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隼駅まつり2016
●日時:2016年8月7日(日曜日)10:30~13:30 ●会場:鳥取県八頭郡八頭町 船岡竹林公園 ●主催:隼駅を守る会
東日本大震災 義援金振込み報告
第8回隼駅まつり会場内で東日本大震災の義援金募金箱を設置させていただきました。多くの皆様より208,194円のご協力をいただき、日本赤十字に寄付させていただきました。皆様のご協力、誠にありがとうございました。
「第8回隼駅まつり」(若桜鉄道「隼駅を守る会」主催)が8月7日(日)、鳥取県八頭町の船岡竹林公園で開催されました。全国で2番目となった38.1度を記録した猛暑日の中、今年も北は札幌、南は鹿児島までの全国各地から、過去最高1,600台が集結、2,300名の来場者でおおいに盛り上がりました。
10時30分からの開会式に先立ち、船岡竹林公園トイレ竣工式が執り行われました。この施設は、第3回から「隼駅まつり」の会場として使用されている「船岡竹林公園」を地域活性化の重要拠点として整備していくという八頭町の計画を受けて、スズキ株式会社が協力し、整備されました。
隼駅まつり2016
そして、10時30分より隼駅まつりがスタート!過去最高1,600台を超える「隼」がずらりと並んだ駐輪場。まさに「聖地」と呼ぶにふさわしいその風景の中、集まった隼ライダーたちはお互いに交流を深めていました。恒例となったライダーたちによる「隼」人文字の空中撮影、交通安全教室や隼音頭などのステージイベント、じゃんけん大会など、さまざまなイベントが企画される中、スズキもブースを出展し、隼の車両展示、オリジナルグッズの販売や来場記念品の配布などを実施しました。また、隼ライダーに隼ロゴ入りパン500個がサプライズで準備され、配布された隼ライダーにおおいに喜ばれていました。
隼駅まつり2016
西村会長は「今年も猛暑の中、全国各地から、過去最多となるライダーに来ていただき本当にありがたく思います。今年は隼ラッピング列車が運行したり、船岡竹林公園内のトイレをスズキ株式会社様より寄贈いただくなど、隼駅をとりまく環境も、大きく変化しています。隼駅と地域がさらに活性化し、今後も全国に隼駅の魅力を発信したいと思います。」と語っていました。
   
 
隼駅まつり 隼駅まつり

二輪専門誌が平成20年8月6日発売の9月号で「8月8日はハサブサの日。隼オーナーは隼駅に集合!」と呼びかけたところ、発売からわずか2日、しかも金曜日の昼間にもかかわらず、県外から7台の「隼」が集結したのがきっかけとなり、翌年から「隼駅を守る会」(会長/西村昭二さん)が主催となり、地域の活性化を図ろうと「隼駅まつり」が開催されました。

その後も二輪専門誌やSNS等で広がりをみせ、今では多くのライダーが集まる、年に一度の大イベントとなっています。
若桜鉄道 若桜鉄道

若桜鉄道若桜線はJR因美線の郡家駅と若桜駅を結ぶ9駅、19.2km。JRと相互乗り入れを行っており鳥取駅まで乗り入れています。

1930年(昭和5年)に全線が開通。林業の衰退などから廃線の危機を迎えますが、地元の乗車運動などで乗り越え、1987年(昭和62年)第三セクター若桜鉄道(株)に引き継がれました。赤字路線だった旧国鉄時代に、大規模な改修が行われなかった駅舎や橋梁、SL関連施設などが開通当時の状態で残ったため、2008年(平成20年)に日本で初めて沿線の鉄道関連23施設が一括して登録有形文化財に登録されました。

そして、2016年3月20日に隼の走行シーンがラッピングされた車両が1基導入されました。隼ラッピング列車は、以降3年間の予定で運行されます。
隼駅 隼駅

隼駅は、鳥取県八頭郡八頭町の若桜鉄道にあり、若桜方面に向かって右側に単式1面1線のホームを持つ駅です。

駅本屋およびプラットホームは1929年(昭和4年)の建築であり、2008年(平成20年)には国の登録有形文化財に登録されました。

2015年(平成27年)の8月には、隼駅前に昭和の景観に合わせて丸型郵便ポストが設置されました。