
- ●大会名/2009全日本モトクロス選手権シリーズ第9戦中国大会 ●開催日/2009年10月10日〜11日 ●会場/広島県 グリーンパーク弘楽園
- ●主催/(財)日本モーターサイクルスポーツ協会 中国支部 ●天候/晴れ ●観客/1万700人
10月10日〜11日、全日本モトクロス選手権シリーズ第9戦が、広島県世羅町のグリーンパーク弘楽園で開催されました。全日本会場として20年目の開催となるグリーンパーク弘楽園は、全長22mの2連ラムソンジャンプ、世羅ジャンプなど迫力あるビッグジャンプを始め、高速コーナーやウォッシュボード、ロングストレートなどの変化に富んだ1周1.7kmのマウンテンコース。ライダーにとっては、今季のチャンピオン争いとポイントランキングで決まる最終戦に向けて非常に重要なレースです。
そして今大会でも、2010年モデルRM-Z250が大活躍。地元広島の出身でもあるIA2クラスの島崎大祐選手(#53 TeamSSC XP)が、ヒート2で激しい上位バトルの末に3位でフィニッシュし、第8戦に続き2大会連続で表彰台を獲得しました。表彰式でのライダーコメントで島崎選手は、前大会と同様2010モデルRM-Z250のポテンシャルをアピールしました。レース後、さらに詳しく聞いてみると、「インジェクションになり、特に低速でのレスポンスが向上しました。コーナーやわだちなどでのコントロールもしやすいです。同時にエンジンは上までよく伸びて回しやすいし、FIセッティングも手軽にできるようになりました。もちろん車体も、ジャンプやギャップでショックをよく吸収してくれます」と話してくれました。

- 弘楽園名物のラムソンジャンプで、マシンを水平に寝かせるアクションを披露、堂々の3位でニューRM-Z250の高いポテンシャルをアピールした島崎選手。
最高峰のIA1クラスは、土曜日の予選の際、TeamSUZUKIの熱田孝高選手(#9)、北居良樹選手(#6)の両ワークスライダーが、スタート後まもなくのコーナーで転倒に巻き込まれてしまうという波乱もありましたが、翌日の決勝ではプロらしい華麗な走りを見せてくれました。
熱田選手はヒート1を7位、ヒート2を6位でフィニッシュし総合7位、ポイントランキングでは現在3位を維持しています。北居選手はヒート1を5位、ヒート2を7位で総合6位入賞、ポイントランキングでは5位につけています。
また、Team SUZUKI IA2クラスの星野裕選手(#41)は、ヒ-ト1では無念の転倒がありましたが、ヒート2では周回後に順位を上げ、5位と健闘しました。


ポイントランキング3位につけるIA1クラス・熱田孝高選手


上位グループの常連となったIA1クラス・北居良樹選手


2010年モデルRM-Z250ワークス仕様で闘う星野裕選手
シリーズ10戦中の有効6戦のポイント制で争われるIBクラスとレディスクラス。すでに前大会までに、IB2及びIBオープンクラスのダブルタイトルを決めている17歳の山本鯨選手(#56 SRF埼玉 レーシングサプライ)は、今大会も落ち着いた走りで両クラスを制覇しました。表彰台では「応援してくださるコース脇の皆さんがよく見えました、ありがとうございます」とチャンピオンらしい余裕も見せましたが、「来年はIAクラスという新しいチャレンジの場。さらに頑張ります」と表情を引き締めていました。レディスクラスでは、RM85で熾烈なチャンピオン争いを続ける鈴木沙耶選手(#2 SRF WINレーシング)が、力強い追い上げとともに3位の表彰台へと上がり、チャンピオン決定は最終戦のグランプリへと持ち越されました。「前の2人についてゆけず、いい走りができなかった」と3位であることの不満を強調した鈴木選手、グランプリでは勝利への走りを見せてくれることでしょう。同じくレディスクラス、予選を総合1位で通過した14歳の新鋭、邵洋子選手(#5 Team SRF三重 14歳)が、決勝ヒートではスタート後にベテランライダーを抑えてトップを快走する活躍を見せました。しかしながら3周目にスリップダウンを喫した邵選手、注目して見守っていた観客からは思わず驚きとため息の声が上がりました。


- ダブルタイトルで今季IBチャンピオンの山本鯨選手は貫禄の走りで両ヒート優勝


レース後半の追い上げを武器にするレディスクラス・鈴木沙耶選手は3位表彰台

- 一時はトップを快走する走りを見せた14歳の新鋭に今後の期待が高まる








