
- 12月4日(金) 晴れ 江門→広州
- 8時「銀晶国際飯店」を出発して再び江門の「大長江※」本社へ。今日はいよいよアドレスV125Gで旅のスタートを切るのだ。本社では、社長の石 岩さんが僕を待っていてくれた。吉林出身の石 岩社長は、僕が2004年の「旧満州走破行」で吉林を通ったことを喜んでくださり「私もカソリさんのようにバイクであちこちを駆け巡ってみたいですよ」と言ってくれた。さらに「中国人はロマンを追い求める生き方が好きなのです」とも。気さくで温かな人柄が伝わってくる方だった。そして昼過ぎ、旅の装備を整えアドレスに跨った僕は、本社前で皆さんに見送られて出発した。 ※「大長江集団」とは、1993年からスズキ株式会社と技術提携によりスズキ二輪車の生産を行っている会社です。

- 石 岩社長と大いに語りあいました。

- 「アドレスV125Gのエンジンの故郷」大長江本社を多くの見送りの中、出発しました。さあ、ここから長い旅のスタートです。
江門から佛山へと切れ目なく市街地が続き、それがさらに広州へと続いている。中国ではバイクでの大都市乗り入れが禁止されているため、広州の中心地が近づくと大回りをしながら国道324号に出るルートを取った。この道は福建省の福州から広州を経由し、雲南省の昆明に至る全長2,600キロに及ぶ国道だ。夕刻の交通ラッシュをたっぷり体験し、すっかり陽も暮れた頃、広州郊外の夢崗にある「紅橋賓館」に到着した。

- 順調に走り出したが...。

- 途中、粉塵を防ぐため口元にスカーフを巻く。

- 国道324号はご覧の通り大渋滞。

- 広州目指して快走中の賀曽利氏とアドレスV125G。

- 地図を見ながらルート確認。「中国はやっぱり広いなあ」。

- 途中で発見したバイクショップ。日本とちょっと違う?(同行者撮影)

- ラッシュ前の静寂した夢崗の町並み。ピーク時は車で埋め尽くされます。

- 無事、本日のお宿「紅橋賓館」に到着。
賀曽利のひとことコラム 【第1回】
広州の周辺では、すさまじいばかりの
交通ラッシュをたっぷりと体験したが、
そこはスリムで軽快な「通勤特急」の
アドレスV125Gだから、空いている道を選んで
走り抜けていく。じつに頼もしい!!夕日が落ちかかるころ広州郊外の夢崗に到着。ニュータウンの高層住宅街の一角にある「紅橋賓館」に泊まった。
「相棒よ、また明日も頼むぞ!!」
さー、楽しみな夕食。「広州→上海」では、徹底的に中国を食べ歩くつもりなのだ。夜の町を歩き、ホテル近くのレストランに入る。麺と鍋、水餃子を食べる。ところでオーダーした麺は小麦粉ではなく、イモ粉からつくったもの。中国では麺といえば小麦粉からつくるものなので、正しくは麺とはいわない。つまり、材料に小麦粉を使用することが麺の大事な条件という事です。日本では材料に関わらず、形状で麺と判断する場合が多いが、日本と中国では「麺」の意味が違うのだ。イモ粉の「麺」をすすりながら、日本と中国の文化の違いを感じとるのだった。

- 夕食を食べたレストラン

- 定番の水餃子

- あつあつの鍋料理

- イモ粉の麺
(上)ナンバープレート。これは携行用のナンバープレートでアドレスV125Gのテールボックスの中に入れておいた。「臨時入境」とあるように、期間限定、走行ルート限定のものだ。中国では国際登録ナンバーは通用しない。(中)通行許可証。これには所有者名、二輪車、メーカー名、積載量の制限、乗車定員の制限、許可された走行ルートが書かれている。(下)運転免許証。中国はジュネーブ条約の加盟国ではないので、国際免許証は通用しない。そこで中国の免許証を取らなくてはならない。これはバイクでの走行を許可された日数内の期間限定の免許証。表面には写真が貼られ、名前と性別、国籍、有効期間などが書かれている。裏面には中国語と英語で中国内での走行の注意点、たとえばポリスチェックの時は止まるようにといったことが書かれている。
※中国国内におけるオートバイ走行は各地により制限があり事前の許可が必要です。賀曽利 隆氏は当企画実現のために期間限定の走行許可を申請し、走行許可証、ナンバープレートと中国国内で走行できる期間限定の免許証を取得し、それらを携行して走行を行いました。ナンバープレートは携行用のため車体には取り付けておりません。









