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2018.10.21
2018 MotoGP 第16戦 日本GP
決勝レポート
アレックス・リンスがスズキのホームグランプリで表彰台を獲得
• リンスが素晴らしい走りで3位表彰台を獲得。
• イアンノーネがトップグループに加わる走りを見せるも、転倒リタイヤ。
• ギントーリは2019年シーズンに向けての有効なデータを収集。


好天に恵まれたツインリンクもてぎにて開催された日本グランプリには、55,000人を超える熱狂的なモータースポーツファンが詰めかけた。

24周で行われる決勝レースに向けて、チームスズキエクスターのライダーは揃って前後にミディアムコンパウンドのタイヤをチョイス。2列目と3列目という好位置からのスタートで、アレックス・リンスは1周目には5番手につける。2人のライダーはファーステストラップを記録する勢いで、すぐにトップ集団に加わる。

そして、残り10周の時点で4番手、5番手の好ポジションに位置するものの、残念ながら、アンドレア・イアンノーネは10コーナーにて転倒。怪我がなかったのが幸いだったが戦列を離れてしまう。一方、リンスは表彰台獲得を目指して、カル・クラッチロー(ホンダ)の攻略にかかる。

そして残り2周となった23周目。2番手を走行していたアンドレア・ドビツィオーゾ(ドゥカティ)が転倒したことにより、リンスは3番手にポジションアップ。2番手にあと少しと迫りつつ3位でチェッカーフラッグを受けた。

