「旅の思い出にプロの味付け」 松村満の「カメラ講座」 収納と清掃と三脚

収納と清掃と三脚

最近はデジカメの普及によって、フィルムではなく記録メディアが必要となりますよね。例えば、ツーリングや旅に出るとなったときに、記録メディアをたくさん持っていったとします。
そうすると一番分かりづらいのが、撮影済みメディアの判別。
「あれっ?どっちだっけ?」なんてことにもなりかねません。
今回の賀曽利氏の旅は、特に撮影が多い旅でもあったため、たくさんの記録メディアを持っていくことになります。

まずは記録メディアの収納に便利なグッズをご紹介します。
HAKUBA カラーメディアケース クリア W SD(SDカード用)、
HAKUBA カラーメディアケース クリア W CF(コンパクトフラッシュ用)。

下向きは撮影済み
下向きは撮影済み
裏向きは完全撮影済み
裏向きは完全撮影済み
バッテリーも裏向きは完全使用済み とすれば見分けられます
バッテリーも裏向きは完全使用済みとすれば見分けられます

ヒント:記録メディアやバッテリーには、複数持って行く場合はナンバリングしておくととっても便利です。

整理方法にもちょっとしたコツがあります。未撮影、撮影済みメディアを一目で見分ける天地裏面収納。上向きは未撮影、下向きは撮影済み、裏面は完全撮影済みというように収納方向を決めておくと、メディアチェンジにおけるトラブルも回避できますよ。メディアにナンバリングしておくことでシーンやテーマごとの使い分けもでき、画像を探すときに便利です。 同様にバッテリーにもナンバリングをして、判別しやすい決まり事をつくることで、使用済みかどうかの判別ができます。

清掃グッズは、セーム皮、レンズペン2種類、シリコンブロアーCPがあれば、ひとまず安心。

【シリコンブロアーCPの紹介】

【シリコンブロアーCP】
ゴム臭を大幅軽減させたHAKUBAシリコンブロアーCPは握るのにも適度な大きさ。必要最低限の噴射力があります。
ブロアー使用時の注意点は、重力に逆らわず、ゴミを落下させたい位置に向かって注意深く吹くこと。たったこれだけで、レンズ等に付着したゴミやほこりを落とすことができます。落としきれないゴミは、セーム皮で軽くぬぐい取ります。

【撥水フィルターの紹介】

【撥水フィルター】
レンズの表面は絶対に触れてはならないデリケートな部分なんですよ。そこで、野外での撮影では撥水フィルターの装着をおすすめいたします。水をはじき、ゴミやほこりの付着をブロアーで簡単に吹き飛ばせる所が撥水フィルターの特徴。お寺の撮影では、お線香の煙や砂ぼこりが多いため、撥水フィルターを装着すると良いですね。フィルターを装着していても、微細なゴミやほこりはフィルター内側やレンズ表面に付着してしまいます。光の乱反射を防ぐため、レンズやフィルターは、きれいな状態を保ちましょう。

【セーム皮とレンズペンの紹介】

【セーム皮とレンズペン】
セーム皮は、フィルターに付着した汚れを拭き取ったりすることもできるオールマイティなグッズです。レンズペンは、黒いセーム皮のヘッドチップと、油分を取り込むカーボンコンパウンドで、付着した指紋を拭き取るレンズクリーナーです。カメラレンズの球面にフィットするヘッドチップが特徴のレンズペンと、デジカメの液晶パネルやフィルターなどの平面にフィットし、角が使える (三角形状ヘッドチップの) レンズペン・デジクリアの2種類があります。

カメラアーマーと、ルフト ハートフォード Sサイズ カメラバッグの紹介。

【カメラアーマー】

【カメラアーマー】
賀曽利さんのD60に、カメラアーマー(D60用)を装着しました。ゴム製で、輸送時のショック吸収や、傷防止に貢献する優れもの。ぶつけやすいペンタプリズム部や底面には、黒パーマセル(写真用マスキングテープ)で保護しています。
  • 【カメラバッグ】
  • 【カメラバッグ】
【ルフト ハートフォード Sサイズ カメラバッグ】
このバッグは、カメラをすぐに取り出せることが特徴。GIVI E260 トップケースMICRO2(容量:26L)に収納できる点が魅力的ですよね。
バイクで移動する際は、カメラをほこりから守るため、きれいなビニール袋で包み、カメラバッグへ収納することをおすすめします。また、カメラは適温適湿の環境を好むので、輸送時以外はビニール袋から出し換気をしましょう。

■三脚の選び方

三脚は、一本あれば万能に使えるわけでもありません。用途に合うものを選びましょう。今回は、賀曽利さんのバイク旅に持っていける大きさ (縮長は、35cm以下で、GIVI E260 トップケース MICRO2に入ること) が前提で、価格を抑えた信頼性の高い製品という条件で選びました。

【BENRO(ベンロ)アルミトラベルプロ A-069m8+B-00】

【BENRO(ベンロ)アルミトラベルプロ A-069m8+B-00】
トラベル三脚独特の折りたたみ方法で、縮長:約34cmと短い。
伸高:約1m30cm

レンズを向ける方向に三脚の脚を一本出しておく構え方が基本です。レンズの自重や風などの影響も考えて、三脚を被写体方向に倒さないよう心がけます。滑りやすい路面で使用する際は、センターポール下部のフックに (三脚が倒れない重量の) カメラバッグや岩石などを路面に接地した状態で吊るし、三脚の転倒を防ぎます。ロープを常備すると良いかも知れません。今回紹介した三脚には、脚の先端に金属製スパイク(石突 いしづき)が装備されていませんので、三脚選びの際、ご注意くださいね。ほかの魅力は、立派なキャリングケースと、滑らかな動きの自由雲台が付属されていることと、クイックプレートの汎用性が高い点でしょう。

2回目のカメラ講座はいかがでしたか?それでは、次回をお楽しみに!!