第1回隼駅まつり

「ようこそ八頭町へ、隼ライダーの方々を歓迎いたします!」開会セレモニーでの来賓挨拶の後、旧七夕の飾りつけが施された駅前では、樽太鼓や西谷傘踊りなどの郷土芸能が披露され、また出店ブースでは、地元で採れる野菜や米、地酒「隼えき」も販売されました。スズキ特設ブースでは、隼駅をはじめ隼が名前に入る神社や橋、隼が見られる動物園などの全国隼マップの入ったオリジナルうちわも配られ、好評でした。

イベントトラックと配布のオリジナルうちわにプリントされた、全国隼マップ。
(右)イベントトラックと配布のオリジナルうちわにプリントされた、全国隼マップ。名前に隼が入る神社や橋、隼が見られる動物園など情報満載で、全国隼めぐりのツーリングに行きたくなってしまいます。
勇壮な「樽太鼓」を披露する地元の皆さん。
勇壮な「樽太鼓」を披露する地元の皆さん。この日のために練習を積んだのだそうです。西谷傘踊り保存会の皆さんによる傘踊など、歴史と伝統の郷土芸能に和みました。
会場の駅前には、「地酒・隼えき」「造り酒屋のおせんべい」「隼の米・コシヒカリ」など地元の特産品を販売する出店が並び、参加者のよいおみやげになっていました。
会場の駅前には、「地酒・隼えき」「造り酒屋のおせんべい」「隼の米・コシヒカリ」など地元の特産品を販売する出店が並び、参加者のよいおみやげになっていました。

さらに参加者、関係者全員で駅の向い側にある隼小学校の校庭へ移動、人文字とバイク文字で『隼 八・八』を描き、ラジコン撮影による空からの記念撮影をおこなったのも、参加者にとって大変嬉しい演出です。きれいに並べられた200台の隼が、強烈な太陽の照りかえしに輝き、真夏の灼熱の中、空を飛ぶラジコンに向かい大きく手を振る隼オーナー達。校庭の一角には『隼クイックメンテナンステント』が設置され、ツーリング途中の愛車の空気圧チェックやチェーン調整などの無料サービスもおこなわれました。

記念空撮写真のため、隼小学校の校庭に全員で描いた『隼・八・八』の人文字とバイク文字。
(上)記念空撮写真のため、隼小学校の校庭に全員で描いた『隼・八・八』の人文字とバイク文字。
このラジコン飛行機が空撮を行いました。
(右)このラジコン飛行機が空撮を行いました。

 そしてこの日、元世界耐久選手権2年連続チャンピオンの北川圭一さんも、自身の愛車、09年型HAYABUSA1300で京都から走ってきました。意外にも、ゲスト出演ではなく、いち隼オーナーとしての参加ということでしたが、やはり元世界チャンピオンだけにイベントトラックのステージ前へと招かれ、ト-クや抽選会などのファンサービスをおこないました。「このHAYABUSA1300には最初にアメリカで乗ったのですが、すぐにこれは絶対買おう!と決めました。スピードもバランスもスタイルも、すべてにおいて最高のバイクですね。また来年もぜひこのイベントに来たいです!」とコメントし、写真撮影や握手攻めに応じるなど、隼ファンとして交流を楽しんでいました。

昨年のこの日に集まった7台のうちの4台が今年も参加!
昨年のこの日に集まった7台のうちの4台が今年も参加! 「素晴らしい!」ということでステージに上がり、ミスターバイク誌の中尾社長より、隼オリジナルグッズが贈られました。
元世界耐久選手権2年連続チャンピオンの北川圭一さんが、隼オーナーとして京都から参加してくれました。
元世界耐久選手権2年連続チャンピオンの北川圭一さんが、隼オーナーとして京都から参加してくれました。
抽選会、ジャンケン大会で様々な賞品が大当たり。大きな木彫りのハヤブサが当たってMC原さんから贈呈、嬉しいやら恥ずかしいやら?
抽選会、ジャンケン大会で様々な賞品が大当たり。大きな木彫りのハヤブサが当たってMC原さんから贈呈、嬉しいやら恥ずかしいやら?
イベントMCを務めた原智美さんが着ているのは、隼駅のスタンプデザインのオリジナル浴衣。会場のあちこちから「可愛いー!」という歓声が聞こえていました。
イベントMCを務めた原智美さんが着ているのは、隼駅のスタンプデザインのオリジナル浴衣。会場のあちこちから「可愛いー!」という歓声が聞こえていました。

参加した隼オーナー達もまた、「こんなにたくさんの隼が集まるのは初めての経験でとても楽しい。これからも毎年の夏の恒例イベントになればいいと思う」「我々隼ライダーの聖地として、この駅も若桜線もずっと存続して欲しい」といった熱いメッセージを残し、地元の人々の見送りを受けながら、東へ西へと、隼駅をあとにしたのでした。

「隼駅まつり」参加者のコメント
●来年も来ます。この祭りを盛り上げてください。(島根県、30代男性)
●地元の町おこしにも繋がって大変興味深いです。ずっとSUZUKIファン!息子(次男)の名前は隼(シュウ)です。(大阪府、30代男性)
●毎年隼祭りしましょう!!(鳥取県、30代男性)
●隼イベントをもっとたくさん企画してください。(富山県、50代男性)
●隼まつりを是非続けてください!(千葉県、30代男性)

他、大勢の皆様より、暖かいコメントを多数いただきました。
ご来場いただきました皆様、ありがとうございました。

全国から集まった隼ライダーは200台。スズキ隼の魅力を再発見し、若桜鉄道隼駅と地元の発展を祈り、また来年のこの日もきっとみんなでここに集まることを願って、第1回隼駅まつりは幕を閉じました。

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