また、シルバン・ギントーリはレースを完走し、来季の開発に向けた有効なデータを収集することに貢献した。

河内 健 テクニカルマネージャー
「とても良いレースでした。アンドレアの転倒は残念です。彼に完璧なマシンを用意してあげられず申し訳ない気持ちです。ただ、転倒するまでの彼のパフォーマンスはとても良いものでした。また、アレックスも非常に良いパフォーマンスを見せてくれました。表彰台を獲得しただけでなく、2位獲得を目指してトライしてくれました。私たちはこの結果を本社から応援に駆けつけてくれた社長、社員の皆さん、そして多くのファンの前で見せることが出来たことを嬉しく思っています。この調子を続けていけるように引き続き頑張っていきます。」
ダビデ・ブリビオ チームマネージャー
「もちろん、今日の結果はとても嬉しいです。2人ともとても速かったですし、トップグループからも離されていませんでした。不幸にも、2人が4番手と5番手で走行しているときにアンドレアが転倒してしまいましたが、その後、アレックスがクラッチローとの距離を詰めていきましたね。ドビツィオーゾの転倒によって表彰台を獲得出来たのはラッキーだったとも言えるでしょう。しかし、私はペースの良さに注目して欲しいです。とても速く、トップからもそれほど離されないでレースを終えることが出来たことに満足しています。我々はまだ改善出来ることが分かっていますので、さらにハードに作業をしていくことを続けていきます。今日はスズキから社長とともに多くのエンジニアも応援に駆けつけてくれました。チームスタッフも含め、感謝の気持ちで一杯です。彼らの母国であるもてぎで表彰台を獲得出来たことはとても喜ばしいことです。」
アレックス・リンス
「僕にとってもチームにとってもとてもハッピーな気分だよ。なんといってもここはスズキにとってのホームレースだから尚更だね。僕たちは素晴らしいレースをしたよ。スタートも上手くいったし、レースペースも良かったんだ。ドビツィオーゾがクラッシュした後、状況をみるとクラッチローを追うにはちょっと離れすぎていると思ったんだ。でも、僕はやっぱり挑んでいくことを決めたんだ。ただ、彼のブレーキングはとてもハードだったから抜くまでには至らなかった。でも、3位を獲得出来たんだから結果には満足しているよ。僕はまだまだ勉強中だから、速いライダー達と戦うことをとても楽しんでいるんだ。最終戦まで表彰台をもっと獲得出来るように頑張るよ。」
アンドレア・イアンノーネ
「不運にもあまり良いスタートが切れなかった。でも、すぐに順位を挽回してハードに攻めたよ。そうしたらリアから振動を感じるようになってブレーキングが安定しなくなったんだ。でも、なんとかそれをコントロールしながら攻め続けた。しかし10コーナーのブレーキングでフロントを失ってしまったんだ。すべてをこのレースに捧げるつもりで挑んだから、表彰台獲得は可能だったと思う。ただ、不運にもこういったことは起こってしまうんだ。もう、フィリップアイランドに向けて楽観的にいこうと思っているよ。あそこは本当に僕の好きなコースだからね。」
シルバン・ギントーリ
「開発ライダーからすると、とても忙しい週末になることを望んでいたんだ。たくさんのことを試さないとならなかったからね。メインとなる狙いは新しい試みのどこが一番強みになるかを判断すること。現行のレースバイクはすでにとてもいいレベルにあるんだ。アンドレアとアレックスが今日のレースで見せたようにね。その上で来年用のバイクにあと少しの余裕があればより強みになるからね。その任務に関しては上手くいったと思うよ。チームの頑張りと成果にとても満足しているよ。まだ、いくつかのテストが残っているけど、それが更なる前進に向けてとても重要なものになるんだ。」
RESULT
2018 MotoGP 第16戦 日本GP 決勝結果
順位ゼッケンライダーチーム名メーカータイム/トップ差
193M・マルケスRepsol Honda TeamHONDA42'36.438
235C・クラッチローLCR Honda CASTROLHONDA+1.573
342アレックス・リンスTeam SUZUKI ECSTARSUZUKI+1.720
446V・ロッシMovistar Yamaha MotoGPYAMAHA+6.413
519A・バウティスタAngel Nieto TeamDUCATI+6.919
65J・ザルコMonster Yamaha Tech 3YAMAHA+8.024
725M・ビニャーレスMovistar Yamaha MotoGPYAMAHA+13.330
826D・ペドロサRepsol Honda TeamHONDA+15.582
99D・ペトルッチAlma Pramac RacingDUCATI+20.584
1055H・シャーリンMonster Yamaha Tech 3YAMAHA+24.985
1121F・モルビデッリEG 0,0 Marc VDSHONDA+25.931
1238B・スミスRed Bull KTM Factory RacingKTM+26.875
1344P・エスパルガロRed Bull KTM Factory RacingKTM+27.069
1489中須賀 克行Yamalube Yamaha Factory RacingYAMAHA+32.550
1530中上 貴晶LCR Honda IDEMITSUHONDA+37.718
1610X・シメオンReale Avintia RacingDUCATI+39.583
1781J・トーレスReale Avintia RacingDUCATI+39.839
184A・ドビツィオーゾDucati TeamDUCATI+42.698
1945S・レディングAprilia Racing Team GresiniAPRILIA+49.943
2012T・ルティEG 0,0 Marc VDSHONDA+52.707
2150シルバン・ギントーリTeam SUZUKI ECSTARSUZUKI+1'01.848
DNF29アンドレア・イアンノーネTeam SUZUKI ECSTARSUZUKI+10Laps
DNF17K・アブラハムAngel Nieto TeamDUCATI+12Laps
DNF43J・ミラーAlma Pramac RacingDUCATI+14Laps
DNF41A・エスパルガロAprilia Racing Team GresiniAPRILIA+18Laps
MotoGP ポイントランキング(日本GP終了時)
順位ゼッケンライダーチーム名メーカーポイント
193M・マルケスRepsol Honda TeamHONDA296
24A・ドビツィオーゾDucati TeamDUCATI194
346V・ロッシMovistar Yamaha MotoGPYAMAHA185
425M・ビニャーレスMovistar Yamaha MotoGPYAMAHA155
535C・クラッチローLCR Honda CASTROLHONDA148
65J・ザルコMonster Yamaha Tech 3YAMAHA133
79D・ペトルッチAlma Pramac RacingDUCATI133
899J・ロレンソDucati TeamDUCATI130
942アレックス・リンスTeam SUZUKI ECSTARSUZUKI118
1029アンドレア・イアンノーネTeam SUZUKI ECSTARSUZUKI113
1126D・ペドロサRepsol Honda TeamHONDA95
1219A・バウティスタAngel Nieto TeamDUCATI83
1343J・ミラーAlma Pramac RacingDUCATI74
1421F・モルビデッリEG 0,0 Marc VDSHONDA38
1553T・ラバットReale Avintia RacingDUCATI35
1644P・エスパルガロRed Bull KTM Factory RacingKTM35
1755H・シャーリンMonster Yamaha Tech 3YAMAHA34
1841A・エスパルガロAprilia Racing Team GresiniAPRILIA32
1938B・スミスRed Bull KTM Factory RacingKTM23
2030中上 貴晶LCR Honda IDEMITSUHONDA19
2145S・レディングAprilia Racing Team GresiniAPRILIA12
2236M・カリオRed Bull KTM Factory RacingKTM6
2317K・アブラハムAngel Nieto TeamDUCATI5
2489中須賀 克行Yamalube Yamaha Factory RacingYAMAHA2
2551M・ピロDucati TeamDUCATI1
2612T・ルティEG 0,0 Marc VDSHONDA0
2710X・シメオンReale Avintia RacingDUCATI0
286S・ブラドルHRC Honda TeamHONDA0
2981J・トーレスReale Avintia RacingDUCATI0
3050シルバン・ギントーリTeam SUZUKI ECSTARSUZUKI0
3123C・ポンソンReale Avintia RacingDUCATI0
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