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AMAモトクロス
2016年8月20日
2016 AMA Pro MX選手権シリーズ第11戦
場所:メリーランド州 バッズクリーク

AMAモトクロス
8月20日にアメリカ メリーランド州バッズクリークでおこなわれた2016 AMA Pro MX選手権シリーズ第11戦、450MXクラスでRM-Z450を駆るケン・ロクセン(RCHスズキ)が、決勝2レースともに圧倒的な速さを見せ総合優勝、これによりロクセンは次週の最終戦を待たずして2016 AMA 450 Pro MXのシリーズタイトルを獲得した。これまでの11戦22レース中でロクセンはヒート優勝18回、総合優勝8回をマーク、開幕戦からコンスタントな強さを誇り、RCHスズキのオーナー ケアリー・ハートとリッキー・カーマイケルによるチーム創設4年目にして、初となる待望のチャンピオン獲得に貢献した。

バッズクリークでもロクセンの絶好調は少しも変わることなく、朝のタイムアタック予選でトップタイムを叩き出すと、決勝第1レースでは鮮やかなホ-ルショットを決めるとそのままトップ走行へ。ラップごとにリードを広げながら最後は後続に16秒以上の差をつけフィニッシュした。第1レースを終えてランキングトップのロクセンと2位との差は73ポイントと広がり、いよいよタイトルに王手をかけてロクセンは第2レースに挑んだ。

そして第2レースでも、ロクセンのスピードは冴えわたった。ホ-ルショットを逃しはしたものの、その後の数コーナーのうちに速やかにトップに浮上すると、そのまま第1レース同様に独走状態を作った。2位との差は第1レースを上回る20秒以上でフィニッシュし、ロクセンは最終戦を前に76ポイントという圧倒的なアドバンテージをつけ、自身では2度目となるAMA ProMX シリーズタイトルを手にした。

「本当に嬉しい、素晴らしいレースウィークになった。」と喜びにあふれるロクセン。「第1レースはホールショットからの1位、そして第2レースもベストなスタートはなかったけれど、すぐにトップを奪い返すことができた。2レースとも1位を取って総合優勝でチャンピオンになれたことが嬉しい、最高の気分だ。タイトルのことは、自分ではあえてあまり触れないようにしていたが、今日勝てばタイトルが決まるのは明らかだったし、余計なことは考えず、とにかくその瞬間に向けて集中して、そしてついに達成した。」

「どんなときにも勝利は素晴らしいものだが、今シーズンは特に、両レース1位での総合優勝を8回も取ることができたことが嬉しい。これは昨シーズンは叶わなかったことだ。勝利に向けてチームがあらゆる問題の解決に取り組んだことでチャンピオンを取ることができた。自分も決して諦めず、チームも決して諦めなかった成果だ。RCHスズキの皆と一緒に闘いながら、とても楽しくレースができたことに感謝したい。母国のドイツには『1度目は容易くとも、それを2度続けるのは至難の業』という諺があるが、今回のタイトルは最高にかけがえのないものだ。チ-ムはよくコミュニケ-ションがとれていて、それがとても楽しかった。チームみんなの頑張りがマシンのセットアップにも反映して、最高のバイクができたことで自分もしっかり準備ができ、連勝に結びついた。タイトル獲得に向けてチームが進化しながら、最高の結果に結びついた。夢が叶ったんだ。」と結んだ。

前大会の第10戦ユナディラを終えた時点で、ロクセンのポイントアドバンテージはランキング2位のE・トマック(カワサキ)に対し63ポイント。この第11戦ではロクセンが必ずしも優勝しなくても、ある程度の成績を出してアドバンテージを51ポイント以上つけて終了すればロクセンのタイトル獲得は確実だった。それでもロクセンは、これまで同様のトップ走行を披露し、2レースを完全勝利した。

さらにRHCスズキのオーナーの1人 リッキー・カーマイケルは、元AMAチャンピオンとして初の優勝チームオーナーの栄冠に輝いた。プライベートオーナーのチームによるAMA Pro 450 MXタイトル獲得もまた初の快挙である。

「数年前、ケアリー・ハートに一緒にレーシングチームをやらないかと話をしたときから、我々の目標はレースに勝つこと、チャンピオンを獲ることだった。」とカーマイケル。「だから今日は最高の日になった。ロクセンは開幕から今日まで実によく頑張って勝ち続けたし、RCHスズキのチーム全員が、レース現場でもそれ以外の作業でも常に素晴らしい仕事をしてくれた。さらに優れたパワーのエンジンを供給してくれたヨシムラにも心から感謝したい、タイトル獲得への功績は非常に大きい。そしてこのチームにいつも全身全霊で取り組んでくれたキャリーにも感謝する。大きな目標を達成することができ、今はとにかく信じられないほど満足した気分で一杯だ。」

2016 AMA Pro MX最終戦となる第12戦は8月27日、インディアナ州クロフォーズビルのアイアンマン レースウェイでおこなわれる。

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第11戦終了時
順位 ライダー メーカー ポイント
1 ケン・ロクセン スズキ 534
2 Eli Tomac カワサキ 458
3 Marvin Musquin KTM 365
4 Justin Barcia ヤマハ 316
5 Christophe Pourcel ハスクバーナ 217
6 Benny Bloss KTM 204
7 Phil Nicoletti ヤマハ 201
10 ブロック・ティックル スズキ 171
22 ブレイク・バゲット スズキ 84
30 ジェームズ・スチュワート スズキ 23