マルチステージインダクションシステム

このシステムは、各シリンダーごとに1組ずつ設けられた長短2本のインテークマニホールド管をエンジン回転数に応じて使い分けることでエンジン性能の向上を図るものです。低回転時には、大きく曲がった長いマニホールド管を通して吸気する事により、燃焼の向上とローエンドトルクの増大に必要な新鮮な空気をより多く燃焼室に取り込んでいます。そして高回転時には、短くまっすぐで且つ抵抗が少ないマニホールド管より一気に大量の空気を燃焼室に取り込み体積効率を増大させ、出力を向上させています。

 

EPI(電子制御燃料噴射装置)

先進のマルチポイント・シーケンシャル採用のEPIシステム。エンジン内部の主要なポイントに置かれた各センサーからの情報はECM(エンジン・コントロール・モジュール)によって制御され、常に最適な燃料噴射を行います。このシステムにより、優れた燃費性能・始動性・スムーズな加速・俊敏なスロットルレスポンスを実現しました。

※ ECM=Engine Control Module(エンジンをコントロールするコンピューター)

タイミングチェーン

タイミングチェーンは船外機で初めてスズキが採用したシステム。カムシャフトの駆動にチェーンを用いることで、ベルト式に比べ耐久性をアップしています。また自動油圧式テンショナーにより適正なテンションを維持するため、メンテナンスフリーとなっています。

 

VVT(DF175のみ)

VVTは、刻々変化するエンジン負荷及びエンジン回転数に応じ、無段階で吸気バルブの開閉タイミングをコントロールすることにより、高回転域での最大出力を余裕を持って発揮しながら、低速域及び中速域におけるスムーズで強力なトルクを得ることができます。

※ VVT=Variable Valve Timing(可変バルブタイミング機構)

 

オフセットドライブシャフト

エンジンパワーヘッド部をより前方に配置し、重心を前方に出すことで操舵性を安定させ、エンジンのコンパクト化と振動の低減を高い次元で実現しています。

 

2ステージギアリダクション

オフセットドライブシャフトシステムに組合わされたこのシステムは、クランクシャフトとドライブシャフト間で一次減速、ギアケース内で二次減速を行う為、ギアケース内のギアを大型化する事無く、推進効率の高い大径プロペラを回転させることができる大きなトルクを得ることができます。