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隼駅まつり2017
●日時:2017年8月6日(日曜日)10:30~13:30 ●会場:鳥取県八頭郡八頭町 船岡竹林公園 ●主催:隼駅を守る会
「第9回隼駅まつり」(若桜鉄道「隼駅を守る会」主催)が8月6日(日)、鳥取県八頭町の船岡竹林公園で開催されました。昨年同様1,600台のバイクが集結。台風5号の影響により九州・四国方面からの来場者が減ったにもかかわらず1,800名の来場者で会場は熱気にあふれました。
第9回隼駅まつり
36.8度を超える猛暑日の中、今年も北は室蘭、南は熊本までの全国各地から、隼ライダーが訪れました。駐輪場の入口では、車両の駐車時に使用できる2017年カラーのブルーをイメージした隼のロゴ入り特製サイドスタンドホルダーが準備され、無料で配布されました。

参加受付では、鳥取市の老舗お菓子屋さんの「隼駅まつり特製せんべい」が参加者全員に配布されました。そして、いよいよ10時30分には「隼駅まつり」がスタート!

「聖地」と呼ぶにふさわしい風景の中、恒例となったライダーたちによる「隼」人文字の空中撮影、交通安全教室や隼音頭などのステージイベント、じゃんけん大会など、さまざまなイベントが企画される中、スズキもブースを出展し、隼の車両展示、隼ロゴ入りオリジナルグッズの販売や来場記念品の配布などを実施しました。そして、暑さ対策で設置されたミスト付き扇風機は、猛暑と熱気あふれる会場の中で、憩いの場を提供していました。
第9回隼駅まつり
隼駅を守る会の西村会長は「今年も猛暑の中、全国各地から隼のライダーに来ていただき本当にありがたく思います。今日ここに集まっていただいた参加者全員が、イベントを存分に楽しんで、無事に自宅に着くことを希望しています。そして、来年は隼駅まつりも10回を数えることになります。隼駅と地域がさらに活性化し、今後も全国に隼駅の魅力を発信したいと思います。」と語っていました。
2017年7月九州北部豪雨災害 義援金振込み報告 2017年7月九州北部豪雨災害 振込用紙

第9回隼駅まつり会場内で2017年7月九州北部豪雨災害の義援金募金箱を設置させていただきました。多くの皆様より186,523円のご協力をいただき、日本赤十字に寄付させていただきました。皆様のご協力、誠にありがとうございました。
隼駅まつり 隼駅まつり

二輪専門誌が平成20年8月6日発売の9月号で「8月8日はハサブサの日。隼オーナーは隼駅に集合!」と呼びかけたところ、発売からわずか2日、しかも金曜日の昼間にもかかわらず、県外から7台の「隼」が集結したのがきっかけとなり、翌年から「隼駅を守る会」(会長/西村昭二さん)が主催となり、地域の活性化を図ろうと「隼駅まつり」が開催されました。

その後も二輪専門誌やSNS等で広がりをみせ、今では多くのライダーが集まる、年に一度の大イベントとなっています。
若桜鉄道 若桜鉄道

若桜鉄道若桜線はJR因美線の郡家駅と若桜駅を結ぶ9駅、19.2km。JRと相互乗り入れを行っており鳥取駅まで乗り入れています。

1930年(昭和5年)に全線が開通。林業の衰退などから廃線の危機を迎えますが、地元の乗車運動などで乗り越え、1987年(昭和62年)第三セクター若桜鉄道(株)に引き継がれました。赤字路線だった旧国鉄時代に、大規模な改修が行われなかった駅舎や橋梁、SL関連施設などが開通当時の状態で残ったため、2008年(平成20年)に日本で初めて沿線の鉄道関連23施設が一括して登録有形文化財に登録されました。

そして、2016年3月20日に隼の走行シーンがラッピングされた車両が1基導入されました。隼ラッピング列車は、以降3年間の予定で運行されます。
隼駅 隼駅

隼駅は、鳥取県八頭郡八頭町の若桜鉄道にあり、若桜方面に向かって右側に単式1面1線のホームを持つ駅です。

駅本屋およびプラットホームは1929年(昭和4年)の建築であり、2008年(平成20年)には国の登録有形文化財に登録されました。

2015年(平成27年)の8月には、隼駅前に昭和の景観に合わせて丸型郵便ポストが設置されました。