月2日
MotoGP 第2戦 アルゼンチンGP 公式予選
場所:アルゼンチン テルマス・リオ・オンドサーキット

チームスズキエクスター、共にラップタイムを上げ、明日の決勝に挑む
ROUND2
チームスズキエクスターライダーのマーベリック・ビニャーレスとアレイシ・エスパロガロは、アルゼンチンGP、テルマス・リオオンドサーキットで行われた土曜日のフリー走行で快走を見せ、共にQ2セッションへとストレートで通過し、7番手、11番手グリッドから明日の決勝へと挑む。

コースコンディションが思わしくない状況下でありながら、午前のフリー走行では共に攻めの走りを見せ、安定したラップタイムを刻みながら、ビニャーレス1'40.796、エスパルガロ1'40.893でトップ10圏内を死守し、ふたり揃ってストレートQ2入りを果たした。

開幕戦カタールGPに続いてのフロントロー獲得も期待されたビニャーレスだが、予選ではフリー走行と同じような感覚を得ることができず、Q2タイムは1'40.375で、グリッド3列目からのスタートとなる。

カタールGPでは思うようなセットアップが見つからず、苦戦を強いられたエスパロガロは、金曜日のオープニングセッションから意欲的に様々なセットアップを試し、良い方向性を見つけることができた。決勝グリッドは4列目11番手からのスタートとなるが、スタートからの追い上げに意欲を見せている。

フリー走行中に起きたスコット・レディング(ドゥカティ)のタイヤ問題を受け、ミシュランは、これまで各チームに供給していたリヤタイヤを、安全上の理由で全て引き上げることを決意した。明日は構造の違う4本のリヤタイヤを各チームに供給することとなり、これら4本のリヤタイヤは、まだいずれのMotoGPライダーもテストをしていないもので、そのため明日の朝、MotoGPクラスには追加のウォームアップセッションが設けられることとなった。それによって、アルゼンチンGP決勝日は、MotoGPクラスウォームアップセッションからスタートすることとなる。

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マーベリック・ビニャーレス 予選7番手

「予選の結果は、正直我々が期待していたもの以下であった。朝のフリー走行と同様のフィーリングで予選を走れていたら、間違いなくフロントローかセカンドローを獲得できたはずだ。しかし逆に考えれば、全く良いフィーリングを得られなかったにも関わらず、7番手という結果だったことは、前向きに捉えるべきだろう。レースペースには自信があるので、決勝でセッティグが決まれば、良いレースができると思う。開幕戦カタールの決勝では、予選同様のパフォーマンスが出せず、思うようなレースができなかったので、今回はチームのためにも、自分のためにも、納得のいくレースをしたい。コースコンディションが悪く、グリップが低いことと、ラインを外すととても滑りやすいので、決勝は冷静に、かつミスなく走る必要がある。そのためにも、良いレースセットアップを見つけることがとても重要だ。」

アレイシ・エスパルガロ 予選11番手

「開幕戦カタールから比べると、今週は大きなステップアップができ、再びライディングに自信を取り戻すことができた。ポールポジションタイムにはまだ遠いものの、トップとのギャップが小さくなってきたことが、なんといってもポジティブな要素だろう。明日のウォームアップで、さらにフロントの安定感と、良いレースセットアップを見つけられれば、追い上げレースができると思っている。11番手というグリッドには全く満足していないが、良いスタートができれば、トップグループを追いかけながら、必ずポジションアップできるはずだ。」

ダビデ・ブリビオ チームマネージャー

「ミシュランからの供給タイヤの変更により、明日のウォームアップでは、新たに供給されたタイヤに合わせたマシンセットアップを早急に行うことが必要となる。コースコンディションがあまり良くないうえに、まだ誰もテストしたことのないタイヤを使用することには不安があるものの、条件は各チーム同じなので、スピーディーにセットアップが進むよう、チームは最大限の努力をするつもりだ。マーベリックの7番手からのスタートは、十分にトップ争いを狙えるものであるし、ストレートでQ2入りを果たし、11番手からのスタートとなるアレイシも、うまくセットアップが決まれば、トップグループに続いていくことが可能だと思っている。」

公式予選結果
1M・マルケス(ホンダ)1'39.411
2V・ロッシ(ヤマハ)1'39.786
3J・ロレンソ(ヤマハ)1'39.944
4D・ペドロサ(ホンダ)1'40.011
5A・ドビツィオーゾ(ドゥカティ)1'40.198
7マーベリック・ビニャーレス(スズキ)1'40.375
11アレイシ・エスパルガロ(スズキ)1'40.708