●日時/2018年8月5日(日)10:30~13:30 ●会場/鳥取県八頭郡八頭町 船岡竹林公園 ●主催/隼駅を守る会
走ろう、隼の聖地へ! 夏の恒例イベント『隼駅まつり』の記念すべき第10回目が開催。
過去最高の参加台数2000台!2500名の参加者で会場が熱気であふれる
10年前、若桜鉄道・隼駅前に7台の隼が集結したことから誕生したこのイベントは、毎年参加台数を更新しながら一大人気イベントとして成長し、昨年は1600台を超え、そして10年目の今年は2000台、2500名の来場者を迎えて、会場はさらなる熱気にあふれました。

イベント前の隼駅は、1929年建築の雰囲気あふれる木造駅舎をバックに記念撮影をするライダー達の長い列ができました。スタッフにシャッターを押してもらい、さらにバイクと駅舎を撮り終えたライダー達は、会場の船岡竹林公園へと向かいます。会場の駐輪スペースでは、参加特典のひとつである『隼オリジナルスタンドホルダー』を受け取り、車体も安定です。毎年カラーが変わるこのスタンドホルダー、今年はレッドカラーでした。ぎっしり並んだ隼は日本全国各地のナンバーで実に賑やか、リピーター参加はもちろん、第10回の記念にと初参加したライダーも多かったようです。
受付では、オリジナル隼ステッカーやポスター、隼の文字入り『特製隼せんべい』や鳥取県産の西条柿が無料配布されました。スズキブースでは、7月の豪雨災害の義援金を募るとともに、猛暑日に嬉しいロックアイスが無料配布され、『隼オリジナルTシャツ』限定340枚、『オリジナルキャップ』限定340個を販売、朝から長い列ができ、いずれも午前中に完売する人気でした。暑さ対策に設置されたミスト付き扇風機も、35度超えの暑さの中で大活躍です。ステージ前には隼2台が展示され、出展エリアでは、ダンロップ、ブリヂストンのPRブースのほか、隼切手シート(2018年バージョン)や鉄道グッズ、Tシャツなどオリジナル商品の販売、給油割引券の配布、鳥取県交通機動隊による白バイ展示などもおこなわれました。鳥取グルメの飲食ブースも並び、ランチの楽しみも広がります。
「隼駅を守る会」 西村昭二会長のご挨拶で開会したオープニングステージでは、会場に駆けつけたスズキ株式会社 鈴木俊宏社長も皆様に感謝と祝福の言葉を述べました。さらに鈴木社長は、株式会社スズキ二輪の濱本社長と共に駐輪スペースを訪れ、バイク談義や写真撮影などでライダー達と交流しました。
集合写真撮影、『隼』人文字のドローン撮影の後、ステージではライダートークショーのスタートです。 豪華なゲストは、日本人初の世界耐久選手権チャンピオンで、現在スズキ北川ライディングスクールを主催している北川圭一さんと、ヨシムラスズキMOTULレーシングの現役エースライダー津田拓也さん。愛車の隼で京都から自走してきた北川さんが隼の魅力を熱く語ると、隼駅まつり初来場の津田さんも会場の『隼愛』に感動したとコメント。さらに話題はレースやトレーニングのこと、公道走行時のアドバイスなど、2人の貴重なトークに皆さんとても熱心に聞き入っていました。

続いて地元の皆様によるステージパフォーマンスがおこなわれました。八頭高校の生徒達による迫力の書道パフォーマンス、鳥取大学ダンス部の若さはじける笑顔のダンス、郡家中北連の華麗な唄と舞い、隼地区婦人会による隼音頭の踊りなど、個性的なパフォーマンスの数々にライダー達も暑さを忘れて惹き込まれていました。
プログラムの最後はライダー交流会です。『遠くから来たもんで賞』は北海道と九州からのライダーが受賞、『私が一番元気だぞ賞』は男女各1名のベテランライダーが受賞しました。さらに豪華賞品のビンゴ大会、北川さんと津田さんとのジャンケン大会と続いた会場は最後まで熱気にあふれて、第10回隼駅まつりは終了しました。スタッフからのお見送りを受けて再び走り出すライダー達。来年も再び隼駅まつりでお会いしましょう。