バイク旅日記【中国大陸編】Vol.3

いきなりの大渋滞にもめげず〜広州→汕頭を目指す(386km)〜

バイク旅日記【中国大陸編】Vol.3

12月5日(土)晴れ 広州→汕頭(スワトウ)
6時30分起床。部屋のシャワーを浴びて、夜明けの夢崗の町を散策しに出た。この一帯は広州郊外の研究学園都市といったところで、そのせいか若者たちを多く見かける。周囲には何棟もの高層住宅が建っている。ベランダに見える洗濯物に生活感を感じつつ、その幾何学的な見た目に思わずシャッターを切ってみた。そして道路には出勤や通学であろう人々を乗せた、多くのバスが駆け巡っていた。他に目を移すと、麺や油條(中国式揚げパン)などの軽食屋はすでに店を開けていて、食欲旺盛な僕は宿の隣りの食堂で拉長粉(蒸し春巻)とピータン粥にさっそく飛びついた。今日の走りに備えてしっかりと朝食をとっておこう!
夢崗の朝の静寂。
夢崗の朝の静寂。
さあ、一日が始まる!という感じですね。
さあ、一日が始まる!という感じですね。
高層住宅を撮影。どれだけの世帯が居住しているのだろうか?
高層住宅を撮影。どれだけの世帯が居住しているのだろうか?
早朝から開店している軽食店。若者の姿も多かった。
早朝から開店している軽食店。若者の姿も多かった。
拉長粉(蒸し春巻)を撮影。ほかほかをいただこう。
拉長粉(蒸し春巻)を撮影。ほかほかをいただこう。

8時出発、国道324号を行く。片側4車線のすばらしい道で、やがて現れたゆるやかな峠を気分よく越えたが、その先の増城周辺からは拡幅工事中のため大渋滞になってしまった。大型トラックもクルマもバイクもごちゃ混ぜにひしめき合いながら、1時間近くまったく動かなかった。さらにここを抜けても峠越えが待っている。「アドレスよ、この後も頼むぞ!!」。恵州まで来てようやく、チェーン店の「回味鶏」で麺と豚肉料理の昼食にありつく。さらに恵東を過ぎる頃の国道沿いは、大規模な工場用地が続々と造成されている風景が続く。このあたりまでが珠江デルタの工業地帯ということになるのだ。やがて海が見えてきた。南シナ海だ。青というよりは草色をした海の色。真珠を養殖する筏が、波静かな海面を埋め尽くしている。

国道324号。気の遠くなるような渋滞に遭遇。
国道324号。気の遠くなるような渋滞に遭遇。
振り返っても大渋滞。
振り返っても大渋滞。
お疲れ気味に見えた牛。
お疲れ気味に見えた牛。
ちょっと休憩して相棒を撮影。
ちょっと休憩して相棒を撮影。
国道324号の有料区間にて。しかし、広い道路である。
国道324号の有料区間にて。しかし、広い道路である。
なかなか渋滞が解消されない国道324号。でも、笑顔でいきましょう!まだまだ旅は始まったばかり。
なかなか渋滞が解消されない国道324号。でも、笑顔でいきましょう!まだまだ旅は始まったばかり。
南シナ海が見えてきた。海の色は草色といった感じか。
南シナ海が見えてきた。海の色は草色といった感じか。
チェーン店の「回味鶏」で昼食。写真は豚肉料理だ。
チェーン店の「回味鶏」で昼食。写真は豚肉料理だ。

相棒よ、お前はサイコーだ!!

賀曽利のひとことコラム 【第2回】

8時出発。国道324号を行く。
市街地が途切れ、ゆるやかな峠を登っていく。
この峠越えでアドレスV125Gは
そのすごさを存分に見せつけてくれる。
アドレスは平地はもちろん、峠越えでもゆとりある走行で大満足だ。
とにかくパワフルで、ほとんど速度を落とすことなく峠を越えてしまう。

その実力には驚かされてしまう。
さらにこの峠では、「中国流」にも驚かされた。
国道324号は拡幅中で、峠越えの区間では、
なんと片側1車線の道を一気に4車線にして完成。
両側8車線。中国が成せる国道の拡幅方法だ。
でも私には心強い相棒がいる。どんな道もド~ンと来い!!
「相棒よ、また明日も頼むぞ!!」
※賀曽利氏の感想です

賀曽利のひとことコラム

124㎝3 4サイクルエンジンのアドレスV125G!!
スムーズな加速性能を誇る、124cm3単気筒2バルブの4サイクルエンジンを搭載。アドレスV125Gは信号停止後の発進時はもちろん、追い越し走行時なども非常にスムーズ。フューエルインジェクションにより、燃費性能、パワーを高い次元で両立。平成19年国内排出ガス基準に対応し環境にも配慮。

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そして19時、汕頭(スワトウ)市に到着。ここには1858年の天津条約で開かれた港があり、1980年には経済特区に指定され、今も急激に発展している。産業は刺繍やレースが盛んらしく、あちこちに女性用の下着広告の大きな看板が多く目立った。さて、今夜は「金城大酒店」に泊まる事になった。毎度お楽しみの夕食は「火鍋」を食べることにした。火鍋は四川省重慶の名物料理で、生姜と唐辛子を合わせた辛いスープが特徴。中国料理はどれも感動的に美味しいものばかりだ。やはり、走った後の食事は格別においしいのである。ささやかでも食事などのお楽しみ要素を計画にいれると、「バイク旅」は一層満足度が上がりますね。このページをご覧になっている、まだ実践した事のない方にもぜひ、オススメいたしたいと思います!!

本日のお宿「金城大酒店」。キラキラしています(笑)。
本日のお宿「金城大酒店」。キラキラしています(笑)。

本日の夕食

火鍋の食材。これらを鍋にいれて煮込む
火鍋の食材。これらを鍋にいれて煮込む
四川名物「火鍋」。ピリリとしたアツアツ鍋で、体の芯まで温まる。
四川名物「火鍋」。ピリリとしたアツアツ鍋で、体の芯まで温まる。

※中国国内におけるオートバイ走行は各地により制限があり事前の許可が必要です。賀曽利 隆氏は当企画実現のために期間限定の走行許可を申請し、走行許可証、ナンバープレートと中国国内で走行できる期間限定の免許証を取得し、それらを携行して走行を行いました。ナンバープレートは携行用のため車体には取り付けておりません。