Menu
●日時/2019年8月4日(日)10:00~12:30 ●会場/鳥取県八頭郡八頭町 船岡竹林公園 ●主催/隼駅を守る会
隼に乗って隼へ行こう!
夏の恒例イベント「隼駅まつり」が盛大に開催され、昨年を上回る2300台、2700名の参加者で賑わう。
昨年10周年を迎えた「隼駅まつり」が、11年目の今年はさらに多くの隼オーナーと隼ファンの皆様が全国から結集して、夏空の下、隼を通じた大交流イベントとなりました。

朝、会場の船岡竹林公園に到着したライダー達が、スタッフの誘導を受けて続々と入場、駐輪スペースを埋め尽くしていきます。配布された隼オリジナルスタンドホルダーで車体は安定です。ロングツーリングも得意な隼だけあって日本全国各地のナンバーが見られ、ぎっしり並んだ駐輪場は壮観そのものです。

スズキブースには限定340枚の「隼オリジナルTシャツ」、限定340個の「オリジナルキャップ」を購入しようというライダー達の長い列ができました。暑さ対策に設置された大型ミスト扇風機が始動し、受付では参加賞の隼ステッカーや隼ロゴ入りせんべいが、スズキブースではロックアイスが配布されるうちに、いよいよイベントのオープニングとなりました。開会式では「隼駅を守る会」の西村昭二会長、八頭町の吉田英人町長を始めイベント開催に尽力くださる方々からのご挨拶があり、続いて株式会社スズキ二輪の濱本英信社長も皆様に感謝と祝福の言葉を述べました。
開会式後に1回目の集合写真撮影と「隼」人文字のドローン撮影がおこなわれた後、隼駅まつりならではの多彩なプログラムが始まります。ゲストライダーのステージは、日本人初の世界耐久選手権チャンピオンで現在スズキ北川ライディングスクールを主催する北川圭一さんと、スズキMotoGPマシンGSX-RRの開発ライダーであり、全日本ロードレース選手権ではTK SUZUKI BLUE MAXから参戦中の津田拓也さん2人によるトークショーです。隼オーナーでこの日も京都から自走してきた北川さんが愛車の魅力について熱く語ると、津田さんは全日本ロードレースや鈴鹿8時間耐久レースでのエピソードなどを披露、さらにお2人による公道走行時のアドバイスなど貴重な内容ばかりで、皆さん熱心に聞き入っていました。

続いてステージでは隼地区婦人会による隼音頭の踊り、郡家中北連による唄と舞いの地元芸能が披露され、駐車場では鳥取県警交通機動隊による白バイ交通安全教室が開催されるなど、充実のプログラムが続きます。広場ではバイク関連企業と地元企業のブース、地域特産品や飲食のブースも並び、順に訪ねて歩くのも楽しい時間です。そして今年は新たに鳥取西高校の生徒有志による「わったいな」プロジェクトが始まりました。「わったいな」とは地元の言葉で「凄い、素晴らしい」の意味があり、これを合言葉に隼駅まつりを世界に動画発信します。
会場のあちこちでライダー同士や、ライダーと地元の方々が和やかに交流します。一度に多くの隼が見られ、隼ファンの仲間が増えるのも隼駅まつりの大きな魅力の一つです。

毎年参加しているリピーターの方から、念願の初参加を果たした方、いつかは隼に乗りたいと憧れている方まで、皆さん隼への熱い思いは共通です。北川さん、津田さんも参加者の皆様と気軽に話をしたり写真を撮るなど、会場は暑さの中にもほのぼのとリラックスした雰囲気が広がります。

2回目の集合写真撮影が終わると、最後のプログラムはライダー交流会です。「遠くから来たもんで賞」では北海道と九州からのライダーが、「私が一番元気だぞ賞」は男女各1名のベテランライダーが受賞してステージに上がり、大きな拍手に包まれました。続いてビンゴ大会、北川さんと津田さんとのじゃんけん大会も賑やかに盛り上がり、豪華な賞品の数々に会場は最後まで熱気にあふれて、第11回隼駅まつりは終了しました。スタッフ達が手を振りお見送りをする中、2300台で共有した思い出を胸に再び走り出すライダー達。来年もまた隼駅まつりでお会いしましょう。
イベントの前後にライダー達が必ず立ち寄る場所が、隼駅まつり発祥の地でもある若桜鉄道の「隼」駅です。1929年建築で国の登録有形文化財にもなっている小さな駅舎はノスタルジックな佇まいを見せて、駅前広場では駅舎をバックに記念撮影をするライダー達の長い列ができました。11年前の夏、この駅前に集まった7台の隼をきっかけとして誕生した隼駅まつりだけに、まさに隼駅は隼ライダーの聖地。11年の間には飲食や宿泊の施設も駅の近くに新設されて、ライダー達を歓迎してくれます。時おり発着する隼ラッピング列車を間近に眺めたり、駅舎脇のベンチで休憩しながらゆっくり過ごす時間は、ライダー達のかけがえのないひとときとなっています。