GSX-R1000R ABS

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エンジンと車体のパッケージング、軽量フレームを備えた車体

「計算されつくした軽快なフィーリング」

軽量コンパクトで、スリムなアルミ製ツインスパーフレームは、4つのセクションで構成されている。メインスパーは、内側を鋳造、外側をプレス成型とすることで、剛性バランスを最適化。一体鋳造となったステアリングヘッドとフロントエンジンハンガー、アッパー、ロワーエンジンマウント、スイングアームピボットと連結される。
ボルトオンのシートレール(リヤフレーム)は、角断面のアルミパイプ製を採用し、アルミ製スイングアームは、重量と剛性バランスを最適化。
フューエルタンクは、低くデザインされ、ヘルメットをより低い位置に伏せやすくしている。また、フューエルタンク後部は、スリムかつ滑らかにし、ライダーが前後左右に体重移動しやすい形状。前部の両サイドは、コーナリング時にタンクをホールドしやすい形状とし、フューエルタンクからシートまで流れるように繋がっている。

しなやかな路面追従性をもつサスペンション

レース技術よりフィードバックされた、SHOWA BFF®(Balance Free Frontfork)とSHOWA BFRC® lite(Balance Free Rear Cushion lite)を搭載。いずれも、減衰力応答性向上によるスムーズなストローク、優れたトラクションと吸収性を実現している。従来のショックアブソーバーは、オイルがピストンの上下に取り付けられたシムバルブを通過する時の抵抗を利用し減衰力を生み出している。ピストンの動きによって一方のチャンバーは油圧が高まり、反対側は油圧が下がるという不均等が生じる。
BFF®システムは、内部ピストンが上下に動く時、油圧をバランス(均等化)させ、ピストンが押されると、フォークレッグからオイルを押し出し、外部ダンピング回路を通って、フォークレッグに戻り、ピストンの反対側に流れる。これにより、伸側/圧側の油圧は、ピストンの動きに左右されずほぼ一定となる。オイルが通過するダンピング機構は油圧の不均等から解放され、ピストンの動きに応じた減衰力がすぐに立ち上がる。減衰力応答性向上により、路面状況を把握しやすく、コーナリングのグリップ性を向上させる。
BFRC® liteショックアブソーバーは、BFF®システム同様に、ピストンが上下に動く時、ピストン上下の油圧をバランス(均等化)する。また、電子制御式ステアリングダンパーを装備。検知された車輪速により、ECMがオイルの流量を制御、高速時には減衰を増加させ外乱や振動を低減。低速時には減衰を減少させ軽快な取り回しを確保。安定性とシャープなハンドリングを実現する。

ブレーキディスク・ブレーキキャリパー

Brembo製直径320mmステンレスフロントディスクは、5個のスプリング式フローティングピンマウントと5個のBrembo Tドライブフローティングマウントを組み合わせた、ハイブリッドマウントシステムを採用。また、直径32mm対向4ピストンのBrembo製モノブロックラジアルマウントフロントブレーキキャリパーを採用。マスターシリンダーは、直径19mmのラジアルポンプタイプ。リヤブレーキは、直径220mmシングルディスクにシングルピストンキャリパーを備える。
また、高速走行時に風圧によって、フロントブレーキレバーが押し込まれることを抑止するため、レバーエンドに風圧を逃すスリット形状が設けられている。

ラジアルタイヤ・6スポークホイール

6スポークアルミキャストホイールは、軽快なハンドリングとスポーティな外観に貢献。ブリヂストン製BATTLAX RACING STREET RS10ラジアルタイヤは、様々な条件下で安定した性能と耐久性を誇り、世界中で高い評価を得ている。リヤタイヤは、190/55ZR17M/C(75W)を採用し、強力な加速性能に対応するタイヤサイズとした。

モーショントラックブレーキシステム

ピッチ、ロール、ヨーの3軸6方向の動きと姿勢を常に検知するIMUと連動するモーショントラックブレーキシステムを採用。直進時に加え、IMUからの情報に基づきコーナリング時の状況に応じてABSは作動する。
急減速時などの後輪のリフトをIMUが検知すると、フロントブレーキ圧をコントロール(前後連動ブレーキではない)し、後輪のリフトを減らすことにより、鋭い初期制動とより大きなブレーキングフォースがもたらされる。
●ABSは制動距離を短くするためのシステムではありません。コーナーの手前では十分に減速するなど、走行環境に合った安全運転を心がけてください。

