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2017-2018 FIM 世界耐久選手権 第41回 鈴鹿8時間耐久ロードレース
2018.07.28
TOP10トライアルレポート
TOP10トライアルで#12ヨシムラが5番手。#95エスパルスが6番手。
明日の決勝を好位置からスタート。
鈴鹿8耐決勝の前日に行われる様々なイベントは、台風12号の影響によりその多くが中止となった。

27日に行われた公式予選で総合10番手までに入ったチームが最終グリッドをかけて行われるTOP10トライアルは、1周のみのタイムアタックを1人ずつ行っていく予選方法で、耐久レースの戦いとは異なる渾身のアタックを見ることが出来るので人気が高い。しかしいつ雨が降り出すか分からなく、コースコンディションの不良が予想されるため、残念ながら40分間の計時予選に変更された。1台のマシンを各チームに登録されたライダー、誰が走行しても良いという方法がとられることとなった。

15時30分より上位10チームのみがコース上を走行開始した。昨日の予選では60台以上のマシンがコース上に走行しており、またタイム差も大きいためなかなか思い通りのタイムアタックが出来ない状況がみられたが、速いライダーとマシンのみで行われることから、どんなタイムが叩き出されるのか、期待が膨らんだ。

スズキからは暫定順位4番手の#12 ヨシムラスズキMOTULレーシング(以下ヨシムラ)と暫定6番手の#95 S-PULSE DREAM RACING・IAI(以下エスパルス)が出走。

コースオープンとなると、ヨシムラからはブラッドリー・レイが登場。計測2周目で2'06.642のタイムを叩き出し、いきなりトップに躍り出る。その後、続々とライダー交代がされ、ヨシムラを上回るチームが出てくる。ヨシムラは津田拓也にタイムアタックを託すが、シケインのブレーキングで転倒。セッション半ばでヨシムラは走行中止を余儀なくされてしまう。

一方、エスパルスは渡辺一樹が出走。1周のみの計測で2'07.781を記録。その後、トミー・ブライドウェルにライダーを交代するが、チームベストを更新することが出来ず、再度渡辺にライダー交代をする。走行終了のタイミングで渾身のアタックを行い、2'06.756を記録した。

最終的に、ヨシムラが5番手。エスパルスが6番手を獲得。これにより、日曜日の決勝グリッドがすべて確定となった。

#12 ヨシムラスズキMOTULレーシング ブラッドリー・レイ
「昨日から1秒もラップタイムを縮められたんだから、とてもハッピーだよ。出来る限りのことをして、全力でプッシュしたよ。決勝に向けてはあと少しフロント周りの安心感が欲しいかな。それからタイヤが減ってきた時のスピニングがちょっと大きいんだ。でも、ヨシムラはプロフェッショナルの集団だから、なんとか出来ると思うよ。信頼するチームのみんなと表彰台に乗りたいね。」
#12 ヨシムラスズキMOTULレーシング 津田 拓也
「マシンの確認をして、フレッシュタイヤを投入してから、タイムアタックをする予定だったのですが、その前に転倒してしまったので悔しいし残念です。3人で乗る中で、シフトペダルの位置が違うんですね。ちょっと違和感があったのですが、それでギア抜けを起こしてしまって転倒につながってしまいました。でも、決勝中に起こっていたら大変でしたから、前向きに考えて、3人で上手くアジャストしていきたいと思います。」
#12 ヨシムラスズキMOTULレーシング 加藤 陽平 監督
「タイヤは予選用のものではなく、決勝で使う予定のものを使いましたが、ブラッドリーは期待通りの走りを見せてくれました。本当は拓也にもアタックさせてあげたかったので、転倒はちょっと残念でしたが、決勝に向けては昨日も言っている通り、順調です。周りの速さに惑わされず、しっかり状況に対応して決勝を戦っていきたいと思います。」
#95 S-PULSE DREAM RACING・IAI 渡辺 一樹
「最初のアタックは決勝用の確認も兼ねていたのですが、2回目のアタックはちょっと軟らかめのタイヤを履いて105%でプッシュしました。3回ほど転びそうになりながらも何とかうまくまとめられたので良かったです。マシンの持っているポテンシャルはある程度発揮できたと思っています。チームも喜んでくれて、とてもモチベーションが高いです。あとは逆に気を引き締めて決勝を戦い抜きたいと思います。」
#95 S-PULSE DREAM RACING・IAI トミー・ブライドウェル
「昨日7秒台が出せたから、今日はもっと行けると思っていたんだけど、自分のアタック中にちょっとトラブルが出ちゃってね。それから昨日の転倒で指にも痛みがあったから、決勝に向けてあまり無理をしないことにしたんだ。まあ、ちょっと残念だったけど、その代わりに一樹がしっかりタイムを出してくれたから、チームとしてはとてもハッピーだよ。明日は3人ともコンスタントに走れるから、いい結果が出せると思っているよ。」
#95 S-PULSE DREAM RACING・IAI 吉田 志朗 監督
「2人とも頑張って走ってくれました。トミーは怪我の影響もあったのだと思いますが、しっかり走ってくれました。最後の渡辺選手の走りにも感激しました。明日に向けてチームはとてもいいムードですので、このままの調子でレースも頑張ります。」
PHOTO GALLERY
RESULT
2018年 鈴鹿8時間耐久ロードレース TOP10トライアル結果
順位ゼッケンクラスチーム名ライダーマシンベストタイム
1#11EWCKawasaki Team GREEN渡辺 一馬
Leon Haslam
Jonathan Rea
KAWASAKI2'05.403
2#33EWCRed Bull Honda with 日本郵便高橋 巧
中上 貴晶
Patrick Jacobsen
HONDA2'06.127
3#21EWCYAMAHA FACTORY RACING TEAM中須賀 克行
Alex Lowes
Michael van der Mark
YAMAHA2'06.170
4#634EWCMuSASHi RT HARC-PRO.Honda水野 涼
Dominique Aegerter
Randy De Puniet
HONDA2'06.177
5#12EWCヨシムラスズキMOTULレーシング津田 拓也
シルバン・ギントーリ
ブラッドリー・レイ
SUZUKI
GSX-R1000
2'06.642
6#95EWCS-PULSE DREAM RACING・IAI生形 秀之
トミー・ブライドウェル
渡辺 一樹
SUZUKI
GSX-R1000
2'06.756
7#090EWCau・テルル MotoUP RT秋吉 耕佑
長島 哲太
Isaac Vinales
HONDA2'07.246
8#7EWCYART-YAMAHABroc Parkes
Marvin Fritz
藤田 拓哉
YAMAHA2'07.387
9#19EWCKYB MORIWAKI MOTUL RACING清成 龍一
高橋 裕紀
Dan Linfoot
HONDA2'08.128
10#79EWCTeam SuP Dream Honda山口 辰也
岩戸 亮介
作本 輝介
HONDA2'08.200