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全日本モトクロス選手権
2015年10月25日
全日本モトクロス選手権 第10戦(最終戦) スポーツランドSUGO(宮城県)

小島庸平が国内最高峰IA1クラス 初の年間チャンピオンを獲得!!
熱田孝高はランキング2位でスズキがシーズンランキングのワンツーを達成!!
IA2竹中純矢は5-6位の総合6位、ランキング3番手でシーズンを終える。
ROUND10
MFJ全日本モトクロス選手権シリーズ第10戦(最終戦)MFJ-GPは、宮城県のスポーツランドSUGOインターナショナルモトクロスコースで開催された。6月の第4戦、9月の第6戦に続く今年3度目のSUGO。グランプリ格式で行われる大会には海外のトップライダーも数多く参戦。大会期間中、土曜日は穏やかな好天に恵まれたが、日曜日は発達した低気圧の影響で冷たい風が吹き、青空を遮るように流れる雲が時折雨を降らせた。しかし、今シーズン最後の大会とあって、公式発表で7300人の観客がコースサイドに陣取り、タイトル決定の瞬間に熱い視線を注いだ。

小島庸平と熱田孝高が僅か5ポイント差のランキング1-2位で迎えた最終戦。注目のIA1クラスは熱田が7-6位の総合6位で逆転タイトルに執念を見せる。その一方で、最高峰クラス初タイトルの重圧を撥ねのけ6-11位の総合9位でまとめた小島が、僅か1ポイント差でランキングトップの座を守りきり、念願の初タイトルを獲得した。最高峰クラスでのチャンピオン獲得は、スズキにとって2010年に熱田が獲得して以来。5年振りの栄冠を小島がスズキにもたらした。熱田はランキング2位で、スズキが国内最高峰クラスでワンツーを達成したのは、古くは1971年の上野広一、吉村太一。近年では2003年の成田 亮、増田一将以来となる3度目の快挙となった。

IA2クラスの竹中純矢は、5-6位の総合6位でシーズンランキング3位でシーズンを締めくくった。

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IA1クラス第1ヒート、得意のスタートを決めた小島は、海外からの招待選手に続く3番手でオープニングラップをクリア。2周目、二つ順位を下げた小島は、手堅い走りで12周目までこのポジションをキープ。一方熱田はオープニングラップ8番手から追撃を開始。慎重に走り続けた小島は、12周目に後続の先行を許し更にひとつ順位を落とすが、背後に迫った熱田を従えて最後まで走り切り6位でフィニッシュ。熱田は7位でチェッカーを受け、この時点で両者のポイント差は6に広がる。また熱田とランキング3番手との差は10となった。

IA1クラス第2ヒート、共に好スタートを決めた小島と熱田は、小島が6番手、熱田は7番手で1周目のコントロールラインを通過。2周目、熱田が小島と順位を入れ換え5番手に浮上する。4周目に順位をひとつ落とした熱田だが、レース後半まで6番手を走行。終盤後続の追撃を受け7番手にポジションを下げた熱田は、深谷広一(ホンダ)、新井宏彰(カワサキ)との6位争いで最後まで意地を見せ、このバトルを制し6位でフィニッシュする。一方、タイトルを意識して走りが固くなった小島は、前半11番手まで順位を落とすが、後半は熱田とのポイント差を考慮しながら確実に走行を続け、この大事なポジションをキープ。この結果小島は、熱田に対し僅か1ポイントながらリードを保ち、最高峰クラス自身初の栄冠を手にすると同時に、スズキにこのクラスでは5年振りとなるタイトルをもたらした。

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IA2クラス第1ヒート、課題のスタートを決めた竹中は、オープニングラップを3番手でクリア。2周目、トップを走行していたT.ガイザー(ホンダ)が転倒する。これでひとつ順位を上げた竹中は、4周目再び追い上げてきたカイザーの先行を許すと、7周目には更にひとつ順位を落とし、レース中盤は4番手を走行。終盤、後方から追い上げてきた招待選手のJ.マーティン(ヤマハ)が竹中の前に出るが、竹中は5番手のポジションを確実に保ち、後続の接近を許すことなく走り切り5位でチェッカーを受けた。

IA2クラス第2ヒート、スタートこそ決まらなかったものの、竹中は1周目に素早く挽回、6番手で2周目に入る。直後、トップを走っていたT.ガイザーの転倒によりひとつ順位を上げた竹中は、レース中盤まで5番手のポジションをキープ。レース後半、後方から追い上げてきたガイザーの先行を許し6番手となった竹中は、ポイントランキングで2番手を争う能塚智寛(カワサキ)を追うが、後半思うようにペースを上げることが出来ず、6位でフィニッシュ。この結果竹中は僅差のランキング3位でシーズンを終えることとなった。