エアロダイナミックなボディワーク

「MotoGPマシンのデザイン要素を取り入れた性能のための造形」

MotoGPマシンからインスパイアされた、エアロダイナミックに優れたボディデザインをまとい、優れたハンドリングとトップスピードを実現する。
フロントフェアリングの「耳」に当たる部分の形状は、ハンドルバーに近づけることにより、ライダーの手と腕に当たる風の流れを最適化し、高い整流効果を発揮している。フェアリングノーズの突き出た部分は、スズキラムエアダイレクト(SRAD)吸気ダクトに空気を導入、滑らかにしたダクトの内部形状とともに、エアクリーナーボックスへのラムエア流量を増加、吸気効率の向上に貢献。
優れたダウンフォースを発揮するフロントフェンダーの形状は、ラジエターへの冷気導入やフロントブレーキキャリパーの冷却にも貢献。
ボディワークは、フロントからテールセクションへと、流れるようなラインを形成。風洞実験を重ねたスムーズなラインと小さな前面投影面積は空気抵抗を減少させ、リフト量も減少している。軽量かつマスの集中化により慣性モーメントが減少し、軽快性が向上。
エンジンとブレーキの冷却性能を向上させ、ダウンフォースの増加、ライダーのウィンドプロテクション、エンジンの燃焼効率を向上させるために、空気の流れを最適化。つまり、その外観が流麗だけでなく、「走る」、「曲る」、「止まる」の基本性能に大きく貢献している。

LEDの灯火類と多機能インストルメントパネル

高輝度LEDを採用したコンパクトなヘッドランプを採用。フェアリングに収められたコンパクトなLEDヘッドランプにより、空力特性の向上に貢献。ロービームとハイビームは上下に配置され、上側がロービーム、下側がハイビームとなる。
シャープな印象のLEDポジションランプをSRAD吸気ダクト上部に配置。
テールランプ、ストップランプ、ライセンスランプにもLEDを採用。縦に配置された、テール/ストップランプがスリムなテールセクションを演出。LEDライセンスランプは、バルブタイプと比較して、約半分の大きさであり、振動に強く、リヤフェンダーを軽量かつシンプルにすることが可能。
ターンシグナルランプもLEDを採用し、軽量化に貢献している。
軽量コンパクトなフル液晶ディスプレイ多機能インストルメントパネルを採用。フル液晶ディスプレイとすることで、豊富な情報をライダーに提供。背景が黒のネガティブ表示を採用し、6段階の輝度調整が可能。液晶ディスプレイには、スピードメーター、タコメーター、オドメーター、トリップメーター、S-DMSモード、トラクションコントロールモード、ローンチコントロールモード、ギヤポジション、ラップタイム、燃料計、瞬間燃費計、平均燃費計、航続距離計、水温、外気温、時計、ETCを表示。ターンシグナル、ABS、ニュートラル、エンジン警告、イモビライザー、TC、水温/油圧警告、フリーズ、ハイビームの各インジケーターランプはLEDとし、液晶ディスプレイパネルの左右に見やすく配置。エンジンRPMインジケーターランプは、インストルメントパネル上部に配置し、見やすさを追求。任意の回転数で点灯するようプログラム可能。ギヤポジションインジケーターは、新たにより正確な磁気センサーを採用。また、より軽量コンパクトなバッテリーを搭載している。
●フリーズインジケーターは、外気温が3℃以下で点灯。5℃を上回ると消灯。

ETC車載器を標準装備

標準装備したETC車載器は、メーターパネル内のインジケーターで動作状態の確認が可能。ETC車載器本体は外観を損なわないフロントシート下に設置。

かつてない 強力なGSX-Rが誕生。

GSX-Rを表すもの それは、プライドと情熱

30年以上に渡るGSX-Rのパフォーマンスの知識を基に、
スポーツライディングとレースを愛してやまない
GSX-R開発陣のプライドと情熱、ノウハウと決意を具現化した。

パフォーマンス、イノベーション、比類のない価値、
GSX-Rの集大成がここにある。


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