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小島庸平(IA1) 第1ヒート6位/第2ヒート11位/総合9位/年間ランキング1位

「ヒート2は、過去の失敗やタイトル争いがどうなるか最後までわからないといういろんな思いが出て、スタートの時からどうしていいかわからないくらい緊張してしまい、全く自分の走りが出来ない状態になってしまいました。それでもメカのサインを信じて走った結果、なんとかタイトルを決めることが出来ました。Team SUZUKIの一員となって今年が10年目。1年目にIA2のチャンピオンになって、途中世界選手権への参戦もありましたが、IA1のタイトル獲得までの道のりは、本当に長かったです。これもすべてチームスタッフと監督、ずっとお世話になってきた吉村太一さん、そして家族のおかげ。心から感謝します。ありがとうございました。」

熱田孝高(IA1) 第1ヒート7位/第2ヒート6位/総合6位/年間ランキング2位

「行けるだけ行こう。まぁ自分にはそれ以外ないわけで、でもヒート1はイマイチ乗れなくて、庸平のひとつ後ろでポイントもひとつ開いてしまった。レース後若干セッティングを変えて、ヒート2はとにかくガンガン行こうと決めてたんで、楽しく走れました。結果1ポイント差のランキング2位。シーズンを通じての1ポイントがどれだけ大事か、改めて痛感させられました。まだまだ気力はあるし、スキルアップも出来ると思う。来シーズンに向けてやるだけです。」

竹中純矢(IA2) 第1ヒート5位/第2ヒート6位/総合6位/年間ランキング3位

「ヒート1は調子もよくて走りも悪くなかったんですが、ヒート2はスタートで出遅れたこともあってリズムが合わず、シーズンの締めくくりとして不甲斐ないレースをしてしまいました。今年は怪我が多かったし、言い訳になってしまいますが、それで練習できず、シーズン後半になってやっとペースが戻った感じ。課題のスタートも改善はしましたが、もっと確率を上げないとダメだと思うし、ムラをなくすという課題もある。来シーズンに向けて、明日から取り組むつもりです。」

渡辺 明 監督

「ランキング1位2位の状態で最終戦に臨んで、そのまま結果を残すことが出来た。最後まで何が起こるかわからないのがレースですからね。小島は一昨年、最後の最後にタイトルを逃した苦い経験があり、さすがにヒート1は本来の走りが出来なくなっていた。一方で熱田は精一杯頑張って逆転の可能性もあったが、途中雨が降るなどいろいろなことが起こった最終戦、二人とも良く走りきったと思います。チーム一丸となって取り組んできたのはもちろんですが、技術開発のスタッフ、営業、スズキファンの皆様、本当にみなさんが応援してくれての結果だと思っています。チームの目標は常にダブルタイトルの獲得。まだまだやることはある。来シーズンに向けて更にいいマシンを作り上げ、更に上を目指していきます。1年間のご声援、本当にありがとうございました。」

IA1
レース1 レース2
1Cooper Webb(ヤマハ)33:23.971
2Trey Canard(ホンダ)+00:05.446
3Romain Febvre(ヤマハ)+00:37.050
6小島 庸平(Team SUZUKI)+01:45.591
7熱田 孝高(Team SUZUKI)+01:49.130
1Trey Canard(ホンダ)33:35.272
2Romain Febvre(ヤマハ)+00:01.755
3Cooper Webb(ヤマハ)+00:54.593
6熱田 孝高(Team SUZUKI)+1Lap
11小島 庸平(Team SUZUKI)+1Lap

POINT RANKING
1小島 庸平(Team SUZUKI)384pt
2熱田 孝高(Team SUZUKI)383pt
3成田 亮(ホンダ)376pt
4小方 誠(ホンダ)359pt
5新井 宏彰(カワサキ)346pt

IA1
レース1 レース2
1Tim Gajser(ホンダ)31:51.748
2Jeremy Martin(ヤマハ)+00:23.305
3勝谷 武史(カワサキ)+00:25.950
4富田 俊樹(ホンダ)+00:48.086
5竹中 純矢(Team SUZUKI)+00:59.144
1Jeremy Martin(ヤマハ)32:04.797
2勝谷 武史(カワサキ)+00:22.466
3富田 俊樹(ホンダ)+00:36.942
4能塚 智寛(カワサキ)+00:48.139
6竹中 純矢(Team SUZUKI)+01:26.077

POINT RANKING
1富田 俊樹(ホンダ)482pt
2能塚 智寛(カワサキ)372pt
3竹中 純矢(Team SUZUKI)371pt
4田中 雅己(ホンダ)297pt
5岡野 聖(ヤマハ)290pt